2021年7月1日~8月31日に、図書館にあたらしく入った子どもの本の中で、特におすすめの本です。
子どもの読書に関する本もふくまれています。
本のタイトルのところから、予約することができます。
タイトルの横に、本の種類がわかるマークがついています。

杉山きく子/編著
「がんばれ!東京子ども図書館」の会
石井桃子の昔話「ふしぎなたいこ」「おそばのくきはなぜあかい」を取り上げ、どのような方法で昔話を探しだし、選び抜いて、再話したのかを考察する。5人の語り手が語る、お話会での子どもたちの反応や、お話の魅力も収録。
川端誠/作
BL出版
今日は猛暑日。お化け屋敷のお化けたちは、みんなバテバテです。お化けたちは、空にいる龍に、すずしい雨をふらせてもらいたいと考えました。そこで空にあがって龍にたのんでくれるよう、空をとべる一反木綿におねがいしました。 一反木綿は空へまいあがり…。
スザンヌ・スレード/文 千葉茂樹/訳 三河内岳/監修
あすなろ書房
ガスがぶくぶくふきあがり、台地がそびえたつ。きりたつがけや、ふかいみぞ、水がつくった地形や、はたけのうねのようなしわしわもある。地すべりもあるし、火山の噴火もある-。地球とおなじように気象や季節の変化がある「火星」のおどろきのすがたを、息をのむような美しい写真で紹介する。
長倉洋海/著
アリス館
ぼくは、アクバル。山の中にある学校の1年生。いつも鉛筆をもっている。文字がすいすい書けるし、むずかしい問題もとけるような気がするんだ。11時45分、今日の授業は終わり。先生が「また明日ね」と、見送ってくれた。もちろん、明日もまたくるよ。だって学校が大好きだから!
フランク・ボーム/作 津森優子/訳 坂口友佳子/絵
岩波書店
魔術師に頼まれてガラスの犬をつくった、まずしいガラス職人は、お代として、どんな病気も治す薬をもらった。町一番の金持ちのマイダス嬢が重い病気にかかったと知った職人は、自分の病気を治すより、もっと得になる使いかたを考えつき…。8つのゆかいなおとぎばなしがのっています。
今森光彦/さく
福音館書店
葉っぱに隠れることが上手な虫たち。大きいかげ、小さいかげ、濃いかげ、薄いかげ。色んなかげからヒントを見つけて虫を当てよう!虫とのかくれんぼを通じて、見つける楽しさや、虫博士への道が開かれる写真絵本です。
オルガ・カブラル/作 小宮由/訳 山村浩二/絵
岩波書店
荷馬車にのっていたおじさんが、大きなくしゃみをしました。くしゃみがあんまり大きかったので、あたりにすなけむりが立ちました。そのようすをみていたうさぎとねこ、いぬは、おかしなことに気づきました。なんと、ねこのあたまにうさぎの耳が、うさぎのあたまにねこの耳がついていたのです。そして、犬はねこの声になっていて…。
フィリップ・M.シャーロック/再話 マーシャ・ブラウン/絵 小宮由/訳
岩波書店
アナンシは小さなクモ、ときどき人間。ふだん、物事がうまくいっているときは人間のすがたをしていますが、身にきけんがふりかかると、クモになって、おしりから糸を出し、天井へにげていきます。アナンシは、知恵をつかって、自分よりもはるかに大きい動物を手玉にとったり、自分よりも強い動物をだましたりして…。
キャシー・スティンソン/文 マリー・ラフランス/絵 さくまゆみこ/訳
小学館
戦後の混乱した町のなかに、人びとがならぶたてものがありました。「食べものがもらえるのかも」と思った少女が弟とそのたてものに入ってみると、そこにはたくさんの本が!そしてひとりの女の人が本を読んでくれて…。子どもの本で平和をつくろうと世界によびかけたイエラ・レップマンのお話。
東京子ども図書館/編纂
東京子ども図書館
子どものための図書館は、いつ、どのようにして始まったのか。東京子ども図書館の機関誌『こどもとしょかん』に掲載された、日米児童図書館の黎明期に関する評論2編を収録する。
ほりかわあやこ/さく
福音館書店
すいそうのいわは、なかがからっぽ?ショーのぶたいうらって、どうなってるの?てんじしつのくふうや、たくさんのスタッフがかつやくするすがたなど、しっていると100ばいたのしくなる、水族館のヒミツをしょうかいします。
高久至/写真・文
アリス館
