葛飾ゆかりの人リスト
葛飾にゆかりのある作家、漫画家、芸術家のリストです。
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本リストのデータは2023年8月現在です。(敬称略あいうえお順)
氏名 | 氏名ヨミ | 肩書き | 説明 | 区内所蔵検索 |
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青木正美 | アオキ マサミ | 作家、古書店主 | 1933年~ 作家・古書店主。古書店を営みながら執筆活動を続ける。近代作家の肉筆の日記および書簡の蒐集にも取り組んでいる。葛飾区生まれ・在住。 | 区内所蔵検索 |
秋本治 | アキモト オサム | 漫画家 | 1952年~ 漫画家。1976年、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』でデビュー。同作は2016年に200巻で刊行終了、単一漫画シリーズとしてギネス世界記録に認定される。2012年葛飾区名誉区民。葛飾区生まれ・在住。 | 区内所蔵検索 |
あきやまただし | アキヤマ タダシ | 絵本作家 | 1964年~ 東京三鷹市生まれ。絵本作家。日本中で大人気となったNHK教育テレビのショートアニメ「パンツぱんくろう」の原作者。「まめうし」などの人気シリーズの絵本制作を行いながら全国各地を回り絵本ライブを開催。葛飾区元在住。 | 区内所蔵検索 |
石川逸子 | イシカワ イツコ | 詩人 | 1933年~ 詩人。詩集『狼・私たち』でH氏賞受賞。ミニコミ誌「ヒロシマ・ナガサキを考える」を発行。社会派女流詩人として活躍。葛飾区在住。 | 区内所蔵検索 |
岩田藤七 | イワタ トウシチ | ガラス工芸作家 | 1893年~1980年 東京都中央区生まれ。ガラス工芸家。1931年、工房の地、小菅村(現・葛飾区堀切)に岩田硝子製作所を設立。ガラス工芸を芸術の域まで高めた。「光の美」で日本芸術院賞受賞。 | 区内所蔵検索 |
岩田久利 | イワタ ヒサトシ | ガラス工芸作家 | 1925年~1994年 東京都新宿区生まれ。ガラス工芸家。父・岩田藤七の跡を継ぎ岩田硝子(葛飾区堀切)の社長に就任。父のガラス工芸をさらに進め、独自のガラス芸術の世界をつくる。紺綬褒章、芸術院賞受賞。 | 区内所蔵検索 |
いわままりこ | イワマ マリコ | 児童文学作家 | 1941年~ 北海道生まれ。児童文学作家。代表作『ネコがパンツをはいたなら』で日本児童文芸家協会新人賞受賞。子どもたちに親しみやすい児童文学作品を発表し続けている。1990年より葛飾区在住。 | 区内所蔵検索 |
大野義光 | オオノ ヨシミツ | 刀匠 | 1948年~ 新潟県新潟市生まれ。刀匠。吉原義人、荘二の下で修業し、1976年に独立、新潟に「大野義光鍛刀場」を設立。高松宮賞・文化長官賞を連続して受賞。1988年から無鑑査認定となる。葛飾区指定無形文化財に指定。葛飾区在住。 | 区内所蔵検索 |
大村能章 | オオムラ ノウショウ | 作曲家 | 1893年~1962年 山口県防府市生まれ。作曲家。「旅傘道中」「野崎小唄」「明治一代女」「同期の桜」など約8,000曲を作曲し、東海林太郎など多くの歌手を育成。1947年、日本音楽著作家組合を設立。1928年から1952年頃まで本田木根川町(現・葛飾区東四つ木)に住んでいた。 | 区内所蔵検索 |
岡本眸 | オカモト ヒトミ | 俳人 | 1928年~2018年 俳人。東京都江戸川区生まれ。現俳壇の女流俳人の第一人者。1980年、俳誌『朝』を主宰。1994年に紫綬褒章、1999年に勲四等宝冠章を受章。2007年『午後の椅子』で第41回蛇笏賞、毎日芸術賞受賞。1986年から葛飾区に住んでいた。 | 区内所蔵検索 |
