2023年7月1日~8月31日に、図書館にあたらしく入った子どもの本の中で、特におすすめの本です。
子どもの読書に関する本もふくまれています。
本のタイトルのところから、予約することができます。
タイトルの横に、本の種類がわかるマークがついています。

落合美知子/著
児童図書館研究会
「乳幼児おはなし会とわらべうた」の続編。わらべうた研究家尾原昭夫の歴史考察や公共図書館でのわらべうたの会の実践報告もあります。
イチンノロブ・ガンバートル/文 バーサンスレン・ボロルマー/絵 津田紀子/訳
あかつき教育図書
モンゴルのいちばん西の大地には、高い山がつらなり、カザフとよばれる人びとがくらしています。そこでは古くから、イヌワシをつかった狩りがおこなわれ…。ユネスコの世界無形文化遺産に登録された、イヌワシをつかった狩りをうけつぐカザフの少年の物語。
メリッサ・スチュワート/文 ロブ・ダンラヴィ/絵 千葉茂樹/訳 藤原義弘/日本語版監修
BL出版
いっとうのクジラが死んだ。その大きなからだは、ゆっくり海のそこにしずんでいった。深海でくらす生きものたちにとって、そのクジラは、これから50年にもわたってさまざまな命をささえてくれる、すばらしいおくりもの。クジラのまわりには、たくさんの生きものがあつまり…。
工藤直子/著 伊藤英治/編 市河紀子/編
理論社
長年コトバを愛しコトバと遊びつづけてきた詩人・工藤直子。15歳から80代の今にいたるまでの、未発表詩を含む全詩作品1100編余を収録。年譜、著作目録、全作品総合索引も掲載する。
エスター・アベリル/さく 石津ちひろ/やく
好学社
きょうははずかしがりやのちいさな黒ネコ、ジェニーのおたんじょうび。きょうだいたちがバースデイ・ピクニ ックのひらかれる公園にジェニーをつれていきます。プレゼントをもった、ふたごのロムルスとレムス、しょうぼうネコのピックルズなど、ジェニーとなかのいいネコたちがあつまり、たのしいパーティがはじまり…。
マーガレット・ワイズ・ブラウン/さく レナード・ワイスガード/え 安藤紀子/やく
ロクリン社
むかし、1ぴきのこねこがいました。ねずみ色のやわらかな毛でおおわれていて、ねこやなぎ(プッシー・ウィロー)の花ににていたので、じぶんにウィローと名前をつけました。ある日、ねこやなぎの花がきえてしまったことにきづいたウィローは、花をさがしにでかけます。ちょうや、はち、キャベツ、やどかりにきいてまわりますが…。
高久至/写真・文
アリス館
屋久島の海には、コブシメというイカのなかまがいます。まるいからだにひれがついていて、大きいものは50センチメートルにもなります。そして、まわりのようすに合わせて、からだの形や色を変えることもできて…。コブシメの生態やかわいい赤ちゃんを写真で紹介します。
いわた慎二郎/作・絵
講談社
江戸時代は、日本で旅がはじめて盛んになった時代。バスや電車がなかったので、じぶんの足で歩いて旅をしました。はたご屋とよばれる旅館があつまった宿場町があり、旅人はそこへやってきて、とまりました。ある宿場町の一日の様子を紹介 します。
鎌田歩/作・絵
金の星社
しょうぼうしょに、工場火災の通報がはいりました。ゆうどくガスが発生しているようです。化学機動中隊の隊員たちが特殊災害対策車にのりこみ、火事のげんばにむかいます!パノラマしょうぼう絵本。
最上一平/作 マメイケダ/絵
佼成出版社
筋ジストロフィーの親友、かっちゃんの夢は、落語家になること。お気に入りの演目「じゅげむ」を、ぼくらは何回も聞かされた。 そんなかっちゃんが、4年生の夏休みに、川へダイブしたいと言い始めた。かっちゃんの願いをかなえてあげたくて、ぼくらは綿密に計画をねったのだけれど…。
筒井学/写真と文
小学館
目立つしまもようと、大人の手のひらほどある大きさ、そしてエメラルドグリーンの眼をもつ真夏のトンボ、オニヤンマ。川底に産み落とされた卵、幼虫期の成長、狩りの方法…。長い水中生活から大空へ向かっての初フライトまで、オニヤンマの一生を写真で紹介します。
麻生知子/作
福音館書店
こうたくんのいえに、いとこのゆうこちゃんととしのぶくんのかぞくがとまりにきました。みんなであつまるのは、ひさしぶりです。いっしょにケーキをたべたあと、ちかくのプールにやってきました。たくさんあそんで、おなかがぺこぺこ。おひるごはんは、そうめんとてんぷらとのりまきです。トウモロコシもおいしいよ。おひるねをしたあとは…。
西村友里/作 ゆーちみえこ/絵
国土社
幹人の家は猫丸神社だ。お守りもおみくじもない、小さな神社だが、とんでもないひみつがかくされていた。しかも、みょうなうわさが…。調べる幹人たちの前に、ふらりと現れる大きな白猫。あの猫はいったい何だ?
ダグ・サラティ/作・絵 矢野顕子/訳
Gakken
ぼくは、おおきなまちでかわれているいぬ。おさんぽにでかけても、みちはあつくてあるけないし、にんげんもおおすぎる。もー、やだっ!1ミリだってうごいてやらない。おうだんほどうのまんなかで、すわりこんでやった。すると、かいぬしは、ぼくをだきあげてでんしゃにのった。ついたのは、しぜんがいっぱいのしまで…。
アーノルド・ローベル/さく こみやゆう/やく
好学社
むかし、おおきなやまのふもとのいえに、ミン・ローさんとおくさんがくらしていました。ふたりは、このおおきなやまがすきではありませんでした。やまのがけから、いわがおちてきたり、やまのかげで、いえはあたたまらず、はなややさいがそだたないからです。ミン・ローさんは、むらのけんじゃに、やまをうごかすほうほうをたずねますが…。
茂市久美子/作 門田律子/絵
講談社
かえでさんは、ゆうすげ村で紙すき屋さんをしています。そこへ小さな女の子がやってきました。名前は菜月ちゃん。父さんがひらくポトフのお店でつかうランチョンマットをつくってほしいそうです。 じつは、そのポトフにはいっている、とくべつなダイコンにはひみつがあるというのですが…。
リン・コックス/文 リチャード・ジョーンズ/絵 いわじょうよしひと/訳
あすなろ書房
5さいの時、漁のあみにからまり、みうごきがとれなくなったところを日本のりょうしにたすけられたアカウミガメは、日本語で<ヨシ>と名づけられた。ヨシは南アフリカの水族館にあずけられ20年間をそこですごした。大きくせいちょうしたヨシは、海にかえされることに。 トレーニングをおえて海にもどったヨシは…。