すいめんは、空と海をつなぐふしぎなところ。波がなく、見晴らしのよい日。海底から見上げると、タカサゴのなかまたちが、まるで空をおよいでいるようだった。水色から、あわいひすい色へ、色をかえたすいめん。その色のなかに、アオリイカのこどもたちがいて…。すいめんにくらす生きものたちをしゃしんでしょうかい。
山本悦子/作 佐藤真紀子/絵
童心社
「わたしには、感想文、むり!」3年生のみずかは、登校日の教室でふくれっつら。「本は読んでいるし、ちゃんとおもしろかったよ。だけど、どこがどうおもしろかったとか、なにがよかったとか書こうとすると、おもしろかった気持ちが消えていっちゃうの。」困ったみずかは、いいことを思いつき…。
鎌田歩/さく
小学館
「しんかんせんのおいしゃさん」とよばれる、きいろいしんかんせんのドクターイエローは、おきゃくさんをのせない、ちょっととくべつなしゃりょうです。せんろをしらべるためのいろんなきかいがのせてある、ドクターイエローのひみつのおしごとをしょうかい。なかまのほせんしゃりょうや、しんがたしんかんせんのスプリームもとうじょうします。
イチンノロブ・ガンバートル/文 バーサンスレン・ボロルマー/絵 津田紀子/訳
廣済堂あかつき
むかし、空に星はなく、夜がくらやみにおおわれていたころのおはなしです。モンゴルの草原では、王さまが、七人のうつくしい王女とくらしていました。そこに、鳥の王がやってきて、王女たちをさらっていきました。王さまは、草原でいちばんかしこいおじいさんの七人の息子に、王女たちをつれもどすようにめいじて…。
ジョシュ・ファンク/ぶん スティーヴィ・ルイス/え 金柿秀幸/やく
イマジネイション・プラス
ニューヨークのまちがねしずまったよなかのこと。としょかんのいりぐちをまもるライオン像、フォーティテュードとペイシェンスは、いつものようにえほんをよもうと、としょかんにしのびこみました。ところが、えほんがすっかりなくなっています。2とうは、えほんをさがしによるのマンハッタンをかけまわり…。
武田晋一/写真・文
岩崎書店
カタツムリ図かんを作るためにカタツムリの写真をとっていた著者は、ある日、にがてなナメクジっぽいカタツムリに出会い、ナメクジにきょうみをもちはじめました。そんな著者が出会ってきた、日本各地のカタツムリをしょうかい。ナメクジとカタツムリの貝がらのふしぎをつたえます。
トミー・ウンゲラー/さく こみやゆう/やく
好学社
メキシコにすむ、はげたかのオーランドーは、あるひ、さばくでたおれているおとこのひとをみつけます。おとこのひとをたすけおこすことができなかったオーランドーは、もちものをバンダナにつつんでとびたち、とちゅうでであった、しんせつなひとたちから、おとこのひとのかぞくがアメリカにいることをきき…。
阿部秀樹/写真と文
小学館
ホタルイカが青く発光する姿は、一度見たら一生わすれられない美しさをもっています。ホタルイカの発光が最も美しいのが、富山県にある富山湾で見られる「身投げ」とよばれるげんしょうで…。ホタルイカの生態を美しい写真といっしょに紹介します。
辻直美/著
KADOKAWA
家にあるような身近なものを材料にした災害グッズを自分でつくることができるハンドメイド本。災害が起きた時のための準備編、災害が起きた後でも作れる緊急編、家族と自分の命を守るテクニック編に分け、衣・食・住グッズの作り方を紹介します。
村上しいこ/作 中田いくみ/絵
童心社
どんな時にヒトはためいきをつく?授業参観にむけて、たのちんの班は「ためいき図鑑」をつくることに。いっしょの班で保健室登校の加世堂さんもいっしょに図鑑をつくれないかと、たのちんがある提案をしたところ、班のほかのメンバーともめてしまい…。
富安陽子/作 山村浩二/絵
理論社
ある新月の夜、妖怪一家の7人はピクニックに出かけます。おべんとうのおむすびが転がり、それを追ったやまんばおばあちゃんは穴の中に落ち、消えてしまいます。後を追った6人も穴に吸いこまれて、なんと江戸時代の化野原にタイムワープしてしまい…。シリーズ最終巻。
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