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2014年5月1日~6月30日あたらしいおすすめのほん

2014年5月1日~6月30日に、図書館にあたらしく入った子どもの本の中で、 とく におすすめの本です。

子どもの読書に かん する本もふくまれています。

本のタイトルのところから、 予約 よやく することができます。


タイトルの よこ に、本の 種類 しゅるい がわかるマークがついています。


あっぱれのはらうた

くどうなおこ詩・文 ほてはまたかし絵

童話屋

みみのさきの すべすべ やわらかいところが いちばんさきに はるになります(「おしらせ」より) のはらむらの詩人(しじん)24人の書下ろしエッセーと名詩48編を収録(しゅうろく)巻末(かんまつ)に「のはらみんな」の切り絵付き。


あのほしなんのほし

みきつきみ文 柳原良平絵

こぐま社

よるになったら、みあげてごらん。キラキラあのほし、なんのほし。にしのそらのいちばんぼし、きんせい。はるは、ほくとしちせい、おおぐまざ。あまのがわわたって、おりひめ、ひこぼし。なつぞら、さんかく、ほしみっつ。あきのよ、あかすカシオペヤざ。こごえるふゆは…。


あめのひに

チェソンオク作 キムヒョウン絵

星あキラ訳 キムヨンジョン訳

ブロンズ新社

まいにち、ざーざーとあめがふっています。おんなのこがひとりでいるいえに、アリのかぞく、ハリネズミ、ネコ、クマが、みずがひくまでおいてほしいとやってきました。やがて、いえのなかにもみずがはいってきて、おんなのこたちは、やねうらべやにあがることに。まどからは、やねうらべやのまわりをクジラがおよいでいるのがみえて…。


石の卵(たくさんのふしぎ傑作集)

山田英春文・写真

福音館書店

おおきな石の写真をみてください。この石をまっぷたつに切ると、なかには、ガラスのように(かがや)く黄色い石が、まるで爆発(ばくはつ)をおこしたような感じではいっています。まるで「ドラゴンの(たまご)」のようです。自然にできた、セプタリアという種類の石について紹介(しょうかい)します。


海はもうひとつの宇宙(たくさんのふしぎ傑作集)

高頭祥八文・絵

福音館書店

人間をよせつけない海の底は、どんな世界なのだろうか。はてしなくひろがる海の中には、どんな神秘(しんぴ)にみちた世界があるのだろうか。むかしの人たちは、それを知りたいという好奇心(こうきしん)にかりたてられた。未知の世界である海中への探検(たんけん)の歴史をたどりながら、地球をつつむ海の意味を考える。


絵本作家のアトリエ 3

福音館書店母の友編集部著

福音館書店

世代を超えて読み継がれる絵本の秘密を画家の創作現場から伝える。3は、五味太郎、レイモンド・ブリッグズら、斬新な発想と表現で、独自の世界を作り続ける国内外の14人を収録。『母の友』連載を書籍化。


絵本の風がふくとき-子どもが絵本色に染まる-

舟橋斉著

かもがわ出版

五味太郎さんの赤ちゃん絵本、うまいもんの絵本、安心を約束する眠りの絵本など、心がキラキラ輝く、330冊以上の絵本を紹介します。季節・行事別絵本リスト付き。


大きくなるってこんなこと!(評論社の児童図書館・絵本の部屋)

ルース・クラウスぶん ヘレン・オクセンバリーえ

山口文生やく 評論社

春がすぎ、夏がきて、草木に花に、トウモロコシ、コイヌにヒヨコ、みんな大きくなっていく。でも、夏がすぎて、秋がきても、ぼくは大きくならなくて、小さなままだ。かあさんは、大きくなるっていうけど、ほんとかな?そんなあるひ、かあさんが、あつでのふくをだした。ぼくが、あつでのずぼんをはいてみると…。


おおきくなるの(こどものとも700号記念コレクション20)

ほりうちせいいちさく・え

福音館書店

ちいさいときのくつした、もうはけない。あかちゃんにあげましょう。もうわたしは、おおきくなったから。わたしはみっつ。おたんじょうびのけーきにろうそくが3ぼん。けむしはおおきくなるとちょうちょうになるの。おとうさんと、おかあさんと、わたしと、いぬのちろ。わたしもおおきくなるの。そうして、なにになろうかな?