落合信彦 | オチアイ ノブヒコ | ジャーナリスト、小説家 | 1942~ ジャーナリスト、小説家。東京浅草生まれ。1961年渡米、11年余の渡米生活後、経験や人脈を生かし「国際ジャーナリスト」として活躍。小説も多数執筆する。1945~1960年に葛飾区在住。 | 区内所蔵検索 |
加太こうじ | カタ コウジ | 評論家、紙芝居作家 | 1918年~1998年 東京都台東区生まれ。評論家、紙芝居作家。紙芝居「黄金バット」の二代目作者であり、戦後の紙芝居ブームで総元締め的役割を担った。紙芝居衰退の1960年代以降は評論活動に向かう。1941年頃より1998年まで東金町に在住。 | 区内所蔵検索 |
桂光春 | カツラ ミツハル | 彫金家 | 1871年~1962年 彫金家。彫金家の豊川光長に入門、彫金技術を学ぶ。作品は博覧会や展覧会に出品され、数多くの賞を受賞。1930年、ベルギーのリエージュ万国産業博覧会に出品した飾皿が大賞牌を受賞。1933年、シカゴ万国博に銀製宝石箱を出品し受賞。老齢のため葛飾区の自宅で死去。葛飾区生まれ・元在住。 | 区内所蔵検索 |
鴨下信一 | カモシタ シンイチ | 演出家、作家 | 1935年~2021年 東京生まれ。演出家、作家。TBSに入社後、数々の歴史に残る番組を演出した。演出家としての代表作に『岸辺のアルバム』、『ふぞろいの林檎たち』『女たちの忠臣蔵』など。作家としても活躍。1981年から葛飾区に住んでいた。 | 区内所蔵検索 |
加山又造 | カヤマ マタゾウ | 画家 | 1927年~2004年 京都市生まれ。画家。1949年日本美術学校(現・東京芸術大学美術学部)卒業後、葛飾区立四つ木中学校に美術の時間講師として勤務。1966年多摩美術大学日本画家教授、1987年東京芸術大学美術学部教授に就任。四つ木中学校に勤務した縁で1991年「葛飾区文化会館大ホールの緞帳の下絵「陽春」を製作する。 | 区内所蔵検索 |
木村大作 | キムラ ダイサク | 映画カメラマン、映画監督 | 1939年~ 東京生まれ。映画カメラマン・映画監督。撮影監督として代表作品『八甲田山』『復活の日』『火宅の人』『鉄道員』がある。2009年、初監督作品『剣岳 点の記』で日本アカデミー賞最優秀監督賞、2013年『北のカナリアたち』で日本アカデミー賞最優秀撮影賞を受賞する。2010年旭日小綬章を受賞。戦後しばらく葛飾区に住んでいた。 | 区内所蔵検索 |
木和村創爾郎 | キワムラ ソウジロウ | 木版画家 | 1900年~1973年 愛媛県松山市生まれ。木版画家。日本画を志すが、独学で版画に転向する。1960年、棟方志功らと日版会を創立する。フランスのル・サロン展で1970年から3年連続で銅賞、銀賞、金賞を受賞。1973年、葛飾区柴又で死去。同所に元在住。 | 区内所蔵検索 |
栗本薫 (中島梓) |
クリモト カオル ナカジマ アズサ |
小説家、エッセイスト | 1953年~2009年 小説家、エッセイスト。SF、ファンタジー、ホラー、ミステリー、時代・伝奇小説と幅広い分野で人気を博し、数々のベストセラー作品を生み出した。特に「グイン・サーガ」シリーズは100巻を超える大作。小説のみならず、文芸評論、ミュージカルの作詞・作曲・脚本・演出なども手がける。葛飾区生まれ、1953~1981年まで葛飾区在住。 | 区内所蔵検索 |
小林秀雄 | コバヤシ ヒデオ | 作曲家 | 1931年~2017年 作曲家。東京都世田谷区生まれ。東京芸術大学音楽作曲科卒。声楽作品(歌曲・合唱曲)を主に手掛ける。1961年NHK「みんなのうた」で「まっかな秋」など多くの作品の作曲や編曲を手がける。女声合唱組曲「三つの九州民謡によるコンポジション」が高い評価を受けた。独唱曲「落葉松」(混声・女声・男声合唱)が有名。1950年より一時期葛飾区に住んでいた。 | 区内所蔵検索 |
