葛飾ゆかりの人 ま行

槇村 さとる

漫画家

MAKIMURA,SATORU (1956~)

槇村 さとる

[在住期間:1956~1976] 地区:亀有

現代女性を等身大の姿で描き出し、デビューから今日まで多くのファンを魅了し続けている。主な著作に『おいしい関係』、『イマジン』、『Real Clothes』など。

略歴

1956年
東京都葛飾区亀有に生まれ育つ。
1974年
「別冊マーガレット」に「白い記憶」が掲載されデビュー。
1978~80年
別冊マーガレットでフィギュアスケートを題材とした「愛のアランフェス」を連載。
10代を中心に多くのファンを獲得し、人気作家の仲間入りを果した。
その後も次々とヒット作を発表し、ジャズダンスを題材にした「ダンシング・ゼネレーション」はミュージカル化、ヒロインが一人前のシェフを目指して成長していく「おいしい関係」、対照的な母娘それぞれの恋愛描いた「イマジン」の二作品はテレビドラマ化された。
2008年
大手百貨店の婦人服売り場で働くヒロインの成長を描く「Real Clothes」(2009年現在連載中)で第12回[平成20年度] 文化庁メディア芸術祭 マンガ部門 優秀賞を受賞。同作品もテレビドラマ化。
現代女性を等身大の姿で描き出し、デビューから今日まで多くのファンを魅了し続ける作家である。

水谷 章三

児童文学作家

MIZUTANI,SHOUZO (1934~)

水谷 章三

[在住期間:1976~ ] 地区:西水元

作品は紙芝居の脚本や児童文学の著作が多い。優れた紙芝居作品におくられる“五山賞”を「ふうたのはなまつり」で受賞、「てつだいねこ」で再度受賞している。

略歴

1934年
北海道小樽市生まれ。小樽商科大学短期大学部を卒業。
葛飾区東金町にあった人形劇団“太郎座”を経て、児童向けのテレビ・ラジオの脚本を執筆した。
その後、松谷みよ子らとともに“日本民話の会”会員として民話の採訪、再話を行う。
作品には、紙芝居の脚本や児童文学の著作が数多い。
1994年
紙芝居「ふうたのはなまつり」で優れた紙芝居作品におくられる第32回[1993年度]五山賞を受賞。
2005年
紙芝居「てつだいねこ」で第43回[2004年度]五山賞の2度目の受賞をした。