こどものトップページ

2021年3月1日~4月30日あたらしいおすすめのほん

2021年3月1日~4月30日に、図書館にあたらしく入った子どもの本の中で、とくにおすすめの本です。

子どもの読書にかんする本もふくまれています。

本のタイトルのところから、予約よやくすることができます。


タイトルのよこに、本の種類しゅるいがわかるマークがついています。


岩波少年文庫のあゆみ-1950-2020- 

若菜晃子/編著

岩波書店

1950年のクリスマスの創刊以来、途切れることなく続いてきた岩波少年文庫。代表作と作家の解説、挿絵画家の逸話、翻訳者の仕事などから、その70年のあゆみを振り返る。著名人の文章も多数再録。総目録付き。


宇宙ロケット図鑑-ロケットや探査機が大集合!- 

吉川真/監修

成美堂出版

H-ⅡA、イプシロンといった日本のロケットをはじめ、アメリカのロケット、ロシアのロケット、ヨーロッパのロケット、中国のロケットなど世界のロケットを写真とイラストで紹介(しょうかい)。「はやぶさ2」などの探査機(たんさき)や、宇宙開発(うちゅうかいはつ)歴史(れきし)将来(しょうらい)計画(けいかく)説明(せつめい)します。


おはなし会で楽しむ手ぶくろ人形

児童図書館研究会

「保育と人形の会」と児童図書館研究会東京支部の「手ぶくろ人形の会」会員が編集。内容は手ぶくろ人形の作り方・演じ方と手ぶくろ人形をプログラムに入れたさまざまな場所での実践報告


おひさまはだかんぼ(くまの子ウーフのおはなし 4) 

神沢利子/作 井上洋介/絵

ポプラ社

なつのあさ、ウーフがおきてまどをあけると、おひさまがもりからかおをだしたところでした。おひさまははだかんぼですが、ウーフはズボンをはきます。ウーフがそとへでかけると、おひさまはもうたかくのぼっています。空をゆっくりあるくおひさまの下、ウーフはツネタとかけっこをはじめ…。「くまの子ウーフ」の2つのおはなしが入っています。


かえるのごほうび-絵巻「鳥獣人物戯画」より-(日本傑作絵本シリーズ)

木島始/さく 梶山俊夫/レイアウト

福音館書店

きょうはもりのおまつりです。どうぶつたちがあつまってきました。かえるとうさぎがすもうをとっています。かえるがうさぎをなげとばしました。いっとうしょうはかえるのもの。おまつりのきょうぎがぜんぶおわると、じけんがおきて…。おおむかしの絵巻(えまき)鳥獣戯画(ちょうじゅうぎが)」におはなしをつけたえほんです。


気のいいバルテクとアヒルのはなし

クリスティーナ・トゥルスカ/作・絵 おびかゆうこ/訳

徳間書店

ポーランドの(やま)おくの(むら)で、バルテクという若者(わかもの)がアヒルといっしょにくらしていました。バルテクはある()、カエルの(おう)さまからふしぎな(ちから)をさずかります。ところが、その(かえ)りにであった兵士(へいし)たちの大将(たいしょう)が、アヒルを(まる)やきにしろ、といいだして…。


消えゆくくらしのモノ事典

岩崎書店編集部/編著

岩崎書店

新しい技術(ぎじゅつ)やモノが生まれると、それまでにあったモノややり方はあまりつかわれなくなっていきます。ガラケー、万年筆(まんねんひつ)、赤チン…。昭和から平成時代にかけて活躍(かつやく)し、最近ではあまり見かけなくなったモノを、「(つた)える」「記録(きろく)する」「()まう」などの行動(こうどう)ごとに分類(ぶんるい)して紹介(しょうかい)します。

 


クローバーと魔法動物 3 ライバルは夏の終わりに

ケイリー・ジョージ/作 久保陽子/訳 スカイエマ/絵

童心社

クローバーは、魔法動物(まほうどうぶつ)紹介所(しょうかいじょ)のオーナー・ジャムズさんに信頼(しんらい)され、魔法動物(まほうどうぶつ)たちにもなつかれ、楽しく仕事(しごと)をしていました。ところがそこに、魔法動物(まほうどうぶつ)専門家(せんもんか)オリバーがやってきました。クローバーはオリバーに立場(たちば)をうばわれるのではと危機感(ききかん)をおぼえますが…。


