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2016年3月1日~4月30日あたらしいおすすめのほん

2016年3月1日~4月30日に、図書館にあたらしく入った子どもの本の中で、 とく におすすめの本です。

子どもの読書に かん する本もふくまれています。

本のタイトルのところから、 予約 よやく することができます。


タイトルの よこ に、本の 種類 しゅるい がわかるマークがついています。


いたずらロバート

ダイアナ・W.ジョーンズ作 エンマ・C.クラーク絵 槙朝子訳

復刊ドットコム

メイン館という、古くて由緒(ゆいしょ)ある館がありました。見物客がにぎわうその館に、むかし〈いたずらロバート〉といわれた魔法(まほう)使いが、少女の気まぐれで、(はか)の下から呼びだされてしまいました。何しろ過去の人なので、今と昔の区別がつかず、思わぬ大騒動(おおそうどう)がもちあがりますが…。ほるぷ出版1992年刊の再刊。


いつだってともだち(おれたち、ともだち! 〔12〕)

内田麟太郎作 降矢なな絵

偕成社

ぼく、キツネ。みんなとあそびたいのに、ヘンなんだ。オオカミさんは、いねむりばかり。クマさんも、イノシシさんも、ヘビさんも、み~んなダメ、ダメって。なんだかひとりぼっちになったきぶん。みんな、どうしちゃったのかなあ。ねえ、ともだちって、ずっとともだちだよね?


イワンとふしぎなこうま(岩波少年文庫 230)

ピョートル・エルショーフ作 浦雅春訳

岩波書店

ぐうたらで()るしか(のう)がない子どもイワンは、ふしぎな力をもつこうまを手に入れました。ところが、王さまの悪だくみで、冒険(ぼうけん)の旅に出ることに。火の鳥をつかまえたり、異国(いこく)の海に()らすおひめさまをさらいに行ったり…。ハラハラ、ドキドキの話がまんさい。


うしかたとやまうば-日本の昔話-(こどものとも日本の昔話10のとびら)

瀬田貞二再話 関野凖一郎画

福音館書店

むかし、ごろうという、うしかたが、はまでしょうがつにつかうさばをしこんで、うしにつけて、やまごえにかかった。「そのさば、いっぴきおれにくれろ」というやまうばに、ごろうはさばをいっぴきなげて、にげた。たちまちごろうにおいついて、「もっとよこせ」というやまうばは、とうとうさばをたべつくしてしまい…。


うりひめとあまんじゃく-日本の昔話-(こどものとも日本の昔話10のとびら)

稲田和子再話 小西英子画

福音館書店

うりからうまれた、うりひめは、はたおりがじょうずな、かわいいむすめ。とてもひょうばんがよくて、おとのさまから「よめにもらいたい」といわれ、よめいりすることになりました。おいわいのごちそうをつくるために、おじいさんとおばあさんがでかけたあと、あまんじゃくがやってきて、うりひめを、かきのきばらへとつれていき…。


絵本に魅せられて

佐藤英和著

こぐま社

まだ文字をよめない子どもが「もう一回よんで」と何度も持ってくる絵本には、どんな秘密があるのか? 「こぐまちゃんえほん」シリーズなどのロングセラー絵本をつくった、こぐま社の創業編集者によるユニークな絵本論。


お江戸の百太郎 〔4〕 大山天狗怪事件(ポプラポケット文庫 037-6)

那須正幹作 小松良佳絵

ポプラ社

大山(もう)でのかえりに、百太郎(ひゃくたろう)親子がであった首つり事件を幕開けに、つぎつぎとおこる奇妙(きみょう)な事件。被害者(ひがいしゃ)はみな同じ長屋出身で、そろって大山にのぼっていました。天狗(てんぐ)のたたりかとさわぎになる中、名探偵(めいたんてい)百太郎(ひゃくたろう)が調査にのりだしますが…。


おかあさんがおかあさんになった日-英語版-

長野ヒデ子作 アーサー・ビナード英訳

童心社

あなたのうまれた日の話をしましょう。にゅういんしたおかあさんに、おいしゃさんは、「しんぱいしないで、すこしうんどうしなさい」といって、あかちゃんのげんきなしんぞうのおとをきかせてくれたわ。そこでおかあさんは、いろんな人がいる、大きなびょういんのなかをみてまわったの。それでもなかなかあかちゃんはうまれてこなくて…。


