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2015年9月1日~10月31日あたらしいおすすめのほん

2015年9月1日~10月31日に、図書館にあたらしく入った子どもの本の中で、 とく におすすめの本です。

子どもの読書に かん する本もふくまれています。

本のタイトルのところから、 予約 よやく することができます。


タイトルの よこ に、本の 種類 しゅるい がわかるマークがついています。


あむ 特製版(こどものとも社版)

小風さちさく 山口マオえ

福音館書店

おれはあむ。くろいいぬ、あむだ。かっちゃんとさんぽにいく。おれはさんぽがだいすきだ。さんぽのとちゅうで、ひみつのばしょにいくと、なみのおとがきこえる。「こんど、うみまでさんぽしような」かっちゃんはいったけど、あるひ、かっちゃんはともだちとうみにいってしまった。おれもうみにいきたい。ぐるぐるはねまわっていたら、くびわがはずれて…。


いっぽんの木のそばで

G.ブライアン・カラス作 いしづちひろ訳

BL出版

なつのおわりのあるはれたひ、おとこのこがどんぐりをつちのなかにうめた。やがてどんぐりからめがでて、オークの()がちじょうにかおをのぞかせた。おとこのこはおおきくなり、かぞくそろってとおくへひっこしていった。そこにのこったオークの()は、えだをひろげながらおおきくそだっていって…。


エドワードとうま

アン・ランド文 オーレ・エクセル絵 谷川俊太郎訳

岩波書店

ビルのまちにすむおとこのこ、エドワードは、うまがだいすき。すんでいるマンションのいりぐちには〈いぬねこおことわり〉のサインがありますが、うまはダメとはありません。マイクから、まちがだいすきな、まっしろでおおきなスミティといううまのはなしをきいたエドワードは、スミティをみつけようと、まちじゅうをさがしまわりますが…。


オニのサラリーマン(日本傑作絵本シリーズ)

富安陽子文 大島妙子絵

福音館書店

おとうちゃんのなまえは、オニガワラ・ケン。じごくづとめのサラリーマンだけど、しごとは、とってもたいへんそう。まんいんバスにのって、じごくへついたら、まずじゅんばんに、えんまだいおうさまにごあいさつ。「オニガワラくん、きみ、きょう、ちのいけじごくのかんし、たのむわ」といわれて、ちのいけじごくのみはりについたけど…。


かごにのって(うららちゃんののりものえほん 6)

とよたかずひこ著

アリス館

のはらにかごがありました。うららちゃんがのりました。こぐまさんがやってきて、うららちゃんのとなりにのりました。すると、いぬさんやねこさん、こぶたさん、ひよこさんまで、つぎつぎかごにのってきます。みんなでかごをゆらしながら「かごにのっておさんぽ、たのしいな」とうたいました。すると、グラッとかごがうごいて…。


カボチャのなかにたねいくつ?

マーガレット・マクナマラ作 G.ブライアン・カラス絵 真木文絵訳

フレーベル館

ティフィンせんせいがきょうしつにもってきた、おおきさのちがう3つのカボチャ。「このなかには、たねがいくつあるとおもう?」という、せんせいのしつもんに、みんなはそれぞれ、いろんなかずをいいます。でも、クラスでいちばんちいさなチャーリーが「カボチャからたねをぜんぶとりだして、しらべてみよう」というと…。


カボチャばたけのはたねずみ 特製版(こどものとも社版)

福音館書店

木村晃彦さく

はたけには、ずっしりとおもたそうなカボチャがたくさんできています。そこへ、はたねずみのかぞくがやってきて、カボチャをたべることにしました。カボチャのみをきりとって、なかにつまっているたねをとりだして、カボチャをつかってりょうりをします。たねをとりだしたカボチャのなかには、ちいさなへやができます。はたねずみのかぞくは、そのへやにすみはじめました。


