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2013年1月1日~2月28日あたらしいおすすめのほん

2013年1月1日~2月28日に、図書館にあたらしく入った子どもの本の中で、 とく におすすめの本です。

子どもの読書に かん する本もふくまれています。

本のタイトルのところから、 予約 よやく することができます。


タイトルの よこ に、本の 種類 しゅるい がわかるマークがついています。


足音がやってくる

マーガレット・マーヒー/作 青木由紀子/訳

岩波書店

バーニーはごくふつうの少年。ところが大叔父(おおおじ)の死んだ日から、幽霊(ゆうれい)のような男の子を見たり、奇妙(きみょう)な声を聞いたりするようになる。日ごとに近づく足音の正体とは? パニックに追いこまれていく一家をミステリータッチで(えが)く。
1989年に出版(しゅっぱん)された本の、文庫版(ぶんこばん)です。


エーミルの大すきな友だち

アストリッド・リンドグレーン/作 石井登志子/訳

岩波書店

ある日、いたずらっ子のエーミルは、農場のオークションに行こうと思いました。そこで、馬車でやって来る人たちのために道路の門扉(もんぴ)を開けて、小銭(こぜに)をかせぐことに。お金をたくさんもらい、有頂天(うちょうてん)になったエーミルは、オークションでいらないものまで()りはじめ…。
「エーミル」シリーズ最終巻(さいしゅうかん)です。


おなべふこどもしんりょうじょ-わらべうたの「おなべふ」より-

やぎゅうげんいちろう/さく

福音館書店

おなべふせんせいのしんりょうじょでは、せんせいが「おなべふけんさ」というけんさをします。そんなしんりょうじょにやってきたのは、サッカーのすきなじんくん。じんくんのあたまのけがをみたせんせいは、おくすりがいるかどうか、じんくんのうでをとって「おなべふおなべふおなべふ」とけんさをはじめて…。


神谷美恵子-ハンセン病と歩んだ命の道程-

大谷美和子/著

くもん出版

長い間、偏見(へんけん)差別(さべつ)の目で見られてきたハンセン病患者(かんじゃ)瀬戸内海(せとないかい)の小島、長島(ながしま)にある日本(はつ)の国立のハンセン病療養所(りょうようじょ)で、医師(いし)として患者(かんじゃ)によりそい、「生きがい」について思索(しさく)した、神谷美恵子(かみやみえこ)の歩んだ命の道程(みちのり)をえがく。


グリズリー(ナショナルジオグラフィック動物大せっきん)

ジョエル・サルトル/著 小宮輝之/監修

ほるぷ出版

世界中(せかいじゅう)でグリズリーの写真(しゃしん)撮影(さつえい)してきた著者(ちょしゃ)が、グリズリーのいる場所やかれらの生活のほか、すむ場所をうばわれつつあるグリズリーの未来(みらい)などを、大きな写真(しゃしん)とともに紹介(しょうかい)します。


ごきげんなライオン おくさんにんきものになる

ルイーズ・ファティオ/文 ロジャー・デュボアザン/絵

今江祥智/訳 遠藤育枝/訳

BL出版

どうぶつえんの岩のてっぺんからとびおりて、足をけがしたライオンくんは、びょういんへいくことに。ひとりになったおくさんには、おきゃくさんがあつまりません。草や花でたてがみをつくり、オスのライオンにへんしんすると、おくさんはにんきものに。さらに、ほんもののかみの毛をつけることになり…。
1981年に出版(しゅっぱん)された『ごきげんなライオンのおくさん がんばる』(佑学社)の新版で、「ごきげんなライオン」シリーズの最終巻(さいしゅうかん)です。


狛犬の佐助 〔1〕 迷子の巻

伊藤遊/作 岡本順/画

ポプラ社

明野(あけの)神社の狛犬(こまいぬ)には、()った石工(いしく)(たましい)が宿っていた。狛犬(こまいぬ)の「あ」には親方、「うん」には弟子の佐助(さすけ)(たましい)が。「おいらたち、いつまで狛犬(こまいぬ)の中にいるんでしょうね」二頭は神社を見張(みは)りながら、しょっちゅう話をしていたが…。


シリーズ昔の農具 1 くわ・すき・田打車-たがやす、育てる、草を取る-

小川直之/監修 こどもくらぶ/編

農山漁村文化協会

土をたがやす「くわ」、水をくみ上げる「踏車(ふみぐるま)」、草を取る「田打車(たうちぐるま)」…。農業機械(きかい)普及(ふきゅう)する前まで農作業や農村のくらしをささえていた農具(のうぐ)をとりあげ、そのしくみやつくり、つかい方などを写真(しゃしん)やイラストを中心にわかりやすくまとめます。