オバケ屋敷にお引っ越し-スギナ屋敷のオバケさん-

富安陽子作 たしろちさと絵

ひさかたチャイルド

オバケさんは、名前が「オバケンイチロウ」だから、みんなに「オバケさん」と()ばれている料理研究家(りょうりけんきゅうか)。広いキッチンのある家に住みたかったオバケさんは、テンテル山のスギナ屋敷(やしき)に引っ()しをしました。ところが、スギナ屋敷(やしき)には、ここに住みつこうとするやつを追い出そうとする本物のオバケがいて…。


おんちょろちょろ-日本民話-(こどものとも日本の昔話10のとびら)

瀬田貞二再話 梶山俊夫画

福音館書店

じいさんとばあさんは、みちにまよったおとこのこのことを、おてらのこぞうだとおもい、ひとばんとめてあげることに。こぞうになりすましたおとこのこは、ねずみのうごきをみて、でたらめにおきょうをよみました。それからまいばん、じいさんとばあさんがそのおきょうをよんでいると、あるとき、どろぼうがいえにはいりこみ…。


数ってどこまでかぞえられる?-グーグルのもとになったことば-(評論社の児童図書館・絵本の部屋)(ふしぎだな?知らないこといっぱい)

ロバート・E.ウェルズさく せなあいこやく

評論社

もしきみが、ほんとに大きい数字を見つけたいなら、そりゃきっと1ではないね。1のうしろにゼロをひとつ、つけると10になるね。10×10は100になる。でも、ほんとに、なによりも大きくて、びっくりするくらいでっかい数字は、グーゴル!ゼロが100こつく!数はどこまでかぞえられるのか、かんがえるほん。


きかんしゃホブ・ノブ(こどものとも絵本)

ルース・エインズワース作 上條由美子訳 安徳瑛画

福音館書店

あるところに、ホブ・ノブという、あかいきかんしゃがいました。「ゆうえんちまで、ぼくをのせてってくれない?」と、こひつじにいわれたホブ・ノブは、「ああ、いいとも」と、こひつじをいちばんめのかしゃにのせました。それからホブ・ノブは、「ゆうえんちまで、ぼくをのせてくれよ」といういぬを、にばんめのかしゃにのせて…。


きつねとかわうそ-日本の昔話-(こどものとも日本の昔話10のとびら)

梶山俊夫再話・画

福音館書店

あるやまに、きつねがいました。ふもとのかわには、かわうそがいました。あるひ、きつねが「ふたりでごっつおのよびあいをしねえか」と、ていあんしました。はじめに、きつねがかわうそのいえでごちそうになりました。ところがつぎのひ、かわうそがいえにきても、きつねはごちそうしないで…。


木と日本人 3 葉や花、実と種

ゆのきようこ監修・文 長谷川哲雄樹木画

理論社

森の多い国・日本で、木がどのように使われてきたかを、木の部分ごとに紹介(しょうかい)するシリーズ。3は、葉や花、実・(たね)を、人々が衣食住(いしょくじゅう)にどのように利用してきたかを解説(かいせつ)し、炭や(はい)の利用についても見ていきます。


きょうはかぜでおやすみ(こころのほんばこシリーズ)

パトリシア・マクラクランぶん ウィリアム・ペン・デュボアえ 小宮由やく

大日本図書

エミリーがかぜをひきました。ママはしごとに出かけていたので、パパがエミリーをベッドにねかせます。エミリーは、おきにいりのもうふとぬいぐるみをもってきて、かみをポニーテールにして、おなかがすいた、おはなしをして、とパパにつぎつぎとおねがいごとをしていって…。


くさむらむらのおつきみまつり 特製版(こどものとも社版)(やなぎむらのおはなし)

カズコ・G・ストーン さく

こどものとも社

ひろいのはらに「くさむらむら」がありました。くさむらむらのむしたちは、まいとしなつのおわりごろ、おつきみひろばでおつきみまつりをします。おまつりのために、たべものをよういしたり、ダンスやコーラスのれんしゅうをしたりして、みんなおおいそがしです。


くだものノート-知ってたのしい食べてジューシー-

いわさゆうこ作

文化学園文化出版局

あんず、さくらんぼ、すもも、びわ、もも、いちご、ブルーベリー…。さまざまなくだものの特徴(とくちょう)や、実がなる時期、産地(さんち)、くだものを使った料理(りょうり)などを、写真やイラストで紹介(しょうかい)します。


賢女ひきいる魔法の旅は

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ作 アーシュラ・ジョーンズ作 田中薫子訳 佐竹美保絵

徳間書店

北の島スカアの賢女(けんじょ)である叔母(おば)さんと()らしている12(さい)のエイリーンは、叔母(おば)さんと一緒(いっしょ)に、東の島ログラへさらわれた皇子(おうじ)救出(きゅうしゅつ)する旅に出る。風変わりな旅の仲間が次つぎに加わるが、叔母(おば)さんが(のろ)いをかけられてしまったため、エイリーンが一行をひきいるはめになり…?


