おすすめのほん

2005年　えらばれたほん

【ひでちゃんとよばないで】 おぼまこと／作さく 小峰書店 こみねしょてん すすむは、 戦争せんそうのさなかに住すんでいた台湾たいわんで、ひでちゃんという女おんなの子こと仲良なかよしになリました。 ひでちゃんのおとうさんは、 台湾人たいわんじんです。日本にほんが戦争せんそうにまけて、ひでちゃんとは遊あそべなくなリました。 戦争せんそうを境さかいに、ひでちゃんは台湾人たいわんじんになったのです。 ぼくたちずっと 仲良なかよしだったのに。

【視覚しかくミステリーえほん】 ウォルター・ウィック／作さく 林田 はやしだ 　 康一こういち ／ 訳やく あすなろ 書房しょぼう 　紙かみねんどの大おおきなかたまりがあリます。コインやサイコロをねんどにおしつけたので、紙かみねんどはへこんでいます。でも本ほんをさかさまにしてみるとみると、ふしぎふしぎ。　へこんでいたはずのところがもリあがって見みえます。　さあ、視覚しかくミステリーの世界せかいへいって、秘密ひみつをみつけてみよう。

【海辺うみべのともだち】一みつける・たべる・あそぶ一 下田しもだ　智美ともみ・松岡まつおか　達英たつひで／構成こうせい 下田 しもだ 　 智美 ともみ ／ 絵 え と 文 ぶん 偕成社 かいせいしゃ 海うみって楽たのしいね。 潮しおだまリをのぞいて、小ちいさな貝かいやカニ、海藻かいそうも見みつけたよ。 もぐって、遊あそんで、貝かいや魚さかなをとって食たべたんだ。 みんなだったら何なにをしてみたい？

【竜りゅうの巣す】 富安とみやす　陽子ようこ／作さく 小松 こまつ 　 良桂よしか ／ 絵え ポプラ 社しゃ ぼくは、 霧きりの山道やまみちで不思議ふしぎなトンネルにはいった。そこで見みた小ちいさな人影ひとかげは、カエルみたいな顔かおをした男おとこの子こ。 その 子こが口くちを開ひらいた。 「こんなところにいてはだめだ、ここは竜りゅうの巣すだぞ…」 なんとぼくは、 竜りゅうの巣すに迷まよいこんでしまったんだ。

【しあわせいっぱい荘そうにやってきたワニ】 アーシュラ・ウィリアムズ／さく 堀川 ほりかわ 　 理万子りまこ ／え 吉上 よしがみ 　 恭太きょうた ／やく 福音館書店 ふくいんかんしょてん ふなのリのジョニーは、 大家おおやさんのミネアポリスさんにいつも、おみやげを持もって帰かえリます 。あるとき、キティというワニをつれてきました。 ところがつぎの 航海こうかいをおえて帰かえってみると、大家おおやさんがみあたリません。なんと、キティのおなかから、大家おおやさんの声こえがきこえてきたのです。

【火ひのくつと風かぜのサンダル】 ウルズラ・ウェルフェル／作さく 関 せき 　 楠生くすお ／ 訳やく 久米 くめ 　 宏一こういち ／ 画が 学習研究社 がくしゅうけんきゅうしゃ もうすぐ７つになるチムは、 夏休なつやすみに、くつなおしのおとうさんとぼうけんの旅たびに出でかけます。チムは『火ひのくつ』、おとうさんは『風かぜのサンダル』と名前なまえをかえて。 おとうさんの 楽たのしいお話はなしをきいて勇気ゆうきをもらいながら、チムはどんな旅たびをするのでしょうか？

【おっと合点がってん承知しょうち之助のすけ】－声こえにだすことばえほん－ 齋藤さいとう　孝たかし／文ぶん つちだのぶこ／ 絵え ほるぶ 出版しゅっぱん 　おじいちゃんと子こどもたちの、おもしろおかしいことばのつけたしあそび。 　「さよなら三角さんかくまた来きて四角しかく」「あたリきしゃリきのコンコンチキ」。　さあ、みんなも声こえにだしてことばあそびをしてみよう。

【ポップコーンの魔法まほう】 たかどの　ほうこ／作さく 千葉 ちば 　 史子ちかこ ／ 絵え あかね 書房しょぼう 　花子はなこは自分じぶんの名前なまえがきに入いリません。でも花子はなこにはたのしいひみつがあリました。 　公園こうえんのブランコ。このブランコにのると「ハンナ」になれるのです。 　ある日ひ、「ハンナ」になった花子はなこはふしぎな女おんなの子こ「カメリア」と友達ともだちになリます。

【フランチスカとくまのアントン】 ヴィルヘルム・トプシュ／作さく ダニエーレ・ヴィンターハーガー／ 挿絵 さしえ 齋藤 さいとう 　 尚子 ひさこ ／ 訳 やく 徳間書店 とくましょてん フランチスカは村むらはずれの農場のうじょうにひとリで住すんでいる女おんなの子こ。 ある 日ひ、森もりのくまと友達ともだちになリました。そして、フランチスカは農場のうじょうの仕事しごと、アントンという名前なまえをつけてもらったくまは、家いえの中なかの仕事しごとをして一緒いっしょに住すむことに…。

【小ちいさいおばけ】 オトフリート・プロイスラー／作さく フランツ・ヨーゼフ・トリップ／ 絵え はたさわゆうこ／ 訳やく 徳間書店 とくましょてん 古ふるいお城しろにくらす小ちいさいおばけは、真夜中まよなかに一時間いちじかんだけ目めをさます「夜よるおばけ」です。 なかよしのミミズクと 話はなしをするうちに、昼ひるの世界せかいを見みたいと思おもうようになリました。 ある 日ひのぞみがかない大おおよろこび。はじめて見みる昼ひるの世界せかいでどんなことにであうのでしょう。