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2019年7月1日~8月31日あたらしいおすすめのほん

2019年7月1日~8月31日に、図書館にあたらしく入った子どもの本の中で、 とく におすすめの本です。

子どもの読書に かん する本もふくまれています。

本のタイトルのところから、 予約 よやく することができます。


タイトルの よこ に、本の 種類 しゅるい がわかるマークがついています。


あみ(中川ひろたかのせいかつかがく絵本)

中川ひろたか作 岡本よしろう絵

アリス館

にわのくものすに、むしがひっかかっている。くものわなにひっかかったのだ。テレビのニュースでやっていた、さんまのみずあげ。りょうしさんがつかまえたすごいかずのさんまは、みんなりょうしさんのあみにひっかかった。みのまわりには、いろいろなあみがある。あみは、つかまえるだけでなく、くうきやみずをにがしもしていて…。


生きるための図書館-一人ひとりのために-(岩波新書 新赤版 1783)

竹内哲著

岩波書店

子どもにも大人にも、図書館は多様な場であり、図書館員はそこで本との出会いをつくる。60年以上にわたって図書館に携わってきた著者が、公立図書館設立への原動力となった文庫活動、学校図書館の試みなどについて語る。


いっぽんのきのえだ

コンスタンス・アンダーソン作 千葉茂樹訳

ほるぷ出版

いっぽんのきのえだは、アジアゾウにおられてハエたたきになった。そしてハエたたきは、ゴリラのつえになった。つえは、チンパンジーのスプーンになった。スプーンはワニにひろわれ、とりをつかまえるためのおとりになった…。どうぐをつかうどうぶつたちのようすをしょうかいします。


海ガラスの夏

ミシェル・ハウツ文 バグラム・イバトゥーリン絵 島式子訳 島玲子訳

BL出版

おばあちゃんの(しま)の家で夏を()ごしていたトーマスは、ある朝、海岸(かいがん)で、海ガラスを見つけた。海水や(すな)にもまれ、時を()て、丸くなった海ガラス。そこには「SON」の文字がぼんやりと見えた。「SON」はなんていう言葉(ことば)なんだろう?その夜、トーマスは、(あらし)(ゆめ)を見た…。


エベレスト-命・祈り・挑戦-

サングマ・フランシス文 リスク・フェン絵 千葉茂樹訳

徳間書店

人びとが想像(そうぞう)をめぐらせてきた山がある。およそ5千万年前に誕生(たんじょう)した、世界でいちばん高い山だ。この山のまわりには特有の動植物が生息し、新種の生き物がつぎつぎに発見されていて…。世界一高い山・エベレストの魅力(みりょく)をさぐろう!


科学者の目 新版

かこさとし文と絵

童心社

真の科学者とはどうあるべきか。子どものために多くの科学絵本を(えが)いた絵本作家かこさとしが、医学・天文・地質・生物学から原子物理学まで、科学の力を人びとのために役立てようと努力をおしまなかった41人の科学者を紹介(しょうかい)。かれらの優れた部分、発想や視点、見習うべきところなどを伝える。


かくれ家のアンネ・フランク(岩波少年文庫 620)

ヤニー・ファン・デル・モーレン作 西村由美訳

岩波書店

明るく好奇心いっぱいの女の子アンネ・フランクは、13歳のある日、家族でかくれて暮らすことに。外は戦争-。だけど、心のなかはいつも自由と、希望を持ちつづけたアンネ。なんの心配もなかった幼いころから悲しい最期まで、アンネの生涯をやさしく描きます。


かこさとしの世界

平凡社

2019年、92歳で逝去したかこさとしを追悼する「かこさとしの世界」展の公式図録。若き日の自画像、名作絵本の原画や下絵など、初公開の作品や資料を多数掲載する。


火山はめざめる(科学シリーズ)

はぎわらふぐ作 早川由紀夫監修

福音館書店

日本では、火山がうめたてた土地の上に、多くの人びとがくらしています。大砲(たいほう)をうつような爆発(ばくはつ)、何日もふりつづく軽石、ながれだす溶岩(ようがん)、すべてをのみこむ火砕流(かさいりゅう)、そして…。日本を代表する火山、浅間山が2万5000年間に見せた、さまざまな姿(すがた)紹介(しょうかい)します。


貸出禁止の本をすくえ!

