おすすめのほん

	おじいちゃんとの最後の旅 ウルフ・スタルク／作 キティ・クローザー／絵 菱木(ひしき)　晃子(あきらこ) 徳間書店(とくましょてん) 　ぼくは、口が悪くておこりっぽいおじいちゃんが大好きだ。でも、いまは入院中(にゅういんちゅう)。「おばあちゃんと二人で暮(く)らしていた家に、死ぬ前に一度もどりたい。」というおじいちゃんのために、ぼくは病院を抜(ぬ)け出すカンペキな計画を立て、実行にうつした。

	サイコーの通知表 工藤(くどう)　純子(じゅんこ)／著(ちょ) 講談社(こうだんしゃ) 　ぼくの通知表は、一年生のときからいつも同じ。「よくできる」も「もうすこし」もない。友達から「つまんね～」って言われちゃった。 通知表って、なんのためにあるの？ そんなとき、お父さんから大人(おとな)にも通知表があるってきいたんだ。 そこで4年3組全員でつけてみることにした。先生の通知表を!

	フレンドシップウォー－こわれたボタンと友情(ゆうじょう)のゆくえ－ アンドリュー・クレメンツ／著(ちょ) 田中(たなか)　奈津子(なつこ)／訳(やく) 講談社(こうだんしゃ) 　古い工場で見つけた大量のボタンを、グレースが学校に持っていくと、学校中でボタンブームが起こる。教室でもバスの中でも、みんなボタンの話ばかり。そんな中、グレースの親友エリーも、特別なボタンを持ってきて…。

	鬼(おに)の橋 伊藤(いとう)　遊(ゆう)／作 太田(おおた)　大八(だいはち) ／画 福音館書店(ふくいんかんしょてん) 　ときは平安時代。12歳(さい)の少年・小野篁(おののたかむら)は井戸(いど)をのぞきこみ、あの世の入り口に迷いこむ。鬼(おに)に食べられそうになるが坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)の亡霊(ぼうれい)に助けられる。命からがらこの世へもどってきたが、このことをきっかけに、この世に鬼がやってくるようになってしまった。

	ふしぎな木の実の料理法　こそあどの森の物語　 岡田(おかだ) 淳(じゅん)／作 理論社(りろんしゃ) 　こそあどの森に住むスキッパーの元に、ある日小包がとどいた。送り主は旅に出たバーバーさんで、中身はとってもおいしいという木の実。でも、料理法がにじんで読めなくなっちゃった!スキッパーは森の住人に料理法を聞いてみることにした。 ★「こそあどの森の物語」シリーズは現在13冊あります。

	アリババの猫(ねこ)がきいている 新藤(しんどう)　悦子(えつこ)／文(ぶん) 佐竹(さたけ)　美保(みほ)／絵 ポプラ社(しゃ) 　飼(かい)い主が留守(るす)にする間、ペルシャねこのシャイフは「ひらけごま」という店にあずけられた。そこは世界の民芸品が集まる店。ある夜、シャイフは民芸品のグラスや人形たちのふしぎなおしゃべりをきいて…。

	さくら村は大さわぎ 朽木(くつき)祥(しょう)／作 大社(おおこそ)玲子(れいこ)／絵 小学館(しょうがくかん) 　ハナが住んでいるさくら村は、村中がさくらでいっぱい。子どもが生まれると、さくらのなえ木を植えるからです。でも、すてきなのは春だけじゃありません。海も山も森も一年中ワクワクがあふれています。そんなさくら村に、パンやさんの家族がひっこしてきました。

	ヴォドニークの水の館－チェコのむかしばなし－ まきあつこ／文 降矢(ふりや)なな／絵 BL出版(ビーエルしゅっぱん) 　ひもじさのあまり、川に身を投げようとしていた貧(まず)しいむすめは、水の主ヴォドニークに命を救(すく)われる。水の館で仕えることになり、そうじを任(まか)されたむすめは、「決してのぞいてはいけない」と言われた小さなつぼのふたを開けてしまった。

	水族館－いきものとひとのいちにち－ ほりかわあやこ／さく 福音館書店(ふくいんかんしょてん) 　みんなはどれくらい水族館のこと、知ってる？展示(てんじ)やショーの準備(じゅんび)、水そうのそうじなどのいろいろな仕事、夜の生き物の様子など・・・。 　「まちの水族館」の１日を通して、みんなの知らない水族館のひみつを見てみよう。

	富士山にのぼる　増補版 石川(いしかわ)直樹(なおき)／著(ちょ) アリス館(かん) 　ぼくは冬のある日、富士山(ふじさん)にのぼることにした。強い風、こおった雪の中、頂上(ちょうじょう)をめざす。ふもとの森、たくさんの洞穴(どうけつ)、満天の星空・・・。遠くで見るのと近くで見るのとでは大ちがい。新しい富士山にきっと出会えるはず。