おすすめのほん

	昔(むかし)はおれと同(おな)い年(どし)だった田中(たなか)さんとの友情(ゆうじょう) 椰月(やづき)　美智子(みちこ)／作(さく) 早川(はやかわ)　世詩男(よしお)／絵(え) 小峰書店(こみねしょてん) 　「それ、おもしろそうだね。ちょっと見(み)せてくれないか」 　８５歳(さい)の田中(たなか)さんは、おれが貸(か)したスケボーで、はでにすっころんで右手首(みぎてくび)を骨折(こっせつ) 。ギプスがとれるまでの間(あいだ)、おれたちは田中(たなか)さんの日常生活(にちじょうせいかつ)の手伝(てつだ)いをすることになってしまった。まいったなぁ。

	あららのはたけ 村中(むらなか)　李衣(りえ)／作(さく) 石川(いしかわ)　えりこ／絵(え) 偕成社(かいせいしゃ) 　わたしは、えり。横浜(よこはま)からじいちゃんの住(す)む山口(やまぐち)に引(ひ)っこしてきた。自然(しぜん)に囲(かこ)まれた生活(せいかつ)は、自分(じぶん)の畑(はたけ)でイチゴを植(う)えたり、「もものけむし」が出(で)たり、新(あたら)しい発見(はっけん)がいっぱい！ このことを、横浜(よこはま)の親友(しんゆう)エミに手紙(てがみ)で伝(つた)えたいな。気(き)になるのは、おさななじみのけんちゃんのことで…。

	クローバーと魔法動物(まほうどうぶつ) 1　 運(うん)のわるい女(おんな)の子(こ) ケイリー・ジョージ／作(さく) 久保(くぼ)　陽子(ようこ)／訳(やく) スカイ　エマ／絵(え) 童心社(どうしんしゃ) 　クローバーは、森(もり)で「魔法動物(まほうどうぶつ)紹介所(しょうかいじょ)」の張(は)り紙(がみ)を見(み)つけ、ドラゴン、グリフォンなど魔法動物(まほうどうぶつ)たちの里親(さとおや)をさがすボランティアをすることに。 　ある日(ひ)、あやしい女(おんな)の人(ひと)がやってきて、ユニコーンの銀(ぎん)のしっぽとドラゴンのかぎづめがぬすまれてしまった。 　★シリーズに『２魔法(まほう)より大切(たいせつ)なもの』『３ライバルは夏(なつ)の終(お)わりに』があります。

	貸出禁止(かしだしきんし)の本(ほん)をすくえ! アラン・グラッツ／著(ちょ) ないとう　ふみこ／訳(やく) ほるぷ出版(しゅっぱん) 　エイミー・アンは、内気(うちき)な少女(しょうじょ)。意見(いけん)を言(い)ったりしないけれど、本(ほん)を読(よ)むことは大好(だいす)き。ところが学校(がっこう)の図書室(としょしつ)で、お気(き)に入(い)りの本(ほん)『クローディアの秘密(ひみつ)』が貸出禁止(かしだしきんし)になってしまった！エイミー・アンたちは、大好(だいす)きな本(ほん)を取(と)りもどすために、大人(おとな)たちに立(た)ち向(む)かいます。

	名探偵(めいたんてい)カッレ　城跡(しろあと)の謎(なぞ) アストリッド・リンドグレーン／作(さく) 菱木(ひしき)　晃子(あきらこ)／訳(やく) 平澤(ひらさわ)　朋子(ともこ)／絵(え) 岩波書店(いわなみしょてん) 　カッレは、名探偵(めいたんてい)にあこがれる男(おとこ)の子(こ)。ある日(ひ)、町(まち)にやってきた“エイナルおじさん”のあやしい行動(こうどう)に気(き)づき、親友(しんゆう)のアンデッシュ、エヴァロッタと調査(ちょうさ)を始(はじ)めました。そして調(しら)べていくうちに、３人(にん)は大事件(だいじけん)にまきこまれてしまいます！ 　★シリーズに『地主館(じぬしかん)の罠(わな)』『危険(きけん)な夏(なつ)の島(しま)』があります。

