ティーンズ(YA)向けオススメの本★
このコーナーでは、各図書館のYA担当が毎月交代でオススメの本を紹介していきます。
本の書名をクリックするとその本の所蔵情報にリンクします。そこから予約が可能です。
2020年02月
藤春 都/著 フカヒレ/イラスト 白好出版 星雲社
オススメポイント
渡鍋 渉が新人アルバイトとして雇われたエキナカ書店は奇妙なお店だった!?書店に並んでいる本の主役達(織田 信長やシャーロックホームズ)が精霊となり、真夜中のエキナカ書店を舞台に平台(本の目立つ配置場所)を舞台に、この場所を使う権利をかけて時代を超えた精霊たちが戦います!
平台は書店の中でも人目をたくさん引け、より多くのお客さんに自分の本を手に取ってもらえる場所!
そんな平台に自分が紹介されている本を並べてもらい、より多くの人に自分のことを知ってもらうために精霊になった偉人たちが鎬を削りあいます!何より面白いのはそんな小さな精霊たちの勝負や押し問答なんですが、主人公の渡鍋 渉とヒロインの竹河 紫野の恋模様も気になります!
精霊たちの小競り合いもとても面白く、中高生の皆さんにもとても読みやすい一冊なのでオススメです!
by立石図書館YA 担当
『お面屋たまよし 〔1〕』
石川宏千花/著 平沢下戸/画 講談社オススメポイント
主人公は太良と甘楽という二人の少年。
二人はお面つくり職人の師匠・仁王次のつくった面を
売りながら修行の旅をしています。
普段は狐や天狗などのお面を売っている二人ですが、
その噂を聞きつけたものだけが買える裏のお面「妖面」は、
限られた時間なりたい姿になれるという夢のような代物。
ただし妖面には大きな秘密があり…。
お面をめぐる素敵で不思議な物語です。
by上小松図書館YA担当
『世界でいちばん素敵な百人一首の教室』
吉海直人/監修 三才ブックス
オススメポイント
みなさんは学校で百人一首を習っていますか??
百人一首の大会は、漫画「ちはやふる」の題材にもなっています!
この本はとてもキレイな写真で、百人一首の
百の歌を紹介しています。
歌にはその人の思いが込められています。
遥か彼方の時代に生きていた、
百人それぞれの思いを感じてみませんか?
byお花茶屋図書館YA担当