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2014年9月1日~10月31日あたらしいおすすめのほん

2014年9月1日~10月31日に、図書館にあたらしく入った子どもの本の中で、 とく におすすめの本です。

子どもの読書に かん する本もふくまれています。

本のタイトルのところから、 予約 よやく することができます。


タイトルの よこ に、本の 種類 しゅるい がわかるマークがついています。


アヤカシさん(福音館創作童話シリーズ)

富安陽子作 野見山響子画

福音館書店

小学4年生のケイにとって、大学生のメイおばさんは、とっても特別なおばさんだった。それは、ふたりにだけアヤカシが見えるから。ケイは、白いひげのアヤカシのおじいさんに、「わしの本性(ほんせい)を見たくば、3丁目の河原(かわら)(さくら)の木のところへ来い」と言われて…。


お江戸の百太郎(ポプラポケット文庫 037-3)

那須正幹作 小松良佳絵

ポプラ社

東京が、まだ江戸(えど)とよばれていたころ、(おか)()きという、私立探偵(たんてい)のような仕事がありました。百太郎(ひゃくたろう)の父・千次(せんじ)もそのひとりですが、十手にくもの巣がはるくらい、(うで)はさっぱり。ばつぐんの行動力と推理力をもつ百太郎は、そんな父をてつだって、難事件にいどみます。


おたすけこびととあかいボタン-Who found the button eye?-

なかがわちひろ文 コヨセジュンジ絵

徳間書店

ウサギのぬいぐるみのめの、あかいボタンがなくなってしまったので、こびとたちがさがすことに。ボタンはへやのなかで、すぐみつかったのですが、うっかりすいそうのなかにおとしてしまいました。こびとたちは、はたらくくるまをつかって、ボタンをてっていてきにさがすことに…。


くまさんのおなか

長新太さく

復刊ドットコム

ぬいぐるみのくまさんが、いけのそばにやってきました。「くまさんのおなか、ふかふかして、きもちよさそうだねえ」と、さかなさんがいいました。そうして「はいります、はいります」といって、ピューッとくまさんのおなかにはいりました。つづいて、かえるさん、ねこさんがつぎつぎとくまさんのおなかにはいっていき…。


クララ先生、さようなら

ラヘル・ファン・コーイ作 石川素子訳 いちかわなつこ絵

徳間書店

病気で入院していた担任(たんにん)のクララ先生がひさしぶりに学校に来た。車いすに乗っている。先生は、みんなに話してくれた。先生の病気は治らない、もう長くはないのだと。ユリウスたちはショックを受けた。けれど、大好きな先生に、なにかプレゼントできないかと考えて…。


くろずみ小太郎旅日記 その8 風雲きのこ山の助太刀の卷

飯野和好〔作〕

クレヨンハウス

にんじゅつしゅぎょうをしているくろずみこたろうは、おうしゅうにやってきました。めがさめると、めのまえにたっていたのは、たくさんのきのこたち。くろずみこたろうは、きのこやみみずをおそう、もののけのようなおおなめくじからたすけてほしいと、きのこたちからたのまれて…。


げんきなぬいぐるみ人形ガルドラ(世界傑作童話シリーズ)

モドウィナ・セジウィックさく 多賀京子やく 大社玲子え

福音館書店

あるところに、ガルドラという名前の手づくりの人形がいました。ある日、もちぬしのメリーベルという女の子が、人形やぬいぐるみたちを乳母車(うばぐるま)でおさんぽにつれていってくれることに。ところが、乳母車が小川に()ちて、ガルドラだけが(なが)されてしまい…。ガルドラの4つのお話がはいっています。


3人のまじょとドラゴン

おおともやすおさく・え

偕成社

むかし、もりのなかのバラにかこまれた「バラバラそう」に、3(にん)のまじょがすんでいた。あるひ、おおまじょのドラドラばばがのっているドラゴンをみて、3人はドラゴンのたまごをぬすみだすけいかくをたてる。ドラドラばばのやしきにしのびこみ、なんとかたまごをてにいれたが、うまれたあかちゃんがあばれて、さあたいへん!