おはなし会プログラム-季節別年齢別厳選プログラム131本収録-PART2

「この本読んで!」編集部編集

読書サポート

親子で絵本を読み聞かせたり、図書館や児童館など地域活動の中でおはなしの世界を楽しむ「おはなし会」。0・1・2歳から高齢者まで、季節別・年齢別のおはなし会プログラム131本を紹介。なんでもQ&Aなども収録。


お話のリスト

東京子ども図書館編

東京子ども図書館

子どもたちに物語を語るストーリーテリングを行う人に向け、初心者でも比較的やさしく語ることができるものから、熟練の語り手に適した個性豊かな物語まで226の題材を収録する。「おはなしのじかん」のプログラム例も掲載。


思い出のマーニー

ジョーン・G.ロビンソン〔著〕 松野正子訳

岩波書店

アンナは養い親のもとをはなれ、海辺の村の老夫婦の家にあずけられることになりました。そこで出会ったのは、金色の(かみ)の少女マーニー。二人は毎日ひみつの遊びを楽しみますが、村人はだれもマーニーのことを知らないのでした…。ふしぎなめぐり合わせを体験した思春期の少女の物語。


かしこいウサギとはずかしがりやの大きな鳥

パスカル・マレ文 デルフィーヌ・ジャコ絵 平岡敦訳

徳間書店

(りく)(くに)のやさしい(おう)さま、ライオン王は、ある()(うみ)の国のおそろしいドラゴン王をおこらせて、決闘(けっとう)することになってしまいました。かしこいウサギは、ライオン王をたすけるため、国じゅうのどうぶつをあつめました。そのなかに、大きな大きな(とり)がいるのをしったウサギは…。


かぜのおまつり(こどものとも700号記念コレクション20)

いぬいとみこさく 梶山俊夫え

福音館書店

ふうこがほいくえんのかえりみちにみつけたあけびのみをとろうとすると、「どうかふうこちゃん、とらないで。こがらしこぞうのひゅうすけが、かぜのおまつりにくるまでは」とたのまれました。こんどは、きんいろのかさのきのこたちをとろうとすると…。


きえた犬のえ(ぼくはめいたんてい)

マージョリー・W.シャーマットぶん

マーク・シーモントえ 光吉夏弥やく

大日本図書

ぼくはめいたんていのネートです。なかよしのアニーがきいろのえのぐでかいた、犬のファングのえがなくなりました。アニーにたのまれて、ぼくは犬のえをさがすことに。えをみたのは、ファングと、ロザモンドと、アニーのおとうとのハリー。さて、きいろい犬のえはどこへいったのでしょう?


草と木で包む(たくさんのふしぎ傑作集)

U.G.サトー文と絵 後藤九写真 酒井道一写真

福音館書店

わたしたちの祖先(そせん)は、草や木を使って、食べるものを包む工夫をしてきました。自然の姿(すがた)をそのまま生かしたり、()んだり、結んだり、組んだり…。それらの包みは、用がすんですてても、土にかえっていきます。日本人がつくりあげてきた包む文化を写真で紹介(しょうかい)します。


ケンカオニ(こどものとも700号記念コレクション20)

富安陽子文 西巻茅子絵

福音館書店

のぶちゃんがなげたボールがとっちんのせなかにあたったことから、とっちんのあたまにあかいケンカオニが、のぶちゃんのあたまにあおいケンカオニがくっつきました。とっちんが「カエルにたべられちゃえ」とさけぶと、にわからおおガマがのそり。のぶちゃんが「ヘビにのまれちゃえ」とさけぶとおおきなヘビがあらわれて…。


ここにいるよ!ナメクジ(ふしぎいっぱい写真絵本 24)