岸辺のヤービ-Tales of Madguide Water-

梨木香歩著 小沢さかえ画

福音館書店

小さな三日月湖、マッドガイド・ウォーターの岸辺に、ボートを()かべて本を読んでいたわたしは、まるで直立二足歩行するハリネズミのような、クーイ族の小さな男の子、ヤービと出会いました。そして、ミルクキャンディーをあげたお礼に、ヤービから、いろいろなお話をしてもらうことになって…。


木と日本人 1

ゆのきようこ監修・文 長谷川哲雄樹木画

理論社

日本は森の多い国です。それぞれの土地で日本人は、木によってことなる特徴(とくちょう)を知り、性質を見(きわ)めて、適材適所(てきざいてきしょ)に材木を利用してきました。材木をテーマに、木の家をはじめ、橋、船、うつわ、遊具など、丸太や板からつくってきたものを紹介(しょうかい)します。


木のすきなケイトさん-砂漠を緑の町にかえたある女のひとのおはなし-

H.ジョゼフ・ホプキンズ文 ジル・マケルマリー絵 池本佐恵子訳

BL出版

ケイトは、森のなかで遊び、木がともだち。木の勉強がなによりすきでした。けれど、大学を卒業(そつぎょう)し、教師(きょうし)となってサンディエゴで(はたら)くことになりますが、そこは木がほとんどない、砂漠(さばく)の町で…。ケイトはどうしたでしょう。ほんとうにあった、木のだいすきなケイトさんのおはなし。


くつやのドラテフカ-ポーランドの昔話-(世界傑作絵本シリーズ)

ヤニーナ・ポラジンスカ文 足達和子訳 ワンダ・オルリンスカ絵

福音館書店

むかし、あるところに、わかいくつやのドラテフカがいました。むらからむらへたびしているあいだに、ドラテフカは、アリやハチ、カモのことをたすけてあげました。しろのなかのとうに、まほうつかいがおひめさまをとらえているということをしったドラテフカは、ふたつのしごとと、なぞときをして、まほうをといてあげようとしますが…。


クリスマスの森(世界傑作絵本シリーズ)(アメリカの絵本)

ルイーズ・ファティオ文 ロジャー・デュボアザン絵 つちやきょうこ訳

福音館書店

たくさんのプレゼントをそりにつみ、クリスマスのおしごとにでかけたサンタ・クロース。ところが、クリスマスのおもちゃづくりでいそがしくて、ねぶそくだったせいで、しずかな森のはじっこで、ついねむりこんでしまいました。それをみていたキツネは、サンタのかわりに、森のなかまたちとプレゼントをえんとつにとどることに…。


ゴリラが胸をたたくわけ(たくさんのふしぎ傑作集)

山極寿一文 阿部知暁絵

福音館書店

ぽこぽこぽこ。森の(おく)から太鼓(たいこ)のような音が聞こえてきました。ゴリラが(むね)をたたく音です。この「ドラミング」という行為(こうい)は、(たたか)いを宣言(せんげん)する行動だと言われていましたが、本当は気持ちを伝えあう会話のようなものなのです。ゴリラの生態(せいたい)をしょうかいします。


ゴリラのおとうちゃん

三浦太郎作

こぐま社

おひるねをしていたゴリラのおとうちゃんのところに、かわいいゴリラのこどもが、「あそんで~や」と、やってきました。おとうちゃんは、“おとうちゃんすべりだい”や“おとうちゃんひこうき”、“おとうちゃんつうてんかく”など、いろんなからだ遊びをしてくれて…。


さかなだってねむるんです(ふしぎいっぱい写真絵本 28)

伊藤勝敏写真 嶋田泰子文 瀬能宏監修

ポプラ社

さかながねているところを、みたことがありますか?ねかたも、ねるじかんも、いろいろですが、ちゃんとねています。でもねむると、ちからもぬけて、ぼんやり。おそわれたら、にげきれません。だから、ねむるために、さくせんをたてています。さかなたちが、どこでどんなふうにねむっているのかを、しゃしんでしょうかいします。