小堀進 | コボリ ススム | 洋画家 | 1904年~1975年 茨城県行方郡生まれ。洋画家。日本の四季を簡潔・明快に表現、日本の水彩画壇の第一人者として活躍。1940年水彩画の革新をめざし、新谷直之助、渡部菊治ら8名で水彩連盟を結成。1970年第1回日展出品作「初秋」で日本芸術院賞受賞。1974年、水彩画家で初の日本芸術院会員となる。50年勲三等瑞宝章受章。1929年より葛飾区に住んでいた。 | 区内所蔵検索 |
小宮康助 | コミヤ コウスケ | 染色家 | 1882年~1961年 染色家(江戸小紋)。東京府南葛飾郡(現・東京墨田区)生まれ。江戸時代から伝わる染の技法に近代染料を基にした「シゴキ」の技法を取り入れる。江戸小紋とは、小宮康助の人間国宝認定にあたり京小紋などと区別するためにつけられた名称。1929年、葛飾郡奥戸村(現・葛飾区西新小岩)に板場を移す。1930年、重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。1929年より板場が葛飾区西新小岩にあった。 | 区内所蔵検索 |
小宮康孝 | コミヤ ヤスタカ | 染色家 | 1924年~2017年 東京浅草生まれ。染色家(江戸小紋)。父康助の下で江戸小紋染めの修行・技術を受け継ぐとともに、染料や型地紙の改良に努める。1960年日本伝統工芸展に「江戸小紋・蔦」を出品、初入選。1978年「江戸小紋」の人間国宝に認定。1988年紫綬褒章、1998年勲四等旭日小綬章受賞。2012年葛飾区名誉区民。1929年より葛飾区に住んでいた。 | 区内所蔵検索 |
早乙女勝元 | サオトメ カツモト | 作家 | 1932年~2022年 作家。東京都足立区生まれ。東京大空襲やベトナム戦争をライフテーマに活動する。2002年から東京都江東区の東京大空襲・戦災資料センター館長に就任。1957~1973年まで葛飾区に住んでいた。 | 区内所蔵検索 |
さだまさし | サダ マサシ | シンガーソングライター、小説家 | 1952年~ シンガーソングライター、小説家。長崎県長崎市生まれ。長崎市から葛飾区内の中学校に編入。フォークデュオ「グレープ」を結成、「精霊流し」で日本レコード大賞作詞賞受賞。1976年からソロでデビュー。「関白宣言」「北の国から」「秋桜」などの多くのヒット作を出す。「解夏」「眉山」等、小説家としても活躍。1965~1967年まで葛飾区に住んでいた。 | 区内所蔵検索 |
佐野眞一 | サノ シンイチ | ノンフィクション作家、ジャーナリスト | 1947年~2022年 ノンフィクション作家、ジャーナリスト。出版社勤務後、フリーライターとなる。1997年『旅する巨人』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。葛飾区生まれ。1947~1980年まで葛飾区に住んでいた。 | 区内所蔵検索 |
清水幸太郎 | シミズ コウタロウ | 染色家 | 1897年~1988年 東京墨田区本所生まれ。父・初代松吉について型付を修業。1928年父が仕事場を四つ木に移す。洗練された仕事(追っ掛け型、微塵物、縞物)は業界から高く評価された。1952年、長板中形協会主催の技術協議会で金賞・銀賞を受賞する。1955年、重要無形文化財「長板中形」の保持者(人間国宝)認定。1964年、勲五等双光旭日章受章。1928年より1988年まで葛飾区四つ木に住んでいた。 | 区内所蔵検索 |