皆越ようせい写真・文

ポプラ社

ナメクジは、あめのひやしめったところがだいすき。おひさまがてりつけるかんそうしたひるまは、すみかにかくれていて、じめじめしたよるに、そとへでてきます。どんなふうにえさをたべるのかな?たまごはどんなかたちかな?みじかでふしぎないきもの、ナメクジのせかいをのぞいてみましょう。


こんや、妖怪がやってくる-中国のむかしばなし-

君島久子文 小野かおる絵

岩波書店

むかしむかし、ある(むら)に、ひとりぼっちのおばあさんがいました。「どなたか、わたしをたすけておくれ」と、ないているので、たまごやぞうきんたちがたずねると、「こんや、妖怪(ようかい)がわたしを()べにくる」といいます。たまごたちは「きっとたすけてあげるから」とむねをはって、みんなで妖怪にたちむかいます。


さる・るるる・る

五味太郎作

絵本館

さるは、いえでのんびりラジオをきいていた。すると、そこへ2ひきのこざるがやってきた。さるがあわてて、いえのそとににげだすと、こざるたちもおいかけてくる。さるがロープをはったり、つちをもったりしてみちをふさいでみても、こざるたちはまだまだおいかけてきて…。


しゅくだいさかあがり(とっておきのどうわ)

福田岩緒作・絵

PHP研究所

「さかあがりのできない子は、夏休みのしゅくだいにする」と先生にいわれたけれど、夏休みに入ったとたん、さかあがりのことをわすれてしまったゆうた。夏休みはあと1週間。なんどやってもできないゆうたは、にこにこしてれんしゅうにつきあってくれるさとしに「もう帰れよ!」といってしまい…。


ずいずいずっころばし(こどものとも700号記念コレクション20)

せがわやすお作

福音館書店

「ずい ずい ずっころばし ごまみそ ずい ちゃつぼに おわれて とっぴん しゃん ぬけたら どんどこしょ」カッパたちが、ごまみそをかけあったり、ちゃつぼにおわれたり…。そこへねずみもでてきて、おおさわぎ。たのしいわらべうたのえほん。


水中さつえい大作戦(たくさんのふしぎ傑作集)

中川雄三文・写真・絵

福音館書店

富士山(ふじさん)のふもとの湖には、毎年たくさんのカモたちがやってきます。頭を水につっこんで、おしりだけ水の上に出してえさを食べているカモたち。かれらのくらしぶりは、どんなものなのでしょうか?かれらの水中での行動を写真にうつすための作戦を紹介紹介(しょうかい)します。


ずかんハチ-見ながら学習調べてなっとく-

松本吏樹郎監修 COCO写真・イラスト

技術評論社

身近な昆虫(こんちゅう)であるハチは、日本だけで4500種確認されていて、多様で興味深いすがたやくらしをしています。たくさんのハチのなかから代表的なもの、興味深い生態のものを選んで、写真とイラストで紹介紹介(しょうかい)します。ハチと親しむための情報も満載(まんさい)です。


そこから逃げだす魔法のことば

岡田淳作 田中六大絵

偕成社

おじいちゃんは、「ネコタツバアサン」という、こたつにすんでる妖怪(ようかい)をみたことがあるという。おじいちゃんがこどものころ、こたつにもぐりこんでいると、「ネコタツバアサン」がおじいちゃんの足をつかんで、ネコとおなじくらいの大きさになったおじいちゃんをこたつのおくにつれていき…。6つのおはなしがはいっています。


ソフィーのやさいばたけ

ゲルダ・ミューラー作 ふしみみさを訳

BL出版

夏休み、ソフィーは電車にのって、いなかのおじいちゃんの家にむかいました。おじいちゃんは、広い(はたけ)でたくさんのやさいをつくっています。手伝(てつだ)いをしながらソフィーは、今まで知らなかったやさいのことをたくさん知っていき…。ソフィーがすごした畑の1年をえがきます。


大草原のノネコ母さん(たくさんのふしぎ傑作集)

伊澤雅子文 平出衛絵

福音館書店

オーストラリアでは、だれもいない森や草原や砂漠(さばく)にすんでいるノネコがいます。そんなところで、ノネコはどうやって生きているのでしょう。ノネコの先祖(せんぞ)は、ヨーロッパからつれてこられた町のネコだといいます。すむ場所にあわせて、しなやかに()らしを変えていくノネコのすがたを伝えます。