全解剖 体を動かす「骨と筋肉」のしくみ-知ればスポーツがうまくなる!-(子供の科学★サイエンスブックス)

山口典孝/著

誠文堂新光社

野球、サッカー、スプリント、体操(たいそう)、水泳などのスポーツでどのように筋肉(きんにく)が使われているのかを、スポーツ選手(せんしゅ)の動きがわかるイラストで解説(かいせつ)するとともに、いろいろな運動がうまくなる方法(ほうほう)紹介(しょうかい)。ヒトの体の形としくみに(かん)する素朴(そぼく)疑問(ぎもん)にも答えます。


ゾウの森とポテトチップス

横塚眞己人/しゃしんとぶん

そうえん社

ボルネオ島は、熱帯雨林(ねったいうりん)にさまざまな生きものたちがくらす大自然(だいしぜん)宝庫(ほうこ)。ところが、島のゾウたちの命を、ふだん食べているポテトチップスがおびやかしているというのです…。熱帯雨林(ねったいうりん)の森がへっているということと、日本人のくらしとのつながりがわかります。


たねがとぶ

甲斐信枝/さく 森田竜義/監修

偕成社

みちばたにさいたはるのくさが、はなのあとにみをつけた。みのなかには、たねがある。まるいたね、ほそながいたね、わたげをつけたたね。たねは、くさのつくったくさのこども。やがて、くさのこどもはたびにでる。あたらしいばしょに、なかまをふやすために…。
1993年に出版(しゅっぱん)された本の再刊(さいかん)です。


月と太陽ってどんな星?-もっとも身近で不思議な星を科学しよう-(子供の科学★サイエンスブックス)

縣秀彦/著

誠文堂新光社

月と太陽とは、いったいどんな天体なのでしょう?太陽でおこっているいろいろなできごと、太陽とオーロラの関係(かんけい)、月の形が()わる理由、月によっておこる(しお)()()など、身近でありながら不思議(ふしぎ)な星である月と太陽について、写真やイラストを使ってわかりやすく紹介(しょうかい)。日食と月食が起こるしくみも説明(せつめい)します。


図書館のすべてがわかる本 2 図書館の役割を考えてみよう

秋田喜代美/監修 こどもくらぶ/編

岩崎書店

だれでも自由に利用(りよう)できる図書館。図書館の中はどうなっているのか、本を読んだり、調べものをしたりするほかにどんなことができるのかを、写真とともに紹介(しょうかい)。図書館が地域(ちいき)のなかではたす役割(やくわり)や、図書館ではたらく人のこともわかります。
シリーズ最新刊(さいしんかん)です。


南極大陸のふしぎ-雪と氷が広がる地球の果ての大自然-(子供の科学★サイエンスブックス)

武田康男/著

誠文堂新光社

南極(なんきょく)の太陽は(しず)まない?ペンギンの防寒対策(ぼうかんたいさく)って?南極(なんきょく)の空と大地でくり広げられるさまざまな現象(げんしょう)と、南極大陸周辺(なんきょくたいりくしゅうへん)でくらす生き物たちのすがたを、美しい写真で紹介(しょうかい)。昭和基地(きち)の場所や、そこでの観測隊員(かんそくたいいん)たちの生活なども説明(せつめい)します。


ねことテルと王女さま

クライド・ロバート・ブラ/さく レナード・ワイスガード/え

あんどうのりこ/やく

長崎出版

からだじゅうまっ黒で、ひたいに白いハートのもようのあるねこは、都で画家をめざしている青年テルと出会い、いっしょにくらしはじめました。ところがある日、ねこは煙突掃除(えんとつそうじ)の仕事をしているケッチという男につかまってしまい、助手をさせられることに…。


橋をかける-子供時代の読書の思い出-

美智子/著

文藝春秋

本で知った美しさ、本から感じた不安、本から得た喜び-。1998年9月、スイスのバーゼル市にて開かれた国際児童図書評議会第26回世界大会での美智子皇后のスピーチを日本語と英語で収録する。
1998年に、すえもりブックスから出版(しゅっぱん)された本の再刊(さいかん)です。


バーゼルより-子どもと本を結ぶ人たちへ-

美智子/著

文藝春秋

私は私の中に今もすむ小さな女の子に誘われて、ここに来たのかもしれません-。2002年9月、スイスのバーゼル市にて開かれた国際児童図書評議会創立50周年記念大会での美智子皇后のスピーチを日本語と英語で収録する。
2003年に、すえもりブックスから出版(しゅっぱん)された本の再刊(さいかん)です。


バーナムの骨-ティラノサウルスを発見した化石ハンターの物語-

トレイシー・E.ファーン/文 ボリス・クリコフ/絵

片岡しのぶ/訳

光村教育図書

バーナムの趣味(しゅみ)は、化石ハント。1902年のある日、モンタナ州のバッドランズで化石をさがしていると、(おか)斜面(しゃめん)から(ほね)がつき出ていた。(はじ)めて見る不思議(ふしぎ)(ほね)に、バーナムは興味(きょうみ)をそそられる。実はその(ほね)こそは、世界が(はじ)めて目にするティラノサウルス・レクスだった!