3人のまじょとドラゴン カエルのおうじさま

おおともやすおさく・え

偕成社

むかし、もりのなかのバラにかこまれた「バラバラそう」に、3(にん)のまじょがドラゴンといっしょにすんでいた。あるひ、まほうにひつようなカエルをつかまえるため、まじょたちはもりへでかけた。そこでつかまえたカエルにベツバラがキスをすると、りっぱなおうじさまにへんしん!でも、このおうじさまは、カエルにこいをしていて…。


ちいさなねずみのクリスマス

アン・モーティマー作・絵 木坂涼訳

徳間書店

きょうはクリスマスイブ。いえのなかは、きれいにかざりつけられ、プレゼントやごちそうもいっぱいです。ちいさなねずみは、わくわくしながらこっそりいえじゅうをみてまわり…。かわいいねずみがクリスマスをたのしむようすを、うつくしいえでえがいたクリスマスのえほん。


月へ行きたい(たくさんのふしぎ傑作集)

松岡徹文・絵

福音館書店

遠い月までどうやって行こう?月は思ったよりずーっと遠い。小学生が3億人つながって、ようやくたどりつく。らせん階段(かいだん)をゆっくりのぼっていけば、100年。ジェットコースターのスピードで、3か月。新幹線(しんかんせん)なら55日!では、どんなのりものなら月へ行けるのかな?


ディッキーの幸運

E.ネズビット著 井辻朱美訳 永島憲江訳

東京創元社

ロンドンに住む貧しい少年ディッキーにはすごい秘密があった。17世紀に時間旅行できるのだ。そこではディッキーは貴族の御曹司で…。愛と感動の時間旅行ファンタジー。「アーデン城の宝物」の続編。


ていでん★ちゅういほう(わくわくえどうわ)

いとうみく作 細川貂々絵

文研出版

ゴロゴロ!バリバリバリ!でっかい音がして、電気がきえた。いばりんぼうのねえちゃんは、はしごからおちて足をひねってしまった。みつけたかいちゅうでんとうも、電池が切れていてダメだった。どうしよう、こわいよ、だけど。「ぼく、田中屋(たなかや)さんちで、電池買ってくる」ていでんの夜の、小さなぼうけんものがたり。


伝記ヘレン・ケラー-村岡花子が伝えるその姿-

村岡花子著

偕成社

目が見えず、耳も聞こえず、口もきけない、不自由なからだをもったヘレン・ケラー。サリバン先生をはじめ、さまざまな人の力を得て、文字をおぼえ、本を読み、文章を書き、成長していきます-。ヘレン・ケラーの生涯(しょうがい)を、彼女(かのじょ)と直にふれあった村岡(むらおか)花子(はなこ)が伝えます。


トマス・ジェファソン 本を愛し、集めた人

バーブ・ローゼンストック文 ジョン・オブライエン絵 渋谷弘子訳

さ・え・ら書房

本を読むのがだいすきで、長年、さまざまな本をあつめつづけたトマス・ジェファソン。(かれ)のたくさんの本は、世界(せかい)でもっとも大きい図書館(としょかん)基礎(きそ)となり…。アメリカの建国(けんこく)に力をつくした大統領(だいとうりょう)トマス・ジェファソンの、本とともに歩んだ人生をえがく。


トラさん、あばれる

ピーター・ブラウン作 青山南訳

光村教育図書

トラさんは、いつもぎょうぎよくしていることにうんざりしていました。さわぎたい、はじけたい。そうおもっていました。そして、あるひ、トラさんはおもいきって、よつあしであるき、どんどんあばれてみました。ともだちのみんなはがまんできません。「そんなにあばれたいなら、もりへいらっしゃれば!」といわれたトラさんは…。


はちかづきひめ-御伽草子より-(こどものとも絵本)