ちゃいろいつつみ紙のはなし(世界傑作童話シリーズ)

アリソン・アトリー作 松野正子訳 殿内真帆絵

福音館書店

むかし、ある小さい新聞屋(しんぶんや)さんのたなの上に、ちゃいろいつつみ紙が一枚(いちまい)すんでいました。紙は、たいくつしていました。なんとかして、どこかへぼうけんにでかけたくて、たまりませんでした。何か月かすぎて、とうとうちゃいろい紙もうれました。そして、いっけんの家につれていかれ…。


テレビのずるやすみ(とっておきのどうわ)

村上しいこさく 長谷川義史え

PHP研究所

けんいちの家のテレビのジョンが、きょうだけずるやすみをしたいという。けんいちといっしょに、ななちゃんのたんじょう日パーティーにいくことになったジョン。パーティーのかくしげいでジョンは、とくいのマジックでいじめっこをけしてしまって…。


ナイアガラの女王

C.V.オールズバーグ絵と文 江國香織訳

河出書房新社

62(さい)でナイアガラの滝下(たきくだ)りという大冒険(だいぼうけん)をしでかした勇敢(ゆうかん)でお茶目な女性、アニー。彼女(かのじょ)のいっぷう変わった生涯(しょうがい)を、「絵本の魔術師(まじゅつし)」オールズバーグが(えが)いた、ちょっぴり切なくて、うんと元気が出る絵本。


にゃんともクラブ(おはなしだいすき)

竹下文子作 かとうまふみ絵

小峰書店

おてんきのいいひ、こうえんのベンチのうえでねこがねていた。ぼくがそっとちかづいたら、「さわるなよ。おれたち、ともだちじゃないんだからな」といわれた。ぼくは、ねこのともだち「にゃんとも」になって、「にゃんともクラブ」にはいることになった。にゃんともクラブにはきそくがあって…。


のいちごつみ 特製版(こどものとも社版)(ばばばあちゃんのおはなし)

さとうわきこさく・え

福音館書店

ぽかぽかとあたたかいひ、ばばばあちゃんはのいちごつみにでかけました。あかくなっているのいちごをいっぱいとって、のはらでひるねをしていたら、おなかをすかせたみんながやってきました。おいしいいちごジャムをつくろうと、いえにかえるとちゅう、いちごがたべたくなってしまったみんなは、ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつと、どんどんたべていき…。


のげしとおひさま(幼児絵本ふしぎなたねシリーズ)

甲斐信枝さく

福音館書店

かえるさんも、ありさんも、ちょうちょさんも、てんとうむしさんも、みんなすきなところへいけるからいいなあ。たっているだけで、どこにもいくことができないのげしは、みんなのようにどこかへいってみたいとおもっていました。そんなあるあさ、のげしが、そろそろとはなをひらいていくと、まっしろなわたげのたまっこになっていて…。


橋の大解剖-あんな形こんな役割-(調べる学習百科)

五十畑弘監修

岩崎書店

わたしたちが毎日、通りすぎ、目にしている橋について、その姿形(すがたかたち)構造(こうぞう)種類(しゅるい)特徴(とくちょう)、橋のつくり方、さらに自動車や列車が通るときの橋の各部(かくぶ)にはたらく力などを、イラストや写真をたくさん使ってわかりやすく説明(せつめい)します。


はっきょいどーん(講談社の創作絵本)

やまもとななこ作

講談社

まけるもんか!ついにきた、優勝(ゆうしょう)きめる大一番(おおいちばん)横綱(よこづな)武留道山(ぶるどうざん)にいどむは、小結(こむすび)明の海(あけ うみ)。みあってみあって、はっきょい!「どーん」「ばちーん」とぶつかりあう(からだ)(からだ)。すもうのとりくみのおもしろさがつまった絵本。