けんだましょうぶ

にしひらあかね/作

福音館書店

けいくんは、けんだまをもって、あそびにでかけました。「だれか、けんだまするひと、いないかな?」けいくんは、きつねやたぬき、まじょ、てんぐと、けんだまでしょうぶします。でも、みんなのけんだまは、どこかへんてこ。けんだまのたまがみかんにかわったり、けんがザリガニにへんしんしたりして…。


これが鳥獣戯画でござる-ニッポンのわらいの原点-

結城昌子/構成・文

小学館

むかしむかしのニッポンの絵巻物(えまきもの)鳥獣戯画(ちょうじゅうぎが)」は、マンガやおわらいのご先祖(せんぞ)さま。ウサギとカエルがすもうをとったり、弓矢(ゆみや)対決(たいけつ)したり…。動物(どうぶつ)たちが人まねをしてはしゃぎまわる「鳥獣戯画(ちょうじゅうぎが)」の内容(ないよう)を、楽しくわかりやすく紹介(しょうかい)します。


サイコーの通知表

工藤純子/著

講談社

通知表(つうちひょう)なんて、ただの紙切(かみき)れじゃん。あんなので、ぼくらのなにがわかるの?やる気がなくなったり、自分はダメだって思ったりするなら、もらう意味(いみ)がない。会社(かいしゃ)では、部下(ぶか)上司(じょうし)成績(せいせき)をつけることがあるとお父さんから聞いた。それって、ぼくらが先生の通知表(つうちひょう)をつけるってことじゃない?


さくららら

升井純子/文 小寺卓矢/写真

アリス館

ここは、ほっかいどう。いま4(がつ)。こんもりとした(ゆき)のなか、わたしはいるよ。ああ、おもかった。5(がつ)のかぜが(ゆき)をとかしてくれた。わたし、さくらです。せはひくいけど、これでもりっぱなさくらです。まだちょっと、つぼみはかたい…。あれっ、あたまがじんじんしてきた。あしがほかほかしてきた。あ、わたし、さきました。


しげちゃんのはつこい

室井滋/作 長谷川義史/絵

金の星社

小学3年生のしげちゃんのクラスに、大阪(おおさか)から男の子が転校(てんこう)してきた。ヒュー〜ってやせてて、色白(いろじろ)転校生(てんこうせい)サエちゃんは、学習係(がくしゅうがかり)のしげちゃんのとなりの(せき)になった。テストの点数がひどすぎるサエちゃんに、しげちゃんは勉強(べんきょう)方法(ほうほう)を教えてあげて…。


たけのこなんのこ?(しぜんにタッチ!) 

ひさかたチャイルド

たけばやしに、ちょこんとでているたけのこ。まわりのつちをほったら、おおきなたけのこがでてきたよ。ほれたたけのこをよくみてみよう。かわのようふくをきているよ。かわをむいたら、ぜんぶでなんまいかな?つちからほりださなければ、たけのこはずんずんのびていくよ。のびるひみつを、しゃしんでたしかめよう。


つくしちゃんとおねえちゃん(福音館創作童話シリーズ) 

いとうみく/作 丹地陽子/絵

福音館書店

おねえちゃんは、あたしより2つ年上(としうえ)の4年生。頭がよくて、ものしりで、計算(けいさん)もはやくて、ピアノだって上手。だけど、ちょっとおこりっぽくて、いばりんぼう。それから、歩くとき、少し右足をひきずります。そんなおねえちゃんは、あたしのじまんです…。いもうとのつくしの視点(してん)からつづった、姉妹(しまい)の5つのお話。


ともだちいっしゅうかん(おれたち、ともだち! [14]) 

内田麟太郎/作 降矢なな/絵

偕成社

かようびは、あそびにいったヘビさんのアトリエたずね、えのうではぱりじこみです。すまします、モデルのぼくは。こわすぎる、いたのはおばけ。どこなのよ、かわいいぼくは。ヘビさんは、ひとりごきげん。イタチさん、こそこそにげる…。リズムにのって、キツネとともだちのゆかいな1しゅうかんをうたいます。


 はろるどのそらのたび

クロケット・ジョンソン/作 小宮由/訳

出版ワークス

まっくらなよる、むらさきのクレヨンでつきをかいた、はろるど。あかるくなったけれど、まわりはなにもない。そこで、はろるどは、ロケットをかいて、つきへいくことにした。ところが、ロケットは、つきをおおきくそれて、それよりもたかくとんでいった。あたりはまっくら。べつのつきをかこうとしたら、そらとぶえんばんになってしまい…。


バンビ-森に生きる-(福音館古典童話シリーズ 43)

