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2017年1月1日~2月28日あたらしいおすすめのほん

2017年1月1日~2月28日に、図書館にあたらしく入った子どもの本の中で、 とく におすすめの本です。

子どもの読書に かん する本もふくまれています。

本のタイトルのところから、 予約 よやく することができます。


タイトルの よこ に、本の 種類 しゅるい がわかるマークがついています。


江戸のお店屋さん その3

藤川智子作

ほるぷ出版

今では「せんす」ともよばれる「おうぎ」を売る、おうぎ屋。貨幣(かへい)交換(こうかん)し、手数料をとる両替屋(りょうがえや)。スーパーやコンビニなどなかった江戸時代(えどじだい)、お店屋さんのようすも、いまとは(まった)くちがっていました。どんなふうにちがっていたのか、ちょっとのぞいてみましょう。


おしろのばん人とガレスピー(こころのほんばこシリーズ)

ベンジャミン・エルキンぶん ジェームズ・ドーハーティえ 小宮由やく

大日本図書

あるくにに、三人のきょうだいがすんでいました。三人は、せかいじゅうのだれよりも目がいいきょうだいでした。この三きょうだいのうわさをききつけた王さまは、三人をおしろのばん人にすることに。そして、「この三人をだませたものには、ダイヤモンドをあしらった金のメダルをおくる」とせかいじゅうにはっぴょうして…。


おなかのかわ

瀬田貞二再話 村山知義絵

福音館書店

あるひ、ねことおうむはそうだんして、かわるがわるごちそうによぼうとはなしあいました。ところが、ねこはひどいけちんぼで、ちょっぴりしかたべものをだしません。いっぽう、おうむは、すてきなごちそうをこしらえました。ねこはそれらをすっかりたべつくし、さらにもっとたべるものはないかといい…。


からくり

安田真紀子文 からくりおもちゃ塾奈良町監修

文溪堂

からくりおもちゃには長く深い歴史があります。ピエロの体操人形(たいそうにんぎょう)、ねずみの風車、茶運び人形など、世界と日本のからくりおもちゃをカラー写真で紹介(しょうかい)。日本のからくり人形を作る(すぐ)れた技術(ぎじゅつ)や、からくりおもちゃ「のぼり人形」と「紙つばめ」の作り方、からくりの歴史も解説(かいせつ)します。


銀のくじゃく-童話集-(偕成社文庫 3280)

安房直子作 高橋和枝絵

偕成社

みなしごの千代(ちよ)孤独(こどく)とあこがれが、彼女(かのじょ)を鳥にかえてしまうお話「青い糸」、子どもまでもうけた相手とむこうがわとこちらがわに別れて()らすことを決意する「(くま)の火」など、むこうがわの世界をえがいた7つの物語が入っています。


クララ-300年前にはじめてヨーロッパを旅したサイのはなし-

エミリー・アーノルド・マッカリー作 よしいかずみ訳

BL出版

300年近くも前、まだサイを見た人がほとんどいない時代に、インドからオランダへ、そしてヨーロッパ中をサイといっしょに旅した男の人がいました。ときには(りく)荷馬車(にばしゃ)に乗って、ときには海を船でわたって…。ヨーロッパのあちらこちらに大旅行をした、クララというなまえのサイと、ヴァン・デル・メール船長の物語。


さてさて、きょうのおはなしは…-日本と世界のむかしばなし-

瀬田貞二再話・訳 野見山響子画

福音館書店

みちで()どもたちがこだぬきをいじめていた。それをみたじいさまはかわいそうにおもって、(こども)どもたちに(かね)をわたし、こだぬきを(やま)へつれていって、はなしてやった。つぎの()、じいさまがまた(やま)へくると、きのうのこだぬきがひょこっとでてきて…。「ぶんぶくちゃがま」など、28のむかしばなしがのっています。


先生が本(おはなし)なんだね-語りの入門と実践-

伊藤明美著

小澤昔ばなし研究所

長年図書館に司書として勤務し、現在も小学校・保育園などでおはなしを語る著者が、子どもたちから学んだ経験を元に、語りについての考えをまとめた書。おすすめ昔話絵本と昔話集も収録する。


だるまちゃんとにおうちゃん(こどものとも絵本)

加古里子さくえ

福音館書店

「におうちゃん」とよばれる、からだのおおきい、おてらのおしょうさんのまごと、だるまちゃんが、ちからくらべをすることに。すもう、ぼうおし、つなひき、うでぐみずもう。だるまちゃんは、におうちゃんにかないませんでしたが、けんけんずもうで、ようやくかつことができました。まだまだ、ちからくらべはつづいて…。


ちっちゃなちっちゃなものがたり-ジェイコブズのイギリス昔話集より ちっちゃなえほん-(日本傑作絵本シリーズ)