曽野綾子 | ソノ アヤコ | 作家 | 1931年~ 作家。『遠来の客たち』が芥川賞候補となり、23歳で文壇にデビュー。エッセイ『誰のために愛するか』が200万部のベストセラーとなる。ヴァチカン有効十字勲章、日本芸術院賞・恩寵賞、文化勲章等、受賞多数。葛飾区生まれ。1931~1934年まで葛飾区に住んでいた。 | 区内所蔵検索 |
高橋陽一 | タカハシ ヨウイチ | 漫画家 | 1960年~ 漫画家。1980年、サッカーを題材とした『キャプテン翼』でデビュー。同作はアニメ化され、サッカーブームの火付け役となる。2012年、葛飾区が『キャプテン翼』のイラストを「ふるさとナンバープレート」として使用。葛飾区生まれ。一時葛飾区に住んでいた。 | 区内所蔵検索 |
武宮正樹 | タケミヤ マサキ | 囲碁棋士 | 1951年~ 囲碁棋士。1976年、初の本因坊位獲得。本因坊通算6期、世界選手権2連覇、十段位3連覇と活躍。平成18年、公式戦1,000勝は史上8人目。「宇宙流」と呼ばれる独特の棋風で知られる。葛飾区出身(1966年に葛飾区立小松中学校を卒業)。 | 区内所蔵検索 |
つげ義春 | ツゲ ヨシハル | 漫画家 | 1937年~ 漫画家。1968年、前衛的でシュールな作品『ねじ式』を発表。若者の間で”つげブーム”を起こし、一躍漫画界の寵児となる。90年代には作品が映画化されるなど、漫画界にとどまらず、多分野に大きな影響を与えた。葛飾区生まれ。一時葛飾区に住んでいた。 | 区内所蔵検索 |
辻村益朗 | ツジムラ マスロウ | ブックデザイナー、絵本作家 | 1934年~ 愛知県岡崎市生まれ。ブックデザイナー、絵本作家。愛知学芸大学(現・教育大学)卒。木版や手動機で刷られた東西の絵入り本や写本の研究・蒐集でも知られる。葛飾区在住。 | 区内所蔵検索 |
豊田正子 | トヨダ マサコ | 小説家 | 1922年~2010年 小説家。東京都墨田区生まれ。小学生のとき書いた作文集『綴方教室』が大ベストセラーとなり、映画化もされる。その後は文学活動、執筆活動を行う。1947~1980年葛飾区に住んでいた。 | 区内所蔵検索 |
なぎら健壱 | ナギラ ケンイチ | フォークシンガー、タレント | 1952年~ 東京都中央区生まれ。フォークシンガー、タレント。デザイン研究所でデザインを学ぶ。1972年アルバム「万年床」でデビュー。役者・タレントとして活躍しながら、東京の下町文化に詳しく、関連した著作も多い。葛飾区に一時住んでいた(区内の小学校・中学校を卒業)。 | 区内所蔵検索 |
半村良 | ハンムラ リョウ | 小説家 | 1933年~2002年 小説家。1971年、出世作となる『石の血脈』を発表。「伝奇ロマン」「伝奇SF」と呼ばれるジャンルを開拓した。後の作家に大きな影響を与えた。後年は時代小説でも活躍した。小説「葛飾物語」は立石近辺が舞台。葛飾区生まれ。一時葛飾区に住んでいた。 | 区内所蔵検索 |
平櫛田中 | ヒラグシ デンチュウ | 木彫家 | 1872年~1979年 岡山県生まれ。木彫家。人形師に弟子入りし、木彫りの修行を行う。その後、岡倉天心に師事。明治・大正・昭和と旺盛な制作をし、東洋の伝統的な思想・古典を題材にする。1954年文化功労者、1962年文化勲章を受章。1939年より1970年頃まで葛飾区本田宝木塚町(現・宝町)に仕事場を建造し、ここで代表作「鏡獅子」「五浦釣人」などを制作した。 | 区内所蔵検索 |
平松宏造 | ヒラマツ コウゾウ | 金属工芸デザイナー | 1953年~ 大阪府出身。女子美術短大講師。暮らしを飾るクラフト展、日本ジュウリー展などに入選。1989年日本クラフト展最優秀賞受賞。銀・銅を使用したインテリア、金・銀使用した装身具などを製作する。葛飾区在住。 | 区内所蔵検索 |