フェーリクス・ザルテン/作 酒寄進一/訳 ハンス・ベルトレ/画

福音館書店

ノロジカの古老(ころう)は、りっぱな角の生えた頭を高くあげ、「しっかり生きるのだ」とだけいって、姿を消しました。バンビは、なにがあってものりこえられるようになろうと決心しました…。森に生まれた子ジカの成長をえがく、動物文学(どうぶつぶんがく)名作(めいさく)です。


 パラリンピックは世界をかえる-ルートヴィヒ・グットマンの物語-

ローリー・アレクサンダー/作 アラン・ドラモンド/絵 千葉茂樹/訳

福音館書店

ナチスの迫害(はくがい)をうけイギリスに亡命(ぼうめい)したルートヴィヒは、下半身(かはんしん)まひの患者(かんじゃ)治療(ちりょう)にスポーツを取り入れた。病院(びょういん)ではじまった小さな競技会(きょうぎかい)は、患者(かんじゃ)の生き方をかえ社会の認識(にんしき)をかえるパラリンピックという大会に成長し…。パラリンピックをうんだ医師、ルートヴィヒ・グットマンの伝記 。


火の鳥ときつねのリシカ-チェコの昔話-(岩波少年文庫 254)

木村有子/編訳 出久根育/絵

岩波書店

むかしむかし、大きな美しい庭を持っている王さまがいました。庭のまんなかには、毎日ひとつだけ金のリンゴがなる、たいへんめずらしい木がありました 。日がくれるころにはりんごは(じゅく)しているのですが、よく朝にはりんごが消えてしまうのです。王さまは王子たちに見はりに立つよう命じますが…。チェコの 昔話が24話入っています。


ぴかぴかのウーフ(くまの子ウーフのおはなし 5) 

神沢利子/作 井上洋介/絵

ポプラ社

おかあさんが、ウーフのはいているズボンを見て、小さくなったからほかの子にあげましょうといいました。「いやだい。これがいいんだい」といって、そとへにげだしたウーフ。とちゅうでであったへびのおばさんは「あたらしいふくをきると、こころまでぴかぴかになるわよ」といいますが…。「くまの子ウーフ」の2つのおはなしが入っています。


ぷっくりえんどうまめ(どーんとやさい) 

いわさゆうこ/さく

童心社

えんどうまめが、まきひげくるりん、まきつけて、うえへうえへのぼっていく。しろいはなとあかいはながさいて、しぼんだあとに、さやえんどうがのびてきた。しゅるいいろいろ、さやごとたべる、さやえんどう。ぷっくりしたさやをあけたら、なかからグリーンピース!はたけのまめたち、つまずにいるとかっちかちになって…。


まだまだまだまだ 

五味太郎/作

偕成社

かけっこですね。よーい、どん!ですね。かけっこはたのしいですね。あれれ、もうおわりですか?おとこのこが「ぼくはまだまだおわりません!」と、まちのなかをかけっこです。にぎやかなところ、ビルのあいだ、まちのはずれ、はたけのなか、もりのなか…。まだまだずっとかけっこです。


ロサリンドの庭 

エルサ・ベスコフ/作 菱木晃子/訳 植垣歩子/絵

あすなろ書房

エリックは6(さい)。からだがよわく、病気(びょうき)がちの男の子です。おかあさんとふたりきりで、中庭(なかにわ)をみおろす屋根裏部屋(やねうらべや)に住んでいて、部屋(へや)には、めずらしい花がたくさんえがかれた壁紙(かべがみ)がはってありました。ある日、エリックが壁紙(かべがみ)をながめていると、(かべ)のなかからノックの音が聞こえ、小さなドアから女の子がやってきて…。


わたしの気になるあの子 

朝比奈蓉子/作 水元さきの/絵

ポプラ社

クラスメイトの詩音(しおん)が、坊主頭(ぼうずあたま)で学校にあらわれた。「女の子が坊主(ぼうず)なんてヘン」とみんなは冷たい目で見るけど、本当にヘンなこと?ふつうじゃないのは、いけないこと?瑠美奈(るみな)は、詩音(しおん)がいじめられているのを助けてあげたのに、「ほっといて」と言われてしまう。どうしたらいいのかな…。


ヴォドニークの水の館-チェコのむかしばなし- 

まきあつこ/文 降矢なな/絵

BL出版

まずしいいえにうまれたあるむすめが、あまりのひもじさにみじめなきもちになり、いえをとびだしてしまいました。むすめが(かわ)にみをなげようとしているのをみつけた(みず)(ぬし)ヴォドニークは、むすめをつかまえ、水の(やかた)へつれていきます。むすめは、ヴォドニークに(つか)えることになり…。