ことりのおそうしき

マーガレット・ワイズ・ブラウン文 クリスチャン・ロビンソン絵 なかがわちひろ訳

あすなろ書房

こうえんでことりがしんでいました。ことりはもう、にどとそらをとべません。かわいそうに。こどもたちは、おはかをつくって、おそうしきをしてあげることにしました。じめんにあなをほって、シダのはっぱをしきつめて、ぶどうのはっぱでくるんだことりをねかせて、おはなをのせました。そしてうたいました…。


さるとびっき-山形の昔話-(こどものとも日本の昔話10のとびら)

武田正再話 梶山俊夫画

福音館書店

こんぴらやまのふもとに、さると、びっき(かえる)がいました。ふたりは、いっしょにたんぼをつくることに。ところが、さるが、はたらこうとしないので、びっきがひとりでたうえやいねかりをやりました。そして、かりあげのもちつきのひになると、さるはよくふかいことをかんがえ…。


シュヴァル-夢の宮殿をたてた郵便配達夫-(たくさんのふしぎ傑作集)

岡谷公二文 山根秀信絵

福音館書店

いまから100年ほどまえ、フランスのオートリーヴという小さな村に、シュヴァルという無口な郵便(ゆうびん)屋さんが住んでいました。シュヴァルは、拾った石を材料(ざいりょう)にして、自分の理想の宮殿(きゅうでん)を、たったひとりでたてはじめました。33年たった1912年、宮殿(きゅうでん)が完成して…。


すぽーつのほん

ディック・ブルーナぶんえ まつおかきょうこやく

福音館書店

さっかー、ほっけー、てにす、さいくりんぐ、らんにんぐ、すいえい、じょうば、じゅうどう、すけーと、すきー、たいそうのへいこうぼう・あんば・ちょうば。すぽーつのあとは、しゃわーをあびよう…。さまざまなすぽーつをしょうかい。


青函連絡船ものがたり(たくさんのふしぎ傑作集)

宮脇俊三文 黒岩保美絵

福音館書店

かつて、青森と函館(はこだて)の間を青函連絡船(せいかんれんらくせん)という定期船が運航(うんこう)し、北海道の発展(はってん)のために大きな役割(やくわり)()たしていました。1988年、青函(せいかん)トンネルを列車がはしりはじめると同時に廃止(はいし)された、青函連絡船(せいかんれんらくせん)とその歴史(れきし)紹介(しょうかい)します。


ぞうさん

まどみちお詩 にしまきかやこ絵

こぐま社

「ぞうさん ぞうさん おはなが ながいのね そうよ かあさんも ながいのよ」 たくさんのひとがうたってきた、まどみちおさんのどうよう「ぞうさん」を、にしまきかやこさんが、あかるく、ちからづよいえで、えがきます。「ぞうにうまれてよかったな」という、こぞうのうれしさがつたわってくるえほん。


たぬきえもん-日本の昔話-(こどものとも日本の昔話10のとびら)

藤巻愛子再話 田澤茂絵

福音館書店

やくしゃのたぬきえもんは、とうげをこえたとなりむらで、しばいをしていました。そこへ、おっかあがびょうきになったというしらせがきました。たぬきえもんは、いそいでかえろうとしますが、とちゅうで、ひがくれてしまいました。すると、みかづきのようなめをした、ぼうずあたまのばけものがあらわれ…。


田んぼのコレクション(ふしぎコレクション 9)

内山りゅう写真・文

フレーベル館

地域(ちいき)によって、また、季節(きせつ)によっても田んぼの姿(すがた)は変わり、そこにくらす生きものの種類(しゅるい)も変わる。田んぼっておもしろい場所なんだ。さあ、田んぼの世界に行ってみよう!田んぼの一年や、田んぼにいる生きものたちを、写真で紹介(しょうかい)する。


小さなプランクトンの大きな世界(たくさんのふしぎ傑作集)

小田部家邦文 高岸昇絵

福音館書店

びんにとった池の水を、顕微鏡(けんびきょう)で見ると、肉眼(にくがん)では見えない小さな生き物、プランクトンがいるのがわかります。カブトガニににた形をしたハオリ・ワムシ、足のようなセン毛をもっているゾウリムシ…。ふしぎなプランクトンたちの世界を、美しいイラストで紹介(しょうかい)します。


ツバメ観察記(たくさんのふしぎ傑作集)