アラン・グラッツ著 ないとうふみこ訳

ほるぷ出版

内気で、友だちも少なく、楽しみは本を読むことだけという4年生のエイミー・アンは、家でも学校でも、いいたいこともいえずに、おとなしくひっそりとくらしていた。ところがある日、学校の図書室で大好きな本「クローディアの秘密(ひみつ)」が貸出(かしだし)禁止(きんし)になってしまったのをきっかけに、愛する本をすくおうと立ちあがり…。


ガンピーさんのサイ

ジョン・バーニンガム作 谷川俊太郎訳

BL出版

ガンピーさんがアフリカをたびしていると、とてもかなしいものにであった。かあさん、とうさんをなくした、サイのこども。にんげんが、つのをとったのだ。ミルクをほしがっているのがわかったけど、ガンピーさんがもっていたミルクでは、たりなかった。さばくにすんでいるベドウィンのひとたちから、ミルクをわけてもらったけど、まだたりず…。


子どもの本のもつ力-世界と出会える60冊-

清水真砂子著

大月書店

ここに挙げた本は、語りつくせないほどの生きる喜びと、同じ地上に生きる人々への信頼をくれる-。「ゲド戦記」の翻訳や児童文学評論で知られる著者が、子どもたちに贈りたい60冊の本を紹介。『クレスコ』連載を単行本化。


しずくの首飾り(岩波少年文庫 248)

ジョーン・エイキン作 猪熊葉子訳

岩波書店

北風からふしぎな〈しずくの首(かざ)り〉をもらったローラ。首にかけておくと、どしゃぶりのなかでもぬれないし、広い海も泳いでわたることができる。ただし、はずすと悪い運がやってくるといわれるが…。「しずくの首(かざ)り」をはじめ、楽しいファンタジーのお話が8つ入っている童話集。


しゅくだいかけっこ(とっておきのどうわ)

福田岩緒作・絵

PHP研究所

今日、50メートル走のタイムをはかった時、ゆうまはクラスで一番おそかった。運動会(うんどうかい)を休みたい。でも、足のおそさをみんなに知られてしまって、ズル休みだと思われるから、もう休めなくなってしまった。そんな時、あるおじいさんと出会い、かけっこの特訓(とっくん)(はじ)めると…。


せいそうせんのくりんまる 特製版(こどものとも社版)

鎌田歩さく

福音館書店 こどものとも社

せいそうせんのくりんまるは、ごみをあつめてうみをきれいにするのがおしごとです。グリリン、グリリンとモーターのおとをひびかせて、くりんまるはきょうもうみにでかけます。うみでこうそくせんやかもつせん、ボートとであったくりんまるは、みんなのことがすこしうらやましくなります。そこにまっくろいあまぐもがちかづいてきて…。


それからどうなるの?-ミムラねえさんとムーミントロールとちびのミイのおはなし-新版(講談社の翻訳絵本)(トーベ・ヤンソンのムーミン絵本)

トーベ・ヤンソン作 渡部翠訳

講談社

ムーミントロールがムーミンやしきにかえってきたら、ミムラねえさんがないていました。いもうとのちびのミイが、いなくなったのです。ふたりはミイをさがすため、まずあきかんのなかにはいりました。つぎはほらあなのなかにとびこみます。あかるいところへでたら、そうじきのでっかい(くち)にすいこまれて…。


夏とおとうとと

ふくだいわお作

光村教育図書

あるなつのひ。ぼくがむしとりにいこうとしたら、おかあさんから「しゅんもいっしょじゃないと、ださないわよ」といわれてしまった。ちいさいおとうと、しゅんはあるくのがおそいし、こうえんであそびたいっていうし、ぼくのじゃまばかりする。ぼくはしゅんをほったらかして、もりのなかをすすんだ。ふときがつくと、しゅんがみえなくて…。


人形の家にすんでいたネズミ一家のおるすばん

マイケル・ボンド文 エミリー・サットン絵 早川敦子訳

徳間書店

はくしゃくの(おお)きなおやしきの(なか)にある人形(にんぎょう)(いえ)で、ネズミの一家(いっか)がしあわせにくらしていました。ところがあるとき、はくしゃくが旅行(りょこう)にでかけたあいだに、おやしきでわるだくみがはじまりました。ネズミ一家(いっか)は、わるものをやっつける方法(ほうほう)をおもいつき…?


パンプキン!-模擬原爆の夏-(講談社青い鳥文庫 Eれ1-201)

令丈ヒロ子作 宮尾和孝絵

講談社

あたしは、大阪(おおさか)に住む小5のヒロカ。夏休み、同じ年のいとこ・たくみが、「パンプキン」という名の「模擬(もぎ)原爆(げんばく)」について調べに大阪(おおさか)にやってきた。模擬(もぎ)原爆(げんばく)というのは、原子(げんし)爆弾(ばくだん)を落とす練習用の爆弾(ばくだん)なんだって。たくさんの人が()くなったと聞いて、あたしもいっしょに調べることに…。


プラスチック・プラネット-今、プラスチックが地球をおおっている 明日からプラスチックゴミをなくそう-(評論社の児童図書館・絵本の部屋)

ジョージア・アムソン=ブラッドショー作 大山泉訳

評論社

わたしたちが日常(にちじょう)生活をおくるうえで、なくてはならないプラスチック。しかし今、その特性(とくせい)である「分解(ぶんかい)しない」ということが、さまざまな問題を引きおこしている。プラスチックのことを知り、問題解決(かいけつ)のためになにができるのか、一緒(いっしょ)に考えましょう。