ターシャ・テューダーのマザーグース

ターシャ・テューダー絵 ないとうりえこ訳

KADOKAWA

3びきの目の見えないネズミ ごらん、走るよ 走る、のうふのおかみさんをおいかけて 走る。おかみさんは 大きなほうちょうで ネズミのしっぽ ちょんぎった。生まれてこのかた 見たことないだろ こんな3びきの目の見えないネズミ。うつくしいさし絵のマザーグース絵本。


だるまちゃんとやまんめちゃん(こどものとも絵本)

加古里子さくえ

福音館書店

ボールをけってあそんでいただるまちゃんは、やまのうえにすんでいる、やまんめちゃんというおんなのこにであいます。やまんめちゃんは、かぜをひいたおばあちゃんのために、くすりのくさをさがしていました。つぎのひ、だるまちゃんは、おばあちゃんへのおみまいのネーブルをもってやまんめちゃんをたずね…。


てっぱく発鉄道れきし旅物語

鉄道博物館編著

朝日学生新聞社

鉄道に関するさまざまな資料(しりょう)収集(しゅうしゅう)保存(ほぞん)展示(てんじ)調査(ちょうさ)研究などをしている「鉄道博物館(てっぱく)」。てっぱく所蔵(しょぞう)の写真とともに、鉄道の歴史を紹介(しょうかい)します。


でんしゃがまいります(こどものとも700号記念コレクション20)

秋山とも子さく

福音館書店

あさ7じすぎ、がっこうやかいしゃなどにでかけるひとたちで、ホームはいっぱい。せんろにおちたくつは、えきいんさんがとってくれます。のっていたひとたちがおりたあと、でんしゃをそうじしたり、きかいをしらべたりするひとたちがのりこんで、しごとをします。とうきょうのしんじゅくえきの、ホームのいちにちをえがいたえほん。


どうぶつたちのおかいもの(こどものとも700号記念コレクション20)

渡辺茂男さく 太田大八え

福音館書店

ここは、いろいろなおみせがならんでいる、にぎやかなまちです。ようひんてんでちーたがえらんだのは、ちょうねくたい。ぼうしやでしまうまがえらんだのは、はねのついたぼうし。かみやでやぎがえらんだのは、ちよがみのせっと。かいものをおえたどうぶつたちがむかったのは、どこでしょう?


どっとこどうぶつえん(こどものとも絵本)

中村至男さく

福音館書店

ここはふしぎな「どっとこどうぶつえん」。どうぶつたちのからだが、しかくでできているんだって!どうぶつえんには、きりんやらいおん、しまうま、かば、わに、ぱんだ、ぺんぎんなどがいるみたいだけれど、きみにはみえるかな?


ないしょのかくれんぼ

ビバリー・ドノフリオ文 バーバラ・マクリントック絵 福本友美子訳

ほるぷ出版

おおきないえに、マリアというおんなのこがすんでいました。マリアには、おなじいえにすんでいる、ネズネズというなまえのネズミのおともだちがいました。あるなつのばん、ママがいなくなったことにきがついたマリアとネズネズは、いえのなかをあちこちさがしまわりますが…。


なくなったかいものメモ(ぼくはめいたんてい)

マージョリー・W.シャーマットぶん マーク・シーモントえ 光吉夏弥やく

大日本図書

ぼくはめいたんていのネートです。なかよしのクロードがスーパーへいくとちゅう、だいじなかいものメモをなくしたといいます。手がかりは、クロードがおもいだした、メモの一ぶぶんだけ。クロードのうちとスーパーのあいだのぜんぶのとおりのちずをかいて、それをたどってみることにしたけれど…。


なぞのサルアイアイ(たくさんのふしぎ傑作集)

