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2017年11月1日~12月31日あたらしいおすすめのほん

2017年11月1日~12月31日に、図書館にあたらしく入った子どもの本の中で、 とく におすすめの本です。

子どもの読書に かん する本もふくまれています。

本のタイトルのところから、 予約 よやく することができます。


タイトルの よこ に、本の 種類 しゅるい がわかるマークがついています。


あおいジャッカル-インドの昔話-

マーシャ・ブラウン作 こみやゆう訳

瑞雲舎

むかし、「あらぼえ」とよばれたジャッカルがいた。あるよる、たべものをさがしにまちへでかけたあらぼえは、のらいぬにおそわれ、そめものやににげこみ、あいのおおがめにとびこんだ。よがあけ、あおくそまったままもりへかえった、あらぼえは、もりのどうぶつたちにおそれられているのにきづいて、じぶんは「もりのおう」だとなのり…。


あたしのすきなもの、なぁんだ?(評論社の児童図書館・絵本の部屋)

バーナード・ウェーバーぶん スージー・リーえ 松川真弓やく

評論社

おんなのことパパが、あきのこうえんをおさんぽしています。「あたしのすきなもの、なぁんだ?」とおんなのこがいうと、パパは「なにがすきなの?」ときいてくれます。「ワンちゃんでしょ、ネコちゃんでしょ、それに、カメさん」「ほかには、なにがすきなの?」パパはなんどでも、おんなのこに、やさしくきいてくれて…。


いそげ!きゅうきゅうしゃ

竹下文子作 鈴木まもる絵

偕成社

まちのしょうぼうしょ。しれいしつのでんわがなると、きゅうきゅうしゃのしゅつどうです。ライトをつけて、サイレンをならして、はしります。まちはずれのいえにつくと、きゅうびょうにんのおじいさんがいました。やまのむこうのおおきなびょういんへはこぶため、ドクターヘリをよぶことに…。


ウサギのすあなにいるのはだあれ?

ジュリア・ドナルドソン文 ヘレン・オクセンバリー絵 とたにようこ訳

徳間書店

でかけていたウサギがすあなのまえまでもどってくると、なかから「おいらは、はらぺこぴょんがぶりん。ウサギのみみがだいこうぶつ!」というこえがしました。ウサギのすあなから、なぞのかいぶつをおいだそうと、ネコやクマ、ゾウがつぎつぎにやってきますが…。


絵物語古事記

富安陽子文 山村浩二絵 三浦佑之監修

偕成社

全3(かん)からなる日本最古の歴史書(れきししょ)「古事記」の、上巻(じょうかん)につづられている神さまたちの物語を(おさ)めた本。あざやかに(えが)き出された古代の人びとの生活や感情(かんじょう)や真実を、(いき)のかよった文と全ページに入った迫力(はくりょく)のある絵で紹介(しょうかい)します。


貨物船のはなし(たくさんのふしぎ傑作集)

柳原良平作

福音館書店

船は、速さでは自動車、飛行機にかないませんが、大きなものや重いものでも運ぶことができるし、ものをたくさん運ぶこともとくいです。船は、人間の生活にむすびついて発達してきました。3本マストの帆船(はんせん)から、ソーラーハイブリッド船まで、さまざまな貨物船をイラストで紹介(しょうかい)します。


きょうりゅうたちのクリスマス(世界の絵本コレクション)

ジェイン・ヨーレン文 マーク・ティーグ絵 なかがわちひろ訳

小峰書店

うきうき、そわそわ、まちきれない。だってあしたはクリスマス!きょうりゅうたちはどうするの?サンタさんがやってくるまで、ずっとみはってる?きれいなはこをみつけたら、かたっぱしからあけてみちゃう?いいえ、きょうりゅうだもの。きれいなこえで、クリスマスのうたをうたいます…。


口ひげが世界をすくう?!

ザラ・ミヒャエラ・オルロフスキー作 ミヒャエル・ローハー絵 若松宣子訳

岩波書店

ヨーヨーのおじいちゃんは、おばあちゃんがこの()()ってから、すっかり元気をなくしてしまいました。ところが、ある日とつぜん、おじいちゃんが、「世界(せかい)ひげ大会にでる!」と()めました。家族(かぞく)のみんなが反対(はんたい)しても、ヨーヨーはおじいちゃんといっしょに(ゆめ)にむかってがんばります。


グリムのむかしばなし 2

グリム〔著〕 ワンダ・ガアグ編・絵 松岡享子訳

のら書店

むかしばなしをこよなく愛した絵本作家ワンダ・ガアグが(おく)る、生き生きとしてユーモアあふれるグリムのおはなし。2は、「ブレーメンの音楽隊」「ラプンツェル」「なんでもわかる医者先生」「かしこいエルシー」「(りゅう)とそのおばあさん」など、全部で9つのおはなしが入っています。


じょやのかね(日本傑作絵本シリーズ)

とうごうなりささく

福音館書店

きょうは、おおみそか。いちねん、さいごのひ。パパが、じょやのかねをつきに、おてらにつれていってくれるんだって。しずかに、くらいみちをあるいた。つめたいくうきに、はながツンとする。おてらのもんには、たくさんのひとがならんでいる。れつにならんで、あまざけをのんでまっていたら、いよいよぼくたちのばんになって…。


