『ルール!』

工藤(くどう)純子(じゅんこ)／著　講談社

オススメポイント

理不尽(りふじん)な校則に疑問を持った主人公が
校則を変えようとする過程(かてい)で色々なことに気付きます。
世の中にはたくさん、理不尽なことがあります 。
私たちは、それにどのように向き合って行動すべきなのでしょうか？
この本はそんな問いのヒントのひとつになる一冊です。
 

ｂｙ立石図書館ＹＡ担当

『魔女(まじょ)のいる珈琲(コーヒー)店と4分33秒のタイムトラベル（文春文庫）』

太田紫織(おおたしおり)／著  文藝春秋(ぶんげいしゅんじゅう)

オススメポイント

中学生の陽葵(ひまり)は、通学中に出会ったおばあさんのアドバイスのおかげで、クラスにうまく溶(と)けこむことが出来た。
でも次の日、おばあさんを探してもどこにもいない。
手がかりを探しておばあさんが話していた店へ行くと、そこは珈琲を入れる4分33秒だけ、後悔(こうかい)している過去に戻(もど)ることができるという魔女(まじょ)の店だった…。

必ずしも全てがうまくいくわけではない、ほろ苦さもある物語です！

ｂｙこすげ地区図書館図書館ＹＡ担当

『アップサイクル!－ぼくらの明日のために－』

佐藤(さとう)まどか／作　木内(きうち)達朗(たつろう)／装画(そうが)・挿絵(さしえ)　ポプラ社

オススメポイント

夏休みにリサイクルの研究をすることになった中学生３人組・丈(じょう)、紫月(しづき)、王(ワン)ちゃん。
ゴミになっているものの中でもまだまだ使えるものがあることに気がつきました。

そこに目をつけて、アップサイクルに取り組む３人。
そして目指すのは起業！？
中学生達の挑戦(ちょうせん)が始まります。

リサイクルという言葉は良く知っていても
アップサイクルという新鮮(しんせん)な考え方にググっと引き付けられます。
読んだ後は、自分も何か行動したくなる、そんな物語です。

ｂｙ中央図書館ＹＡ担当