孝森まさひで文・写真

福音館書店

身近な野鳥であるツバメは、秋に日本から東南アジアに(わた)り、3月から4月にかけて、日本に帰ってきて子育てをします。ツバメの夫婦(ふうふ)巣作(すづく)りから、産卵(さんらん)、ヒナの誕生(たんじょう)、親鳥がえさをあげる様子、ヒナの成長、巣立(すだ)ちまで、写真といっしょにくわしく紹介(しょうかい)します。


でんしゃがはしる

山本忠敬さく・え

福音館書店

やまのてせんは、10りょうへんせいのでんしゃ。あさはやくからよるおそくまで、はしりつづける。そとまわりでんしゃ、しゅっぱつしんこう!しながわえきをでて、けいひんきゅうこうせんとりったいこうさ。もうすぐ、おおさきえき。かもつれっしゃがやってきた。ごたんだえきでは…。つぎにであうでんしゃはなにかな。山本忠敬生誕100年特別復刊版。


天のかみさま金んつなください-日本の昔話-(こどものとも日本の昔話10のとびら)

津谷タズ子再話 梶山俊夫画

福音館書店

あるやまのおくに、かあさんと3にんのおとこのこがくらしていました。あるひ、かあさんがまちまでかいものにいき、3にんはるすばんをすることに。かあさんから、やまんばがでてくるかもしれないから、だれがきてもいえのなかにいれてはいけない、といわれました。ひるすぎ、しわがれごえで、「かあさんだよ」というものがやってきて…。


てんのくぎをうちにいったはりっこ 特製版

かんざわとしこさく ほりうちせいいちえ

福音館書店

てんのまるてんじょうをささえているくぎがゆるんで、てんがおちてくる! だれかがくぎをうちにいかなくては。そこでなのりでたのは、ひいひいじいさまのかたみのハンマーをもった、はりっこだった…。


とっきゅうでんしゃあつまれ

山本忠敬さく

福音館書店

しんかんせんから、ロマンスカー、つうきんでんしゃ、しんだいでんしゃまで、にほんじゅうをはしる、いろいろなとっきゅうでんしゃがせいぞろい!きみは、どのでんしゃがすきかな?のりものずきのこどもをまんぞくさせるえほん。山本忠敬生誕100年特別復刊版。


なぞなぞ学-起源から世界のなぞなぞ・なぞかけのつくり方まで-

稲葉茂勝著 ウノカマキリ絵 こどもくらぶ編

今人舎

「なぞ」という言葉の語源(ごげん)は?「クイズ」と「なぞなぞ」はどうちがう?世界共通のなぞなぞってあるの?なぞなぞについて、たくさんの写真や絵でわかりやすく説明(せつめい)世界各地(せかいかくち)のなぞなぞと、なぞなぞに関連(かんれん)した各国(かっこく)の文化・地理・歴史(れきし)や、なぞなぞをつくるときのコツも紹介(しょうかい)します。


南極のスコット大佐とシャクルトン(たくさんのふしぎ傑作集)

佐々木マキ作

福音館書店

南極大陸(なんきょくたいりく)という未知(みち)大陸(たいりく)に、命をかけて(いど)んだ探検家(たんけんか)たち。科学的な調査(ちょうさ)観測(かんそく)南極点到達(なんきょくてんとうたつ)を目的としたスコット探検隊(たんけんたい)と、かれらより先に極点(きょくてん)到達(とうたつ)したアムンセン、大陸横断(おうだん)を目指したシャクルトンたちの探検(たんけん)をえがく。


ねずみのおよめさん-日本の昔話-(こどものとも日本の昔話10のとびら)

小野かおる再話画

福音館書店

ねずみのふうふがだいじにそだてたむすめねずみは、とてもきりょうよしの、やさしいむすめにそだちました。ふうふは、せかいいちえらいものに、むこになってほしいとかんがえ、おひさまに、むこになってほしいと、たのみました。けれど、おひさまは、せかいでいちばんえらいのは、くもだといって…。


ねずみの騎士デスペローの物語(ポプラ文学ポケット 1)

ケイト・ディカミロ作 ティモシー・バジル・エリング絵 子安亜弥訳

ポプラ社

ハツカネズミのデスペローは、体は小さく耳が大きく、生まれた時から目をぱっちりとあけていました。本が読めたデスペローは、本の中の騎士(きし)にあこがれて、本物のお(ひめ)さまに(こい)をします。けれど、ハツカネズミ社会を追放されてしまい…。2004年刊の再刊。


ねむりむし じらぁ-沖繩の昔話-(こどものとも日本の昔話10のとびら)