ソーリ!(くもんの児童文学)

濱野京子作 おとないちあき画

くもん出版

小学校1年生の夏。学童保育クラブで七夕かざりをつくったとき、短冊に「そうりだいじんになりたい」と書いた照葉(てるは)。「女のくせに総理大臣なんておかしい」と笑われてから、将来の夢を語れなくなった。そして、小学校5年生になった照葉(てるは)は、ひょんなことから後期の学級委員に選ばれて…。


たのしいローマ数字

デビッド・A.アドラー文 エドワード・ミラー絵 千葉茂樹訳

光村教育図書

ローマ数字って知ってる?アラビア数字より古くからあって、いまでも本のなかや腕時計(うでどけい)などに使(つか)われているよ。ローマ数字で使う7つの文字と、その書き方を説明(せつめい)するよ。読みおわったら、ローマ数字で数を書いてみよう!そしてこの絵本を()って出かけ、ローマ数字を見つけよう!


チューリップ

荒井真紀さく

小学館

チューリップはたねではなく、きゅうこんでそだてます。きゅうこんのなかは、たまねぎみたいです。あきに、つちのなかにうえると、きゅうこんは、つちのなかのすいぶんをすって、ねをだします。ねは、どんどんのびていき…。チューリップのはながさくまでのへんかを、ていねいにえがきます。


ツトムとネコのひのようじん(おはなしだいすき)

にしかわおさむぶん・え

小峰書店

ツトムのいえのちかくのおてらのさんもんには、ふたりのにおうさまがたっています。あるひ、おとうさんにしかられてはらをたてたツトムは、おてらのいしだんであしをけりあげて、くつをかたほうなくしました。そのばん、におうさまにおわれるゆめをみて…。「うんどうぐつとにおうさま」など、ツトムのたのしいおはなしが6つはいっています。


テディが宝石を見つけるまで

パトリシア・マクラクラン著 こだまともこ訳

あすなろ書房

激しい吹雪(ふぶき)の中、迷子になり、途方(とほう)にくれていた幼い兄妹。救いの手をさしのべたのは、犬のテディでした。テディは言葉をしゃべります。でも、それが聞こえるのは、詩人と子どもたちだけ…。出会いがつむぎだす、小さな奇跡(きせき)の物語。


図書館にいたユニコーン

マイケル・モーパーゴ作 ゲーリー・ブライズ絵 おびかゆうこ訳

徳間書店

山や森のなかであそぶのが大すきなトマスは、本を読むのなんか大きらい。でもある日、トマスはお母さんにむりやりつれていかれた図書館(としょかん)で、木でできたユニコーンと、お話会をしてくれる先生に出会った。そのおかげで本がすきになったトマスだが、やがて村に戦争(せんそう)がやってきて…。


とびきりすてきなクリスマス(岩波少年文庫 241)

リー・キングマン作 山内玲子訳

岩波書店

クリスマスが近づいたある日、エルッキのお兄さんがのっている船がゆくえ不明(ふめい)になりました。一家はお兄さんの無事(ぶじ)をいのりながら、クリスマスをむかえる準備(じゅんび)をします。エルッキは、みんなを(よろこ)ばせようと、ひそかになにかをつくりはじめて…。


なずずこのっぺ?

カーソン・エリスさく アーサー・ビナードやく

フレーベル館

こんちゅうたちが、はなのめをみつけました。でも、こんちゅうたちには、これがなんなのかわかりません。「なずずこのっぺ?」「わっぱどがららん」どんどんおおきくなっていくはなのめに、はしごをかけてのぼったり、こやをたてたりしたのですが…。こんちゅうたちが「こんちゅうご」でおしゃべりするえほん。


ぬすまれた月(ポニー・ブックス 6)

和田誠著

岩崎書店

月のことがだいすきな男がいました。ある日、長い長いはしごを作り、月をとりにいきました。男は月を(はこ)にしまい、ときどきながめては、たのしんでいましたが、どろぼうにぬすまれてしまいます。どろぼうが(はこ)をあけてみると、なにもはいっていなかったので、すててしまいましたが…。はたして月は空にもどるのでしょうか?


まほろ姫とにじ色の水晶玉

なかがわちひろ作

偕成社

タヌキにそだてられたお(ひめ)さま、まほろにはひみつがあります。頭に()っぱをのせて、じゅもんをとなえて(ちゅう)がえりすると、思ったものにばけられるのです。ある日、おやしきに、都から有名な絵師(えし)がくることに。まほろはその弟子の雲風(うんぷう)にへやのふすま絵をかいてもらいますが…。


物語と歩いてきた道-インタビュー・スピーチ&エッセイ集-

上橋菜穂子著

偕成社

精霊(せいれい)()り人」「鹿(しか)の王」の作者・上橋菜穂子(うえはしなほこ)の、単行本未収録(たんこうぼんみしゅうろく)のインタビューやスピーチ、エッセイ、書店でのフェアのために選書した約700冊のリストを集成。壮大(そうだい)な物語を(えが)く作家のたどってきた道のりが()かび上がる。