おすすめのほん

	アーマのうそ キャロル・ライリー・ブリンク／作 谷口(たにぐち)　由美子(ゆみこ)／訳(やく) 堀川(ほりかわ)　理万子(りまこ)／絵 　　　　　　　　　　　　　　　　 文溪堂(ぶんけいどう) 　アーマは転校してきたばかりの女の子。ある日、新しくできた友だちのジュディにうそをついてしまいます。「あたし、世界一大きな人形を持ってる」と…。このうそが、どんどんふくらんで大きくなり、アーマの手におえなくなっていくのです。

	宇宙食(うちゅうしょく)になったサバ缶(かん) 小坂(こさか)　康之(やすゆき)／著(ちょ) 別司(べっし)　芳子(よしこ)／著 小学館(しょうがくかん) 　宇宙食(うちゅうしょく)をつくるには、宇宙飛行士の健康と安全のためにきびしいルールがあります。その高いハードルを乗りこえ、宇宙食の“サバ缶(かん)”を開発した高校生たちがいます。開発が成功するまでの十数年は、どんな道のりだったのでしょうか？

	オオムラサキと里山の一年 －夏の雑木林(ぞうきばやし)にかがやく、日本の国蝶(こくちょう)－ 筒井(つつい)　学(まなぶ)／写真と文 小学館(しょうがくかん) 　オオムラサキは、子どもの手のひらほどある大きさと、かがやくような紺色(こんいろ)の羽をもつ日本の国蝶(こくちょう)です。成虫がみられるのは夏の一瞬(いっしゅん)。オオムラサキがどんな一年をすごしてきたのか、里山の景色とともにしょうかいされています。

	起業家フェリックスは12歳(さい) アンドリュー・ノリス／著(ちょ) 千葉(ちば)　茂樹(しげき)／訳(やく) あすなろ書房(しょぼう) 　きっかけは、絵の上手な親友がかいたバースデーカードだった。まずおばあちゃんが気に入って、さらに口コミで人気になり、お金が入ってふと気付いたんだ。これは、ぼく天才起業家フェリックスの、とっておきのビジネスになることを！

	クジラの進化 水口(みなくち) 博也(ひろや)／文 小田(おだ)　隆(たかし)／絵 木村(きむら)　敏之(としゆき)／監修(かんしゅう) 講談社(こうだんしゃ) 　５０００万年前、４本足で歩くオオカミに似(に)た動物「パキケタス」がいました。初期のクジラのなかまです。それから長い年月をかけ、体の形を変えながら、どのように現在(げんざい)のクジラのすがたになったのでしょうか。

	クリシュナのつるぎ－インドのむかしばなし－ 秋野(あきの)　癸巨矢(きくし)／文 秋野(あきの)　不矩(ふく)／絵 BL(ビーエル)出版(しゅっぱん) 　昔インドの人びとは、カンサという悪い王様に苦しめられていました。救(すく)いを求めるいのりを聞き入れた天の神が、クリシュナとして地上に生まれ出ました。カンサ王に命をねらわれながらもりっぱな若者(わかもの)になったクリシュナに、いよいよ王をうつときがきます。

	じいちゃんの山小屋 佐和(さわ)　みずえ／作 カシワイ／絵 小峰書店(こみねしょてん) 　航太(こうた)は父さんと大げんかをして、四国でじいちゃんと二人ぐらしをすることになった。そこはトイレも風呂(ふろ)も電気もなく、スマホも使えない山小屋。最初はとまどっていた航太だが、ミツバチの世話をしたり、どうくつを探検(たんけん)したり、山のくらしがだんだん楽しくなってきて…。

	どすこい! 森埜(もりの)　こみち／作 佐藤(さとう)　真紀子(まきこ)／絵 国土社(こくどしゃ) 　秋の相撲(すもう)大会で優勝するために、凡(ぼん)と健太(けんた)は特訓を始めることにした。二人は、元力士で今は駄菓子屋(だがしや)をやっているおじいさんの「わしや」に相撲を教えてほしいと頼んだ。でも「わしや」は、二週間たっても二人に「四股(しこ)」と「すり足」をさせるだけで…。

	パフィン島(とう)の灯台守(とうだいもり) マイケル・モーパーゴ／作 ベンジー・デイヴィス／絵 佐藤(さとう)　見果夢(みかむ)／やく 　　　　　　　　　　　　　　　　 評論社(ひょうろんしゃ) 　あらしの海から５歳(さい)のアランを救助(きゅうじょ)したのは、パフィン島の灯台守(とうだいもり)ベンジャミン・ポスルスウェイト。島をはなれたあとも、彼にもらった船の絵を支(ささ)えに成長したアランは、ようやく灯台へ行くことができた。無口で人ぎらい、だけど勇敢(ゆうかん)な命の恩人(おんじん)と再会したアランは…。

	ブラックホールってなんだろう? 嶺重(みねしげ)　慎(しん)／文 倉部(くらべ)　今日子(きょうこ)／絵 福音館書店(ふくいんかんしょてん) 　ブラックホールは何でもすいこむ。その力は光さえすいこんでしまうほど強力。だからブラックホールは真っ黒に見える。もしもすいこまれたらどうなるのか、どこへ行くのかは だれにもわからない。そんなブラックホールのひみつをのぞいてみよう。