ジェイコブズ〔著〕 瀬田貞二訳 瀬川康男絵

福音館書店

むかし、ちっちゃなちっちゃなむらに、ちっちゃなちっちゃなうちがあって、ちっちゃなちっちゃなおばさんが、ひとりですんでおりました。あるひ、おばさんは、ちっちゃなちっちゃなはかばで、ちっちゃなちっちゃなほねをみつけて、ばんごはんのスープにしようと、うちにもってかえりましたが…。


動物がすき!-イリオモテヤマネコをとおしてみえたこと-

安間繁樹文 岡本泰子絵

福音館書店

どうしたら動物(どうぶつ)と人がなかよくくらせるのか?(おさな)いころから動物(どうぶつ)がすきで、研究者(けんきゅうしゃ)となった著者(ちょしゃ)が、イリオモテヤマネコを観察(かんさつ)してわかった行動(こうどう)特徴(とくちょう)紹介(しょうかい)。日本にいる野生動物(やせいどうぶつ)についても説明(せつめい)します。


ドールハウスはおばけがいっぱい(ポプラの木かげ 31)(おばけ美術館 4)

柏葉幸子作 ひらいたかこ絵

ポプラ社

「おばけ美術館(びじゅつかん)」の館長として、おばけたちの世話をする小学5年生のまひる。魔女(まじょ)のような女の人に見つめられ、気がついたらドールハウスの中へ!どうしたら元にもどれるの?しかもその家には、ほかにも住人がいるようで…。時をこえた(おも)いを魔法(まほう)でかなえる、やさしい家族のファンタジー。


肉食の恐竜・古生物図鑑-食物連鎖の頂点に君臨する大むかしの生物たち-(子供の科学★サイエンスブックス)

土屋健著

誠文堂新光社

大むかしの生き物のなかから、他の動物を(おそ)い、食べてしまう肉食古生物を選んで図鑑形式(ずかんけいしき)紹介(しょうかい)。「食う・食われる」の関係が一目でわかるイラストものっています。どんな生きものが強かったのか、想像しながら読んでみましょう。


ねぎぼうずのあさたろう その10(日本傑作絵本シリーズ)

飯野和好作

福音館書店

きょうとにむかって、たびをつづけるあさたろう。きょうとのてまえで、ゆきのなかでざぜんをくむ、かわったおぼうさんにであいました。こしあんのおぼうさんとはなしてから、あるきはじめたあさたろう。すると、しょうにんが、おさむらいの「かぶらぐみ」から、おかねをとられそうになっていて…。


ねぼすけスーザとやぎのダリア 特製版(こどものとも社版)

広野多珂子作

福音館書店

ねぼすけのスーザは、となりのアンヘルさんのやぎたちをつれておかへいきます。やぎたちはそこでくさをたべるのです。おかへいくとちゅうで、もうすぐあかちゃんがうまれるやぎのダリアがたちどまったまま、うごかなくなってしまいました。こまったスーザは…。


走れ!!機関車

ブライアン・フロッカ作絵 日暮雅通訳

偕成社

土ぼこりの大地を、(けむり)をふきだし、西へ向かって汽車はゆく-。時は1869年、さあ、アメリカ大陸横断の旅にでかけよう!開通したばかりの大陸横断鉄道で西へ向かったある家族の旅を、蒸気機関車(じょうききかんしゃ)のしくみや乗務員(じょうむいん)の仕事、車内の様子とともに(えが)きます。


フローレンス・ナイチンゲール

デミ作 さくまゆみこ訳

光村教育図書

フローレンスは少女のころ、よく病院(びょういん)ごっこをしていました。やがて看護(かんご)を学び、戦地(せんち)病院(びょういん)におもむいたフローレンスは、「ランプをもったレディ」とよばれました。看護(かんご)をよいものにするために大きな役割(やくわり)をはたした、フローレンス・ナイチンゲールの一生をえがきます。


ぼくらは鉄道に乗って(ブルーバトンブックス)

三輪裕子作 佐藤真紀子絵

小峰書店

あいさつをしそびれたせいで、悠太(ゆうた)理子(りこ)と話をする最初のチャンスを(のが)してしまった。なぜ悠太(ゆうた)理子(りこ)と話してみたいと思ったのか。それは、理子(りこ)が大事そうに持っていたのが、列車の「時刻表(じこくひょう)」だったから…。悠太(ゆうた)理子(りこ)、ふたりの冒険(ぼうけん)が動き始める!


魔法の学校-エンデのメルヒェン集-(岩波少年文庫 236)

ミヒャエル・エンデ作 池内紀訳 佐々木田鶴子訳 田村都志夫訳 矢川澄子訳

岩波書店

オフェリアさんの仕事は、町の劇場(げきじょう)舞台(ぶたい)のまんまえにある小さなボックスにもぐりこみ、舞台(ぶたい)の上の役者たちがとちゅうでつかえないように、みんなのせりふを小声でささやきつづけることでした。でも、劇場(げきじょう)()じられ、オフェリアさんも仕事がなくなってしまい…。心にひびく、10の物語が入っています。