	ライオンとタカとアリになった男(おとこ)の子(こ)　－ノルウェーのむかしばなし－ 菱木(ひしき)　晃子(あきらこ)／文(ぶん) MARUU(マルー)／絵(え) BL出版(ビーエルしゅっぱん) 　昔(むかし)、ライオンとアリとタカを助(たす)けて、３びきに変身(へんしん)できる力(ちから)をもらった男(おとこ)の子(こ)がいました。ある日(ひ)おひめさまと出会(であ)い、長(なが)い間(あいだ)トロルにねらわれていることを知(し)ります。そして、とうとうさらわれてしまったおひめさま。はたして変身(へんしん)の力(ちから)で助(たす)ける事(こと)はできるでしょうか。

	ゾウ ジェニ・デズモンド／さく 福本(ふくもと)　由紀子(ゆきこ)／やく 長瀬(ながせ)　健二郎(けんじろう)／日本語版監修(にほんごばんかんしゅう) BL出版(ビーエルしゅっぱん) 　大(おお)きな体(からだ)と大(おお)きな耳(みみ)、長(なが)い鼻(はな)、とても頭(あたま)の良(い)い動物園(どうぶつえん)の人気者(にんきもの)、ゾウ。彼(かれ)らは、陸(りく)で一番(いちばん)大(おお)きなほ乳類(にゅうるい)です。そんなゾウたちは野生(やせい)の中(なか)で、いったいどんなふうに暮(く)らしているのかな？ 　家族(かぞく)のきずなが強(つよ)く、感情(かんじょう)豊(ゆた)かなゾウの生活(せいかつ)をのぞいてみよう。 　★シリーズに『シロナガスクジラ』『ホッキョクグマ』があります。

	ことばハンター　－国語辞典(こくごじてん)はこうつくる－ 飯間(いいま)　浩明(ひろあき)／著(ちょ) ポプラ社(しゃ) 　言葉(ことば)の意味(いみ)がわからないときにめくる本(ほん)、国語辞典(こくごじてん)。この本(ほん)はどうやって作(つく)られているのでしょう。 　国語辞典(こくごじてん)にのせる言葉(ことば)をさがすことから始(はじ)まりますが、ふだん使(つか)う言葉(ことば)もよくよく考(かんが)えてみるとなぞがいっぱい。 　国語辞典(こくごじてん)のひみつ、のぞいてみませんか？

	シノダ！　チビ竜(りゅう)と魔法(まほう)の実(み) 富安(とみやす)　陽子(ようこ)／著(ちょ) 大庭(おおば)　賢哉(けんや)／絵(え) 偕成社(かいせいしゃ) 　信田家(しのだけ)は、パパ、ママ、３人(にん)の子(こ)どもたちの５人家族(にんかぞく)。ごく普通(ふつう)にみえるけど、実(じつ)は、だれにも知(し)られてはならない重大(じゅうだい)な秘密(ひみつ)があります。それは、ママの正体(しょうたい)がきつねだっていうこと。そんな信田家(しのだけ)のお風呂(ふろ)に小(ちい)さな竜(りゅう)が迷(まよ)いこんできて…。 　★『シノダ！』シリーズは現在(げんざい)１１巻(かん)あります。

	絵(え)とき　ゾウの時間(じかん)とネズミの時間(じかん) 本川(もとかわ)　達雄(たつお)／文(ぶん) あべ　弘士(ひろし)／絵(え) 福音館書店(ふくいんかんしょてん) 　大きいゾウと小さいネズミ、どっちが長生(ながい)きか知(し)っている？ 答(こた)えはゾウ！ 動物(どうぶつ)は体(からだ)の大(おお)きさが変(か)わると、いろいろちがうことがある。でも、ゾウとネズミ、一生(いっしょう)の間(あいだ)に心(しん)ぞうがうつ回数(かいすう)は、どっちも同(おな)じなんだって。あんなに体(からだ)の大(おお)きさがちがうのに、不思議(ふしぎ)だね。