長谷川摂子再話 中井智子絵

福音館書店

むかし、あるところに、こどものないふうふがいました。かんのんさまに、こどもをさずかるようおねがいしたところ、まもなくかわいいおんなのこがうまれ、ふたりはかんのんさまのことばどおり、おんなのこのあたまにはちをかぶせました。おんなのこは、きんじょのこどもたちにいじめられ、ははおやがなくなると、さらにつらいめにあいますが…。


ヘレン・ケラーのかぎりない夢-見る・聞く・話す・読む・書く・学ぶ夢に挑戦した生涯-

ドリーン・ラパポート文 マット・タヴァレス絵 もりうちすみこ訳

国土社

子どものころに目も見えず、耳も聞こえなくなったヘレン・ケラー。わがままで乱暴(らんぼう)な子どもだったヘレンは、この世界(せかい)にことばがあることを知りました。ことばと知識(ちしき)がますにつれて、ヘレンは、自分の()む世界を(あい)するようになって…。


本について授業をはじめます(ちしきのもり)

永江朗著

少年写真新聞社

世の中にあふれるたくさんの本。どこで、どんな人たちと関わって、ぼくらのもとに来たのだろう。1本の木が本になるまで、本のはじまりや印刷技術(ぎじゅつ)の発達、読書のすすめ、未来の本など、本について紹介(しょうかい)します。和本や、本のいろんな読み方などに関するコラムものっています。


魔女モティ(講談社青い鳥文庫 11-10)

柏葉幸子作 尾谷おさむ絵

講談社

小5の紀恵(きえ)は3人姉弟の真ん中。いつも(いそが)しいお母さんに誕生日(たんじょうび)まで(わす)れられてしまう。家出先で出会った黒(ねこ)ペローに連れてこられたのは、クロワッサン島。そこには紀恵の新しい家族が待っていた。お父さんはピエロで、お母さんはなんと魔女(まじょ)。ヘンテコ家族3人の生活がはじまった!


マドレーヌとパリのふるいやしき

ジョン・ベーメルマンス・マルシアーノ作 江國香織訳

BL出版

マドレーヌたちおんなのこがすむ、パリのふるいおやしき。でもここには、ほかにもじゅうにんがいたのです。あるひ、こうちょうせんせいが、ぬきうちけんさにおとずれ、やねうらべやにあったぼうえんきょうをもっていってしまいました。そのよる、うめきごえがして、マドレーヌたちがやねうらべやにいくと、かがくしゃのゆうれいがないていて…。


ミリー・モリー・マンデーとともだち(世界傑作童話シリーズ)

ジョイス・L.ブリスリーさく 上條由美子やく 菊池恭子え

福音館書店

ミリー・モリー・マンデーは、元気(げんき)(おんな)()。ともだちといっしょにブラックベリーをつみにいったり、パーティーをひらいたり…。ミリー・モリー・マンデーの毎日(まいにち)には(たの)しみがいっぱい!さあ、今日(きょう)(なに)をしてあそびましょうか?10の楽しいおはなしがはいっています。


森からのよびごえ

市川里美作

BL出版

オウムのパトリシオは、とりかごで、しあわせにくらしていました。けれど、あるひレナータというちいさなオウムから、森にさんぽにいこうとさそわれます。かぎのかかったとびらが、ひらかれたそのすきに、パトリシオはおもいきってとびたちましたが…。


ゆきの中のふしぎなできごと(ぼくはめいたんてい)

マージョリー・W.シャーマットぶん マーク・シーモントえ 光吉夏弥やく

大日本図書

ぼくはめいたんていのネートです。きょうは、あさから、あいぼうの犬のスラッジといっしょに、ゆきの犬とゆきのたんていをつくっています。そこへロザモンドがやってきて、「たんじょうびのプレゼントをとどけにきたんだけど、とちゅうできえてなくなっちゃったの」といいました。でもプレゼントがなんなのかは、教えてくれなくて…。


読む力が未来をひらく-小学生への読書支援-

脇明子著

岩波書店

読書は子どもたちの「生きる力」を育ててくれる。大切なのは、しっかりとした物語をじっくり味わう体験。どんな本を、どうやって届ければよいのか、理論と実践の両面から語る。