川平朝申再話 儀間比呂志版画

福音館書店

むかしむかし、おきなわのしゅりのみやこに、じらぁというわかものがいました。はたらこうともしないで、ねてばかりいるじらぁは、あるひ、おかあさんに「しらさぎをかっておくれよ」といいました。しらさぎをかってもらったじらぁは、あるよる、しらさぎをふところにいれて、かねもちのいえのにわにしのびこみ…。


ひみつのいもうと

アストリッド・リンドグレーン文 ハンス・アーノルド絵 石井登志子訳

岩波書店

バーブロにはふたごのいもうとイルヴァ・リーがいます。このことはおかあさんやおとうさんも知らないんです。イルヴァ・リーは、バラのしげみのあなのしたにある、金色の広間の女王です。ふたりは金と(ぎん)のたてがみの馬にのってでかけました。〈イジワル〉たちがすむ〈ブキミガモリ〉をかけぬけると、そこは…。


ぼくらのウソテレビ(くもんの児童文学)

ねじめ正一作 武田美穂画

くもん出版

テレビが貴重(きちょう)だった時代。ぼくの小学校に転校生・鎌田(かまた)がやってきた。すもうが強くて勉強もできて、おぼっちゃんの鎌田(かまた)をいやなやつだと思ったぼくは、鎌田(かまた)の家にもテレビがないことを知って、「うち、テレビあるよ」と、大きなウソを言ってしまい…。


干したから…(ふしぎびっくり写真えほん)

森枝卓士写真・文

フレーベル館

サケ、なっとう、(いね)、カエル…世界の()した食べもの、大集合!野菜だって、くだものだって、魚だって、()さなくても食べられる。()したら、なにがかわるのだろう?()すことのふしぎと、その目的を紹介(しょうかい)します。


ポンちゃんはお金もち(こぐまのどんどんぶんこ)

たかどのほうこさく・え

こぐま社

きょうから何日間か、「はらっぱ公園」がおもしろいところにかわります。1年に1回やってくる「いどうゆうえんち」が、ことしもやってきたのです。だけど、テストの点がわるかったコータは、おかあさんに算数のもんだいしゅうをやらされていました。すると、「はらっぱ公園に、いこうよ!」と、ポンちゃんという子がコータをさそいにきて…。


まのいいりょうし-日本の昔話-(こどものとも日本の昔話10のとびら)

瀬田貞二再話 赤羽末吉画

福音館書店

むかし、あるところに、りょうしとむすこがあった。りょうしはむすこのななつのおいわいのために、まがったじゅうをもってりょうにでた。かもをうつと、いっぱつのたまが、じゅうにわのかもぜんぶにめいちゅうした。さらに、こい、やまうさぎ、やまいも、やまどりとたまごなどもてにはいり…。まのいいときは、こんなもの。


まるごとごくり!-ロシアの昔話-(こころのほんばこシリーズ)

シンシア・ジェイムソン再話 アーノルド・ローベルえ 小宮由やく

大日本図書

子どものいないおじいさんとおばあさんは、土で小さな男の子のかたちをつくり、やいて、土ぐうにしました。すると土ぐうは立ち上がり、「なにかくわせておくれ」といい出しました。おばあさんがもってきた、おけいっぱいのぎゅうにゅうと、かごいっぱいの白パンを、あっというまにたいらげた土ぐうは、それでもたりなくて…。


目で見てわかる身近な単位-教科書で出合う単位をすべて調べられる-

子供の科学編集部編 ガリレオ工房監修

誠文堂新光社

コウテイペンギンの身長は約1メートル、東京ドームのグラウンドの広さは1.3ヘクタール、ランドセルに入る(りょう)は約8リットル…。学校で学んだり、生活の中で出てくるさまざまな単位を、「長さ」「広さ」「かさ」「重さ」等の分野に分けて紹介(しょうかい)(りょう)や大きさが想像しやすくなるイラストや写真ものっています。


遊園地の妖怪一家(妖怪一家九十九さん 〔5〕)

富安陽子作 山村浩二絵

理論社

妖怪調査(ようかいちょうさ)のため、ファンタジー・パークをおとずれた九十九(つくも)さん一家。お客さんのふりをして、遊園地を手分けしながらまわることになりました。だけど、はじめての遊園地ではしゃぎすぎ、行方不明者が続出して…。さあ、どうなる?


ろってちゃん

ディック・ブルーナぶんえ まつおかきょうこやく

福音館書店

あーはと、ふたごのこーすと、けーしぇは、がっこうのこうていでぼーるあそびをしています。そこへ、くるまいすにのった、ろってちゃんがやってきました。「いっしょにぼーるあそびしない?」と、あーはは、ろってにこえをかけました。ふたごは、ろってがはいったら、きっとつまらなくなるとおもったのですが…。