島泰三文 笹原富美代絵

福音館書店

アイアイは、大きなリスに()た、サルのなかまです。密林(みつりん)のなかでのアイアイのほんとうの()らしは、だれも見たことがありませんでした。密林におおわれた無人島ヌシ・マンガベへアイアイを(さが)しに行った記録と、アイアイの暮らしぶりをイラストとともに紹介(しょうかい)します。


なーちゃんとおおかみ(こどものとも700号記念コレクション20)

多田ひろみさく 柳生弦一郎え

福音館書店

どろんこになってかえってきなーちゃんは、ひとりでおふろにはいりました。からだじゅうにおゆをかけ、せっけんをスポンジにこすりつけ、そのスポンジでからだじゅうをこすります。からだじゅうあわだらけになったとき、だれかがまどガラスをたたきました。それは、おかあさんのふりをしたおおかみで…。


なんでもあらう(ランドセルブックス)(のりものとはたらく人)

鎌田歩作

福音館書店

よごれたままの自転車(じてんしゃ)でけんちゃんがでかけると、ヘルメットをかぶったおじさんが、自転車をあらってくれました。きたないままだと、ブレーキがきかなくなったり、チェーンがきれたりするというのです。おじさんは、けんちゃんにあんぜんのために道路(どうろ)をあらっているところをみせてくれて…。


ニワシドリのひみつ-庭師鳥は芸術家-(ちしきのぽけっと 17)

鈴木まもる文・絵

岩崎書店

森のなかで青いものをあつめたり、小人の家のようなものをつくったりする鳥がいることを知っていますか?ニワシドリという鳥のオスは、メスがつくる()とはべつに、「あずまや」というオブジェをつくります。なぜ「あずまや」をつくるのか、オーストラリア、ニューギニアへ行き、そのふしぎのひみつをさぐります。


熱帯の森の家族(地球ものがたり)

関野吉晴著

ほるぷ出版

熱帯(ねったい)雨林アマゾンの森奥深(おくふかく)くに()らす先住民族(せんじゅうみんぞく)マチゲンガ。ジャングルの中で、のんびりとマイペースに、自然(しぜん)と一体となって生きる人びとの知恵(ちえ)工夫(くふう)をこらした生活を、写真(しゃしん)紹介(しょうかい)します。


のっぺらぼうのおじさん(どうわがいっぱい 99)

そうまこうへい作 タムラフキコ絵

講談社

こうえんでであったにがおえかきのおじさんは、のっぺらぼうだった。「つよくてやさしいかおをかいてくれ」といわれたぼくは、ゆうきをだしてかきはじめた。かきあがったかおを、ふんすいのすいめんでみたおじさんは、うれしくてぽろぽろとなきだした。そしてじぶんの子どもとともだちになってほしいといいだし…。


はだしになっちゃえ(幼児絵本ふしぎなたねシリーズ)

小長谷清実ぶん サイトウマサミツえ

福音館書店

シャツをぬいで、さあ、うみへ。すなにもぐって、あるきにくいな。えいっ、はだしになっちゃえ。あっちっち、あっちっちい。なみうちぎわは、ひやっとしてて、やわらかくって、きもちいいーっ!わあ、なみがきたー!ざっぶーん。ひゃあ、つめたい!いろいろなかんかくがたのしめるよ。


ブービーとすべりだい(講談社の創作絵本)

高畠じゅん子作 高畠純絵

講談社

ブービーはすべりだいがすべれません。ゆうきをだしてのぼったことはなんどもあるのですが、みんなのかおがいつもよりちいさくみえるときゅうにこわくなって、かいだんをおりることになるのです。きょうもやっぱりすべれなかったブービーに、カラスやネコがこえをかけてきましたが…。


古くて新しい椅子-イタリアの家具のしゅうりの話-(たくさんのふしぎ傑作集)

中嶋浩郎文 パオラ・ボルドリーニ絵

福音館書店

イタリアのフィレンツェにすんでいる小学生のマルコは、お父さんからつくえと椅子(いす)をもらいました。ひいおじいさんのころから家にあるという、そのつくえと椅子はボロボロ。そこで家具をしゅうりする職人(しょくにん)パオロさんの仕事場に持っていくことになり…。