ハロウィーンの星めぐり-夜に飛ぶものたち-

ウォルター・デ・ラ・メア詩 カロリーナ・ラベイ絵 海後礼子訳

岩崎書店

ほうきにのって魔女(まじょ)たちが、つぎからつぎと、とびたった。こしをこごめたくろいかげ、三日月(みかづき)おぼろにてらしてる。ひとあしたかく、ひとあしひくく、あごひげはやし、マント、フードに()をつつみ、くりだす魔女(まじょ)たち…。(ほし)魔法(まほう)がいっぱいのえほん。


ぼくたちに翼があったころ-コルチャック先生と107人の子どもたち-

タミ・シェム=トヴ作 樋口範子訳 岡本よしろう画

福音館書店

ただひとりの身内として(した)う姉に手放され、「孤児(こじ)たちの家」に入所した少年ヤネク。ヤネクは、せっかく(つちか)った親友との友情をくずしてしまったり、(ぬす)みをしたりして、そのたびに深く(なや)む。だが、ドクトルと呼ばれるコルチャック先生や仲間の支えで立ち直っていき…。


ぼくの先生は東京湾(ふしぎびっくり写真えほん)

中村征夫写真・文

フレーベル館

たくさんの人がくらす、大都会・東京。その目の前に広がる海が東京湾(とうきょうわん)です。むかしは、水がよごれ、ごみもたくさんあり「死の海」ともよばれました。そんな東京湾(とうきょうわん)のすがたを35年以上さつえいしつづけている写真家がいます。東京湾(とうきょうわん)のかんきょうをまもるために、どうすればよいのか、写真を見ながら考えてみましょう。


まど・みちお全詩集 続

まどみちお著 伊藤英治編 市河紀子編

理論社

「ぞうさん」の詩人として知られるまど・みちおさんは、100(さい)まで詩を書き続けました。まどさんの晩年(ばんねん)の詩と、新たに見つかった過去(かこ)作品あわせて約720(へん)が入っています。作品の背景(はいけい)()れるエッセイものっています。


みんなでつくる1本の辞書(たくさんのふしぎ傑作集)

飯田朝子文 寄藤文平絵

福音館書店

えんぴつ1本、ホームラン1本、電車1本…。どうしてみな、同じ「1本」と数えるのでしょうか?わたしたちがふだんなにげなくつかっている「本」という数え方が、どんなものを数えるのにつかわれ、そしてどんなイメージをもってつかわれているのかをさぐります。「本」という数え方の歴史も紹介(しょうかい)


もうぬげない

ヨシタケシンスケ作

ブロンズ新社

おフロにはいるからって、おかあさんが、ふくをいそいでぬがそうとするから、ひっかかって、ぬげなくなっちゃった。ぼくは、じぶんでぬぐっていったのに。「ひとりでぬぐから、だいじょうぶ!」って、いろいろやってみたけど、やっぱりちっともぬげない。このままずっと、ぬげなかったらどうしよう…。


よくばりワシカ 特製版(こどものとも社版)

内田莉莎子再話 平出衛画

福音館書店

おなかをすかせたねこのワシカが森の中で見つけたのは、ことりのすの中の二つのたまご。それをたべようとして、ワシカはふとかんがえました。ここは少しがまんして、たまごがふえるのをまとう。数日して、ワシカがふたたびすの中を見ると、たまごは五つにふえていましたが、ワシカはまたかんがえました。ここは少しがまんして、たまごがひなになるのをまとう…。


りんご畑の特別列車(講談社青い鳥文庫 11-13)

柏葉幸子作 愛敬由紀子絵

講談社

小学5年生のユキがいつものように列車に乗ると、その列車は「特別列車」だと車掌(しゃしょう)さんにいわれ、途中(とちゅう)の駅でおろされてしまった。りんご畑のまん中にある名もない駅に取り残されたユキは、仕方なく一(けん)の旅行代理店を(たず)ねてみることにする。それがとほうもない旅の始まりになるとも知らずに…。