平松伸二 | ヒラマツ シンジ | 漫画家 | 岡山県高梁市出身。岡山県立高梁高等学校1年生のときに描いた『勝負』で漫画家デビュー(週刊少年ジャンプ)。2015年、『ドーベルマン刑事』連載40周年および『ブラック・エンジェルズ』完結30周年を迎える。代表作『ドーベルマン刑事』『ブラック・エンジェルズ』『マーダーライセンス牙』など。妻は漫画原作者の安江うに。 | 区内所蔵検索 |
平松保城 | ヒラマツ ヤスキ | 金属工芸家 | 1926年~ 大阪市生まれ。金属工芸家。金工で名高いドイツのジュエリーアート協会から、ヨーロッパ以外で初の「名誉のゴールド・リング」を授与。1990年第41回芸術選奨文部大臣賞、1997年第24回国井喜太郎産業工芸賞受賞など、国内外で多数受賞。葛飾シンフォニーヒルズ(地下1階)に作品「萠」がある。父は彫金家の平松宏春。葛飾区内在住。 | 区内所蔵検索 |
平山ユージ | ヒラヤマ ユージ | フリークライマー | 1969年~ プロ・フリークライマー。世界を舞台に活躍するトップクライマー。1997年アメリカ・ヨセミテ渓谷の1,100mの岸壁をオールフリーで2日間で完登する偉業を達成。1998年には、日本人初のワールドカップ総合優勝、2002年に2度目の総合優勝を果たした。葛飾区出身。1969年より1996年まで葛飾区に住んでいた。 | 区内所蔵検索 |
晝間弘 | ヒルマ ヒロシ | 彫刻家 | 1916年~1984年 彫刻家。人体像を中心に格調高い作風で写実を追及した。1970年「穹」で日本芸術院賞受賞。1984年勲三等瑞宝章受章。作品は葛飾区役所など区内9ヵ所で見ることができる。南葛飾郡金町生まれ。柴又に住んでいた。 | 区内所蔵検索 |
福田千惠 | フクダ センケイ | 日本画家 | 1946年~ 日本画家。日展・日春展で活躍。2006年日本芸術院賞、葛飾区芸術スポーツ功労賞など受賞多数。同年日展常務理事、2009年日本芸術院会員。葛飾区からの委託作品は山本亭の「花菖蒲」、ウイメンズパルの「メランコリア」、かめありリリオホール緞帳原画「精香」がある。2012年葛飾区名誉区民。葛飾区生まれ・在住。 | 区内所蔵検索 |
藤田喬平 | フジタ キョウヘイ | ガラス工芸家 | 1921年~2004年 東京都新宿区生まれ。葛飾区堀切にある岩田工芸硝子に入社。その後、宝町にある三和特殊ガラスで制作を始める。日本のガラス工芸美術の先駆者。1989年ガラス飾筥「春に舞う」で日本芸術院賞・恩賜賞受賞。1997年文化功労章受章。2002年ガラス工芸家として初の文化勲章を受章。1949~1979年まで葛飾区宝町で制作活動をした | 区内所蔵検索 |
槇村さとる | マキムラ サトル | 漫画家 | 1956年~ 漫画家。現代女性を等身大の姿で描き出し、デビューから今日まで多くのファンを魅了する。『Real Clothes』で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。葛飾区生まれ、1976年まで葛飾区に住んでいた。 | 区内所蔵検索 |
松谷みよ子 | マツタニ ミヨコ | 児童文学作家 | 1947年~2015年 児童文学作家。東京生まれ。『龍の子太郎』で国際アンデルセン賞優良賞等、『ちいさいモモちゃん』で野間児童文芸賞等を受賞。幼年童話、赤ちゃん絵本、社会問題など幅広い題材を取り上げた。1955年から1967年まで葛飾区金町に住んでいた。 | 区内所蔵検索 |
水谷章三 | ミズタニ ショウゾウ | 児童文学作家 | 1976年~ 児童文学作家。紙芝居の脚本、児童文学の著作が多く、優れた紙芝居作品におくられる五山賞を『ふうたのはなまつり』『てつだいねこ』で二度受賞している。葛飾区在住。 | 区内所蔵検索 |
