2021年5月1日~6月30日に、図書館にあたらしく入った子どもの本の中で、特におすすめの本です。
子どもの読書に関する本もふくまれています。
本のタイトルのところから、予約することができます。
タイトルの横に、本の種類がわかるマークがついています。

トーベン・クールマン/作 金原瑞人/訳
ブロンズ新社
1984年、大チーズフェアに1日遅れた小さいネズミは、“昨日”へもどるため、アインシュタインの「相対性理論」を読んでタイムマシンを作りはじめる。タイムマシンが完成し、ネズミは過去へいくことに成功したが、昔へいきすぎてしまい…。
横溝英一/文・絵
福音館書店
明治22年、東海道本線が開通しました。鉄道からとりのこされてしまった小田原から熱海まで、人が押してはしる“人車鉄道”をつくりました。海べの道にしかれた人車鉄道は、景色もよくて、がたごとのんびりはしっていました。やがて、人車鉄道の線路に蒸気機関車をはしらせることになり…。
ピーター・ブラウン/作・絵 前沢明枝/訳
福音館書店
ずたずたにこわされてしまった「野生のロボット」ロズは、飛行船に乗って無人島をあとにした。むかった先は人間社会。ロズははたして生きのびることができるのだろうか?そして、息子のキラリや友だちのみんなに、ふたたび会うことができるのだろうか?ロボットと人間と動物たちがおりなす友情と信頼の物語。
小島渉/文 廣野研一/絵
福音館書店
7月末のある蒸しあつい夜のこと、カブトムシのメスが公園にやってきて、落ち葉だめに卵を産みました。産卵から2週間ほどたったある日、卵からまっ白なカブトムシの幼虫が姿をあらわし…。土の中でくらす約11か月の様子をイラストで紹介します。
岡田淳/作
理論社
この森でもなければ、その森でもない、あの森でもなければ、どの森でもない、「こそあどの森」。スキッパーが借りた本に、トワイエさんが子どものころの写真がはさまっていた。いつどこで撮ったもの? スキッパーとふたごは、写真にまつわる話を聞きにトワイエさんを訪ね…。もうひとつのこそあどの森の物語。
ディック・ブルーナ/ぶんえ まつおかきょうこ/やく
福音館書店
ことりのぴーとは、はだかんぼう。はねがいちまいもないのです。ぴーとのともだちには、はねがあります。きいろいはね、あおいはね、あかいはね。みんなすてきです。はねがないぴーとは、かなしくなりました。すると、ともだちがいいことをおもいつきました。ほんとうにできるのかどうかわかりませんが、ことりたちはそうだんして…。
和の技術を知る会/著
文溪堂
和の技術のひとつ「発酵食品」をテーマに、日本の文化に親しみながら、楽しく知識を深められる本。発酵とはどんなことなのかをはじめ 、カツオ節づくり・しょう油づくりのスゴ技などを、たくさんの写真とともに紹介。発酵に関係する仕事につく方法 ものっています。
和の技術を知る会/著
文溪堂
和の技術のひとつ「保存食」をテーマに、日本の文化に親しみながら、楽しく知識を深められる本。日本各地の特色ある 保存食をはじめ、ひものづくり・そうめんづくりのスゴ技などを、たくさんの写真とともに紹介。保存食をつくる仕事につく方法ものっています。
和の技術を知る会/著
文溪堂
和の技術のひとつ「弁当」をテーマに、日本の文化に親しみながら、楽しく知識を深められる本。日本各地の特色ある弁当を はじめ、老舗弁当店のスゴ技、昔と今の弁当箱などを、たくさんの写真とともに紹介。弁当にかかわる仕事につく方法ものっています。
宮武健仁/文・写真
福音館書店
カメラマンのぼくが、中学生のときに手にした一枚の絵はがき。まっ暗な夜の景色のなかで火口だけが赤く光っている。鹿児島の桜島は毎日噴火していると聞いたぼくは、噴火の赤い火を見に行くことにして…。桜島の迫力ある噴火の様子を写真でしょうかいします。
片平直樹/ぶん 岡本よしろう/え
交通新聞社