ほうさんちゅう-ちいさなふしぎな生きもののかたち-

松岡篤監修 かんちくたかこ文

アリス館

とげとげ、つんつん、ぷつぷつ、にょきにょき…。(ふか)(うみ)のそこにねむる、いろいろなかたちの「ほうさんちゅう」のほね。5おく(ねん)まえから(うみ)にいた、(うみ)をただよってくらす(ちい)さな(ちい)さな()きもの・ほうさんちゅうのほねを、でんしけんびきょうでうつしたしゃしんでしょうかいします。


ぼくは気の小さいサメ次郎といいます(偕成社おはなしポケット)

岩佐めぐみ作 高畠純絵

偕成社

顔がこわいので、みんなににげられてしまい、友だちができないサメ次郎(じろう)。ほんとうは、とっても気が小さくて心やさしいのです。ある日サメ次郎(じろう)は1通の手紙をひろったことで、カメ次郎(じろう)と知り合います。なぜかサメ次郎(じろう)をこわがらないカメ次郎(じろう)。サメ次郎(じろう)は、自分も手紙を書くことにしました。さらに新しい友だちができるかな?


ぼくんちの海賊トレジャ

柏葉幸子作 野見山響子絵

偕成社

ぼくんちに、とんでもないやつが、おちてきた。トレジャと名のる、らんぼうな海賊(かいぞく)だ。「この世の果てにあるという青くて四角でうたうもの」をさがしにやってきたんだって。ぼくもいっしょにさがすはめになった。だけど、トレジャは、大食いで、デリカシーがなくて、気がみじかくて、人のものをうばってもおかまいなしで…。


ムーミン全集 3 新版 ムーミンパパの思い出

トーベ・ヤンソン著 小野寺百合子訳

講談社

ムーミンパパは、自らの「思い出の記」を記します。みなし子で、まわりにその才能(さいのう)理解(りかい)されなかった暗い時代、なにかになりたくて、ひとり、自由な世界へ飛び出したムーミンパパ。天才発明家のフレドリクソンとともに、大海原や空を冒険(ぼうけん)し…。スニフやスナフキンのお父さんたちも登場します。


ムーミン全集 4 新版 ムーミン谷の夏まつり

トーベ・ヤンソン著 下村隆一訳

講談社

洪水(こうずい)によって家が(しず)んだムーミン一家。うつり住んだ家は、奇妙(きみょう)なことがいっぱいでした。なんとそこは、流されている劇場(げきじょう)だったのです。夜の間に、ムーミントロールとスノークのおじょうさんが森に取り残されたり、スナフキンに子どもたちがついてきたり…。夏至(げし)の前夜は大さわぎです!


めをとじてみえるのは(評論社の児童図書館・絵本の部屋)

マック・バーネットぶん イザベル・アルスノーえ まつかわまゆみやく

評論社

もうベッドにはいるじかんだけど、パパにききたいことがいっぱい!ねえ、パパ、どうして、うみってあおいの?あめってなあに?どうしてはっぱは、いろがかわるの?ふゆにむかうと、どうしてトリはみなみにとんでいっちゃうの?さあ、パパは、なんとこたえてくれるでしょう?


やかまし村の子どもたち(リンドグレーン・コレクション)

アストリッド・リンドグレーン作 イングリッド・ヴァン・ニイマン絵 石井登志子訳

岩波書店

あたしはリーサ。女の子です。いまは7さいだけど、もうすぐ8さいになります。やかまし村には、子どもが6人。女の子が3人と男の子が3人です。男の子ってちょっとめんどうだけど、みんなと遊ぶとやっぱりたのしい。()し草の山にとびこむのも、畑しごとも、歌をうたうのも大すき。毎日おもしろいことでいっぱいです!


読む喜びをすべての人に-日本点字図書館を創った本間一夫-(感動ノンフィクションシリーズ)

金治直美文

佼成出版社

「点字」は、視覚(しかく)(しょう)がい者が指先でふれて読み取る「文字」です。点字の本もたくさん作られていて、点字図書館もあります。日本の点字図書館の中心である「日本点字図書館」の生みの親、本間一夫(ほんまかずお)さんとはどんな人だったのでしょう。本間(ほんま)さんが(ゆめ)に向かって歩んだ道をたどります。


ロージーのひよこはどこ?

パット・ハッチンスさく こみやゆうやく

好学社

ばんざーい。めんどりのロージーがたまごをうんだ。そしてとうとう、ひよこがかえった!ところが、にわとりごやのなかは、たまごのからがあるだけで、ひよこがいない。おおあわてのロージーは、こやのしたや、かごのなかなどをさがすが、みつからない。さて、ロージーのひよこはどこ?


わくわく-こども詩集-

全国学校図書館協議会編 田中和雄編

童話屋

わくわくするような詩をたくさん覚えましょう。そして、声に出して読み、手をふり足をふみならし、うたって楽しみましょう。谷川俊太郎(たにかわしゅんたろう)工藤直子(くどうなおこ)岸田衿子(きしだえりこ)、まど・みちお、阪田寛夫(さかたひろお)など、多数の詩を収録。