ポッダとポッディ(こどものとも700号記念コレクション20)

シビル・ウェッタシンハ作 松岡享子訳

福音館書店

ポッダとポッディは、まずしいふうふ。だんなさんのポッダは、しごとにもいかず、あそんでいました。それをみてはらをたてたおくさんのポッディは、なにかたべるものをかってくるよう、ポッダにたのみました。ポッダがかってきたたまねぎをみて、おこったポッディはにわにすててしまいますが…。


まよなかのはんにん(ぼくはめいたんてい)

マージョリー・W.シャーマットぶん マーク・シーモントえ 光吉夏弥やく

大日本図書

ぼくはめいたんていのネートです。となりのオリバーが「このきんじょに、ごみをあさりにくるやつがいて、うちのごみのカンがまいばんひっくりかえされているんだ」といいました。ぼくがはんにんをしりたいというオリバーのために、ごみのカンの中でまちぶせをしていたら…。


ミスターワッフル!

デイヴィッド・ウィーズナー作

BL出版

くろねこのワッフルは、まいにちたいくつしています。ごしゅじんがつぎつぎとかってくるおもちゃにも、ちっともきょうみがわきません。そんなあるひ、ワッフルは、かっこうのおもちゃをみつけました。それはちいさなひこうせん。そのなかには、ちいさなうちゅうじんがのっていました。うちゅうじんたちは、ふしぎなことばをはなしていて…。


ムーミン谷の絵辞典-英語・日本語・フィンランド語-

トーベ・ヤンソン絵・文 ヨエル・ヤコブソン編 末延弘子訳

講談社

ムーミンたちと楽しくことばを学ぼう!ムーミンたちと1日をすごしながら、1200語以上の英語とフィンランド語が勉強できる絵本のような辞典。ムーミンたちのかわいいイラストがいっぱいです。ムーミン谷の地図のポスターもついています。


物語ること、生きること

上橋菜穂子著 瀧晴巳構成・文

講談社

物語にしないと伝えきれないものを、人は、それぞれに抱えている-。「獣の奏者」「守り人」シリーズの著者・上橋菜穂子が、物語を書くまでにたどってきた道程を語る。


よかったね、カモのおちびちゃん

エヴァ・ムーアぶん ナンシー・カーペンターえ いまえよしともやく

BL出版

みどりにつつまれた公園の池で、カモの母さんとピピン、ビピン、ティピン、ディピン、そしてちびっこジョーの子ガモたちがくらしていました。ある日、母さんのうしろについてあるいていた子ガモたちが、排水口(はいすいこう)におちてしまい…。カモのお母さんと5羽の子ガモたちに()こった、本当のお話です。


六人の探偵たち 上(岩波少年文庫 186)(ランサム・サーガ 9)

アーサー・ランサム作 神宮輝夫訳

岩波書店

ノーフォークの川筋で、桟橋(さんばし)につないであったクルーザーやヨットなどがつぎつぎに流され、おなじ桟橋に停泊(ていはく)していた船の持ち主であるジョー、ビル、ピートが犯人と疑われた。「(だれ)かが3人に罪をなすりつけようとしている」と推理したドロシアは…。


六人の探偵たち 下(岩波少年文庫 187)(ランサム・サーガ 9)

アーサー・ランサム作 神宮輝夫訳

岩波書店

物証がつぎつぎとあつまり、推理がすすめられていく。その結果ははっきり、ある人物を指ししめしていた。だが、これだけでは決定打にならない。そこで探偵(たんてい)たちは、真犯人を(わな)にかけて決定的証拠(しょうこ)をつかもうと、ディックを中心に計画を練ることに…。


わたしたちの島で(岩波少年文庫 222)

アストリッド・リンドグレーン作 尾崎義訳

岩波書店

ウミガラス島という、バルト海のなかの小さな島にやってきたメルケルソン一家。父親と4人の子どもたちは、海辺での遊びや動物に大はしゃぎ。元気な島の女の子チョルベンと、その忠実な犬の水夫さんともすぐに仲良しになり…。島での(かがや)きあふれる毎日を(えが)きます。