しっていそうで、しらなかったひみつがいっぱい!かじのときにしゅつどうする、しょうぼうしゃ。いつもはなにをしているのかな。しょうぼうしゃのてんけんなど、しょうぼうしょでじっくりかんさつしてみよう。しょうぼうしのくんれんにもみっちゃくだ!しょうぼうしゃのやくわりやしくみを、くわしくしょうかいします 。
なかがわちひろ/作
のら書店
えをかいていると、クラスのみんながあつまってきて「うまい、すげえ」っていってくれる。けれど、みんなすぐにちがうことにきがむいて、はなれていく。ぼくは、こういうひとりぼっちには、なれている。あめのひに、いえについたら、かぎがしまってた。おかあさんをむかえにいこうとあるきだすと、たくさんのたからものにであって…。
佐藤まどか/作 佐藤真紀子/絵
あかね書房
仲良し4人組のムードメーカー・ダイキがある日、遠くへ引っ越すことに。4人組のきずながくずれていく変化をなかなか受け入れられないトールだったが、おじいちゃんが残した言葉をきっかけに、見えていなかったみんなの心のウラガワに気づきはじめ…。人の心にふれるとまどいをみずみずしく描く、リアルな成長物語。
田村仁/写真・文
福音館書店
群馬県南西部の富岡市に、富岡製糸場があります。製糸場とは、蚕(カイコガの幼虫)の繭から生糸(絹糸)をつくる工場のことです。明治からはじまった日本の近代化と、深いかかわりがある製糸場の建物や歴史をしょうかいします。
たかどのほうこ/作 平澤朋子/絵
ポプラ社
つとむが古道具屋で見かけた、赤い表紙の本。どうしても読みたいと思ったつとむは、図書館に行ってみた。司書のおばさんに調べてもらうと、その本は旧館の書庫にあるという。つとむが旧館のえつらん室であつい表紙をそっとめくると、その物語には、少年トムと「3時の小人」との出会いがえがかれていて …。
クロケット・ジョンソン/原作 小宮由/訳
出版ワークス
あるはれたばん、めがさめたはろるどは、むらさきいろのクレヨンをもってうみべへでかけた。そこでまえにほんでよんだかいぞくのおはなしや、おおうなばらのぼうけんをおもいだした。そうだ、かいぞくといっしょにたからさがしのぼうけんにでかけよう!そうおもったはろるどは…。
キムファン/文 堀川理万子/絵
ほるぷ出版
どうぶつたちが、とおいむかしからくらしてきた野原や森にどうろができ、車がはしるようになりました。えさを食べにいこうとしたどうぶつや、なかまにあうため、むこうがわにいこうとしたどうぶつが、たくさん車にひかれました。それをしったにんげんたちは、どうぶつたちのための道をつくり…。
亀田良成/文 斉藤俊行/絵
福音館書店
小学5年の夏休み、わたしは富士山のふもと山中湖へ遊びに行って、自由研究のためにまりもを持ち帰りました。自由研究が完成したあとも、まりもを水槽で育て続けていました。それから50年がたち、山中湖のまりもが絶滅に近い状況なっていると知ったわたしは…。
キャロル・チャップマン/さく アーノルド・ローベル/え こみやゆう/やく
好学社
ちいさなむらに、メシュカというおばさんがすんでいました。メシュカはあさからばんまで、「せなかがいたくて、いしのかべでもせおっているみたい」「むすこは、きゅうりのピクルスみたいにどてっとしてる」と、ふまんばかりいっていました。あるあさ、メシュカのしたがちくっとしました。それからへんなことがつぎつぎとおこって…。
杉田比呂美/さく
福音館書店
おおきなまちのマンションにすむ「みち」。うみべのちいさなまちにすむ「なつ」。なつは、おとうさん、おかあさん、おじいちゃん、おばあちゃん、おとうととくらしています。いぬのチロもいっしょです。みちは、おかあさんとくらしています。ねこのカンタロウもいっしょです。おたがいのことをしらなかったふたりを、むすびつけたのは…。
石黒誠/文・写真
福音館書店
北海道の富良野地方。秋の良く晴れた風のない日に、小さな雪虫が飛び交う。そっとつかまえてみると、ひとひらの雪に足と翅がついたような姿をしている。ゆっくりフワリフワリと雪が飛ぶように飛ぶ雪虫の正式な名前は「トドノネオオワタムシ」という。ふしぎな生き方をする雪虫の1年間を追いかけてみよう。