2023年11月1日~12月31日に、図書館にあたらしく入った子どもの本の中で、特におすすめの本です。
子どもの読書に関する本もふくまれています。
本のタイトルのところから、予約することができます。
タイトルの横に、本の種類がわかるマークがついています。

川端誠/作
ロクリン社
くず屋の清平さんは、ある日、浪人の千代田朴斎から古い仏像を買いとった。そしてそれを侍の高木作之進が買いとり、よごれた仏像をみがいていると、50両もの大金が出てきた。曲がったことが大きらいな3人は…。
かこさとし/作・絵
偕成社
かたつむりのせおっている家を見て、じぶんたちのせなかに家をつくろうとしたナメクジたち。いろいろな家をつくりあいますが、だんだんエスカレートして…。「おすましヌルちゃん がんばりヌラちゃん」など、動物がでてくる29のおはなしが入っています。
かこさとし/作・絵
偕成社
かめさんが山のてっぺんでおだんごをたべようとすると、ころころころころと、みんなころがってしまいました。かめさんは「こらまてこらまて」とおいかけますが、山のとちゅうにいたコブタちゃんの口におだんごのひとつがはいってしまい…。「ころころ べたべた びっちゃんこ」など、動物がでてくる24のおはなしが入っています。
かこさとし/作・絵
偕成社
ジャングルで、とらの赤ちゃんが生まれました。名前は「とらちゃん」。父さんとらと母さんとらがだいじにそだてたので、とらちゃんはずんずん大きくなりました。けれども、とらちゃんはよわむしで、いくじなし。小さな虫でもこわがっていましたが…。「とらのことらちゃん」など、動物がでてくる18のおはなしが入っています。
かこさとし/作・絵
偕成社
むかし、こんもり山のふもとに、きのいいきこりが、かみさんとふたりですんでいた。きのいいきこりは、山のどうぶつたちがこまっていると、じぶんのたべものやどうぐをあげた。あるとき、あらしがつづき、山つなみがきて、きこりのうちがながされてしまった。すると…。「きのいいきこり」など、32の日本のむかしばなしが入っています。
降矢なな/文・絵
福音館書店
12がつ、まちのクリスマスマーケットのツリーのしたに、こいぬがすてられていました。クロとなづけられたこいぬは、マーケットではたらくみんなのにんきものになります。あるひ、ぬいぐるみのしろいいぬ「スノゥ」をつれた、なーちゃんがやってきました。クロはしろいいぬをじーっとみつめると、そのままあとをついていき…。
石橋真樹子/さく
福音館書店
グルルルルーン、ゆうびんしゃ。ポストのそばにとまった。ゆうびんきょくのおねえさん、ポストのなかみをとりだして、くるまにはこぶ。くるまのなかには…てがみがいっぱい!ガルルルゴーッ、たくはいしゃ。おうちのそばにとまった。たくはいびんのおにいさん、くるまからはこをとりだした。くるまのなかには…いろんなおとどけものがいっぱい!
くすのきしげのり/作 酒井以/絵
あかね書房
旅する音楽家のジンが、宿で歌を口ずさんでいると、いつの間にか、そばで女の子が聞いていました。「音楽が好きならいっしょにやってみよう」とジンがいうと、女の子はふしぎな石をもってきてジンにわたしました。それは、たたくと美しい音のなる石「カンカン石」で…。信じることのすばらしさを伝える物語。
和の技術を知る会/著
文溪堂
和の技術のひとつ「和建築」をテーマに、日本の文化に親しみながら、楽しく知識を深められる本。日本各地の特色ある和建築をはじめ、家づくりのスゴ技、和建築の歴史などをたくさんの写真とともに紹介。和建築にかかわる仕事につく方法ものっています。
和の技術を知る会/著
文溪堂
和の技術のひとつ「やきもの」をテーマに、日本の文化に親しみながら、楽しく知識を深められる本。日本各地の特色あるやきものをはじめ、陶器・磁器づくりのスゴ技など、たくさんの写真とともに紹介。やきものにかかわる仕事につく方法ものっています。
ディー・ロミート/文 ズユェ・チェン/絵 千葉茂樹/訳
光村教育図書
おおむかし、古代シュメール人たちが発明したストロー。1960年代になると、プラスチックのストローは世界じゅうにあふれていた。プラスチックは、海をよごして、海でくらす生きものたちをおびやかしている。この問題はどうしたら解決できるんだろう?
