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2022年03月

ティーンズ(YA)向けオススメの本★

このコーナーでは、各図書館のYA担当が毎月交代でオススメの本を紹介していきます。

気に入った本の書名をクリックするとその本の所蔵情報にリンクします。そこから予約が可能です。

2022年03月

『マイブラザー』

 草野たき/著 ポプラ社

オススメポイント

主人公の海斗(かいと)はやんちゃな弟の世話を言い訳にして、無気力に過ごしていました。けれど、久しぶりに幼なじみと再会してから海斗の気持ちも変わっていき…。

だれにでもヒミツにしたいことはあります。そのヒミツを周囲に打ち明けるにはとても勇気がいります。でも、勇気を持って、ヒミツを告白できれば、自分も変われるし、まわりも変わるかもしれません。あきらめていた気持ちをまた取り(もど)せると思います。

あなたの夢は何ですか?

by水元図書館YA担当

『うちのネコ、ボクの目玉を食べちゃうの?』

 ケイトリン・ドーティ/著 十倉実佳子(とくらみかこ)/訳 化学同人

オススメポイント

「死ぬ」ってどういうことか、死ぬとどうなるのか考えると不安で(こわ)いけど、でも知りたい!…と思う事はありませんか?
これは、アメリカで葬儀(そうぎ)会社を営む著者が豊富な経験と知識を元に、「死」をテーマにしている本です。
子ども達から寄せられた、無邪気(むじゃき)でまっすぐな疑問に、ユーモアをたっぷりと交えて答えています。
(みな)さんが知りたいと思っている事も、もしかすると()っているかもしれませんよ?

by亀有図書館YA担当

『なんで洞窟に壁画を描いたの?-美術のはじまりを探る旅-』

橋本ツカサ/著 KADOKAWA

オススメポイント

 

() 中学1年生の秋山(あきやま)理乃(りの)は、“ガチ”の歴史オタク。 部活も歴史部に所属(しょぞく)していて、 2年生の文化祭で発表する研究テーマに(なや)んでいる。
そんなある日、理乃は祖父母(そふぼ)から旧石器(きゅうせっき)時代にヨーロッパの洞窟(どうくつ)()かれた
不思議
(ふしぎ)
な絵の話を聞く。その絵は「洞窟(どうくつ)壁画(へきが)」と呼ばれているようだ。

大昔の人はいったい何のために暗い洞窟に絵を描いたのだろう?

この本は実際(じっさい)に旅行した気分で、美術館(びじゅつかん)(めぐ)ったりしながら歴史が学べる1冊です。
歴史や絵が好きな人には特にオススメ!!

by鎌倉図書館YA担当