ふしぎな八つのおとぎばなし

ジョーン・エイキン/文 クェンティン・ブレイク/絵

こだまともこ/訳

冨山房

森をさまようクマと結婚(けっこん)したいむすめ、お(ひめ)さまやまじょ、歌をうたう青いくつや、ピンクのヘビなどが登場する、8つのふしぎなおとぎばなしが入っている本。うつくしいイラストものっています。


魔女の宅急便 その5 魔法のとまり木

角野栄子/作 佐竹美保/画

福音館書店

十代最後(さいご)のキキは、宅急便(たっきゅうびん)の仕事でも経験(けいけん)をつみ、もう新米魔女(しんまいまじょ)ではなくなりました。一方で、遠距離恋愛(えんきょりれんあい)中のとんぼさんとは、すれちがい気味(ぎみ)。そんな時、魔法(まほう)が弱まり、ジジと言葉が通じにくくなったキキは、かあさんに手紙を書き、なやみを打ち明けます…。
2007年に出版(しゅっぱん)された本の、文庫版ぶんこばん)です。


マリアンは歌う

パム・ムニョス・ライアン/文 ブライアン・セルズニック/絵

もりうちすみこ/訳

光村教育図書

(おさな)いころからマリアンは、歌うことが大すきでした。マリアンは音楽学校に入る決心をしますが、黒人だという理由で入れてもらえませんでした。コンサートを開こうとしても、白人しかステージに上げないとことわられます。人種差別(じんしゅさべつ)を乗りこえて(ゆめ)をかなえた黒人歌手マリアン・アンダーソンの物語。


もちっこやいて-わらべうたの「もちっこやいて」より-

やぎゅうげんいちろう/さく

福音館書店

「もちっこ やいて とっくらきゃして やいて しょうゆを つけて たべたら うまかろー」きたかぜのこどもたち、あかおにたち、はるかぜくんとたぬきさん、そしてばっちゃんのまごのももちゃんとゆづちゃんは、ばっちゃんのうちでおもちをたべようとあつまりました。おもちがやけるまで、みんなでうたをうたいます。


妖怪一家の夏まつり(妖怪一家九十九さん 〔2〕)

富安陽子/作 山村浩二/絵

理論社

こっそり団地(だんち)生活を始めた妖怪(ようかい)一家。やまんばのおばあちゃんが夏まつり実行委員長に(えら)ばれてしまって、さあ大変(たいへん)(ぼん)おどりのやぐらをたてるために、決して動かしてはいけないと言われていた封印(ふういん)の石をほり起こしてしまい…。
シリーズ最新刊(さいしんかん)です。


よくわかる電気のしくみ-電気ってなんだ?その正体・発電・利用方法を知ろう-(子供の科学★サイエンスブックス)

伊藤尚未/著

誠文堂新光社

わたしたちの生活にかかせない電気とはいったい何でしょうか?一番身近な電気の元・電池でできる実験(じっけん)をはじめ、電気ができるしくみ、電(あつ)・電流とはなにか、電気を光・運動・(ねつ)・音に()える方法(ほうほう)などを紹介(しょうかい)。かんたんにできる電子工作ものっています。


林業少年

堀米薫/作 スカイエマ/絵

新日本出版社

山持ちとして代々(つづ)大沢(おおさわ)家の長男・喜樹(きじゅ)は、祖父(そふ)庄蔵(しょうぞう)の期待を一身に受けていた。「何十年後かの山の姿(すがた)が見えている」という庄蔵(しょうぞう)が、喜樹(きじゅ)には「山の仙人(せんにん)」に見えて…。


わにわにとあかわに

小風さち/ぶん 山口マオ/え

福音館書店

だれもいないいえのなかで、いねむりをしていたわにわにが、きんいろのめをあけました。ずるずりずるずり、わにわにがろうかをあるいていくと、「クィ…」となくこえがして、ちいさなあかいわにがでてきました。あかわには、わにわにのあとについていき、プリンをたべたり、いっしょにおふろにはいったりして…。
「わにわに」シリーズ最新刊(さいしんかん)です。