松岡享子/さく 大社玲子/え
Gakken
あるところに、とてもじゃんけんのすきな女の子がいました。なにをきめるにも、じゃんけん。あいてがいないときは、じぶんの右手と左手で、じゃんけん。ところがある日、とてもだいじなことをきめるのに、ふしぎなねことじゃんけんをすることになって…。はらはらどきどきの、たのしいおはなし。
降矢なな/さく
福音館書店
かあさんりすが、どんぐりひろいにでかけます。どんぐりどんぐり、どこにある?おちばのなかに、みーつけた。きのねもとに、みーつけた。いしのなかに、みーつけた。かあさんりすは、みつけたどんぐりをかごにいれていきますが、きのねにつまずいて、かごからどんぐりがとびだしてしまい…。
松岡享子/さく 大社玲子/え
Gakken
なぞなぞのすきな女の子と、はらぺこのオオカミが、森でばったりであいました。オオカミは「うまそうな女の子だぞ」と舌なめずりをしますが、女の子になぞなぞをだされて大弱り。女の子のだすなぞなぞに、オオカミはこたえられるかな?なぞなぞがいっぱいでてくる、たのしいおはなし。
アンニ・スヴァン/作 ルドルフ・コイヴ/絵 古市真由美/訳
岩波書店
ある夏の日、カイサ=リーサという女の子と弟のペッカとユッシは、ぼろぼろの身なりをしたサンタクロースに出会いました。サンタクロースはブーツの片方を森にすむヒーシにぬすまれ、クリスマスのプレゼントをとどけられないとすすり泣いています。子どもたちは、ブーツを取りかえすために森へむかい…。13のお話が入っています。
濱野京子/作 森川泉/絵
あかね書房
6年生の柊斗は強引な父と趣味が合わない。かといって夢中になれることもない。そんなとき、卒業生が残した手作りの物語の本に出会う。なぜか心ひかれた柊斗は「本とは何か」「印刷の歴史とは」と次々に調べていって…。本との出会いから世界が変わりはじめる、好奇心の旅の物語。
バイロン・バートン/さく なかがわちひろ/やく
好学社
ここはくうこう。みんながひこうきにのるところ。ひろいまちあいしつでのんびりまとう。ひこうきはすみずみまでてんけんをして、にもつをつみこんでいる。じゅんびがかんりょうしたら、ボーディングブリッジをとおって、さあのるよ。きゃくしつじょうむいんはみんなのシートベルトをたしかめてまわる。おおきなひこうきがいよいようごきだし…。
ドン・フリーマン/原案 B.G.ヘネシー/作 ジョディー・ウィーラー/絵 木坂涼/訳
好学社
リサのおかあさんが「リサ、もうすぐたんじょうびね」というのをきいた、くまのぬいぐるみのコールテンくん。リサへのプレゼントをさがすため、つぎのあさ、まだくらいうちに、こっそりいえをぬけだしましたが…。コールテンくんは、すてきなプレゼントをみつけることができるのでしょうか?
サム・アッシャー/作・絵 吉上恭太/訳
徳間書店
あさ、めがさめると、あめがふっていて、とてもさむかった。いやなおてんきだなあ。でも、おじいちゃんが、いいものをつくってくれた。それは、かっこいいそり!そとは、いつのまにかゆきになっていた。ぼくたちがあそびにでると…。ゆきのひにちいさなぼうけんをした、おじいちゃんとおとこのこのいちにちをえがきます。
いとうひろし/作
ポプラ社
キャンプにいって、たきびでりょうりをしたいとおもっていたルラルさん。まずはためしに、にわでたきびをすることにしました。まきをつみあげて、ひをつけます。もくもく、もくもく。けむりがあがります。だけど、ぜんぜん、ひがでません。どうぶつたちが「もっとまきをくべましょうよ」とやってきて、まきをどんどんのせると…。
ウィリアム・スタイグ/作・絵 さくまゆみこ/訳
徳間書店
ふつうのウサギの男の子ソロモンには、ひとつだけとくべつなところがありました。いつでも、さびたクギにへんしんできるのです。あるとき、ソロモンはおかの上で悪いネコにつかまりそうになりました。クギにへんしんしてにげたつもりが、へんしんするところをみつかって、クギのままネコのいえにつれていかれ…。
ヨゼフ・ラダ/絵 木村有子/編訳
岩波書店
こねこさん あなから かおを にゅっと だし こいぬくん まどを ひょいっと とびこえる あめなんか ふらないもん ぼくら ぬれないもん(「こいぬとこねこ」より)。素朴でユーモラスな絵をえがくチェコの国民的画家、ヨゼフ・ラダのわらべうたの絵本。
相馬充/監修
誠文堂新光社
12P/ポン・ブルックス彗星、紫金山・アトラス彗星、土星食、プレヤデス星団食…。2024年は見どころがいっぱい!1月から12月まで毎月の星空ガイドのほか、 惑星の動き、流星群、星食、日食、月食、彗星、観測ガイドなどを紹介。星空ウォッチングにぴったりな本。
まどみちお/詩 nakaban/絵
理論社
水はうたいます 川をはしりながら 海になる日のびょうびょうを 海だった日のびょうびょうを 雲になる日のゆうゆうを 雲だった日のゆうゆうを 雨になる日のざんざかを 雨だった日のざんざかを-。童謡「ぞうさん」を書いた詩人まど・みちおさんの詩をもとにした絵本。
山本悦子/作 佐藤真紀子/絵
金の星社
ケニア人の父と日本人の母のあいだに生まれた少女・リイマ。50メートル走で学年1番の記録を出した日、「黒人だから速いだけだ」と男子から言われ口論になる。「人種差別」「外国人」という周囲の言葉に、自分は日本人だという確信がゆらいでいく。複雑な思いをかかえたまま、実父の故郷であるケニアへ行く機会が到来して…。