望月良晃 | モチズキ リョウコウ | 僧侶、作家 | 1933年~2014年 僧侶、作家。東京大学文学部卒。文学博士。柴又帝釈天題経寺住職。著書に『大乗涅槃経の研究』『柴又巷談』『庶民仏教と法華信仰』など多数ある。葛飾区柴又に生まれ住んでいた。 | 区内所蔵検索 |
山田洋次 | ヤマダ ヨウジ | 映画監督 | 1931年~ 映画監督。大阪府出身。葛飾区柴又を舞台の渥美清主演『男はつらいよ』がヒットし国民的映画となった。川喜多賞・文化勲章など多数受賞。「葛飾柴又寅さん記念館」の名誉館長。2012年、記念館の隣に「山田洋次ミュージアム」がオープンした。2012年葛飾区名誉区民。 | 区内所蔵検索 |
吉田機司 | ヨシダ キジ | 医師、川柳作家 | 1902年~1964年 医師、川柳作家。福島県いわき市生まれ。1937年千葉県市川市に吉田機司病院を開業し、その後葛飾区鎌倉に移転。1946年徳川無声らと『川柳祭』を創刊、又古川柳の研究にも力を入れた。かかりつけ医だった関係で永井荷風と共に文芸活動を行った。1960~1964年まで葛飾区鎌倉に住んでいた。 | 区内所蔵検索 |
吉原國家(吉原荘二) | ヨシハラ クニイエ | 刀匠 | 1945年~ 刀匠。東京都世田谷区生まれ。刀匠の吉原義人は兄。新作名刀展に出品し、第10回文化長官賞、名誉会長賞等受賞。刀匠の最高位である「無鑑査」となる。1998年葛飾区指定無形文化財認定、2008年東京都無形文化財認定。全日本刀匠会顧問。葛飾区在住。 | 区内所蔵検索 |
吉原義一 | ヨシハラ ヨシカズ | 刀匠 | 1967年~2018年 刀匠。父、吉原義人に師事。1990年新作名刀展に初出品し、努力賞、新人賞を受賞。以後、高松宮賞・文化長官賞等多数受賞。2003年、36歳で「無鑑査」に認定される。2010年、葛飾区指定無形文化財に認定される。葛飾区に生まれ住んでいた。 | 区内所蔵検索 |
吉原義人 | ヨシハラ ヨシンド | 刀匠 | 1943年~ 刀匠。東京生まれ。祖父・初代國家に作刀の指導を受ける。1982年、39歳で刀匠の最高位”無鑑査”となる。1973年、刀匠最高の「高松宮賞」を受賞。文化長官賞など受賞多数。日本の刀匠で唯一、メトロポリタン美術館、ボストン美術館に短刀が買い上げられた。1998年葛飾区指定無形文化財、2004年東京都無形文化財に認定される。葛飾区在住。 | 区内所蔵検索 |
吉本隆明 | ヨシモト タカアキ | 思想家、詩人 | 1924年~2012年 思想家、詩人。1960~70年代に圧倒的な影響力をもったことから「戦後最大の思想家”」「知の巨人」と称された。現在でもその評価・呼称は広く共有されている。1941~1954年、上千葉(現・お花茶屋)に住んでいた。 | 区内所蔵検索 |
渡辺明 | ワタナベ アキラ | 将棋棋士 | 1984年~ 将棋棋士。2000年、15歳で四段に昇段し、中学生プロ棋士になる。2005年、史上最年少で九段となる。2008年に竜王戦5連覇、初代「永世竜王」の資格取得。2010年、順位戦A級へ昇格。2017年、史上2人目の「永世棋王」の資格を獲得。葛飾区生まれ。 | 区内所蔵検索 |
綿引道郎 | ワタビキ ミチオ | 彫刻家 | 1942年~ 彫刻家。東京都豊島区生まれ。父親である彫刻家の綿引司郎と叔父である彫刻家の昼間弘のアトリエに出入りし、幼少時から彫刻に親しむ。東京芸術大学大学院で彫刻・鍛金を学ぶ。1988年と1990年にロダン大賞展特別優秀賞、2001年第2回桜の森彫刻コンクール大賞、2002年第87回二科展文部科学大臣賞など受賞多数。二科会評議委員、元広島市立大学名誉教授。葛飾区に住んでいた。 | 区内所蔵検索 |