レファレンス事例詳細
質問事項
質問内容タイトル | 東京拘置所について |
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質問内容要旨 | 著名人で犯罪を犯した人は東京拘置所に入ることが多いが、それは何故か。また、東京拘置所が何故葛飾区に建てられたのか、経緯を知りたい。 |
受付日 | 2014年4月1日 |
質問種別(NDC) | 090 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション |
質問種別(NDC) | K54.91 |
質問種別(NDC) | 326 法律-刑法.刑事法 |
質問者 | その他 |
回答事項
回答内容要旨 | 元刑務官が書いた『東京拘置所のすべて』によると、「東京地検が逮捕したから東京拘置所に入る。検察庁が逮捕するケースは特別な事件に限られる。普通は警察が逮捕し留置場に身柄を拘禁して取調べを行っている。(略)検察庁に収容施設がないから東京拘置所に留置している」とあります。東京地検とは東京地方検察庁の略称で、大規模事件などを取り扱ったりすることが多いようです。そのため著名人の事件を取り扱うことも多いと思われます。葛飾区に建てられた経緯ですが、2012(平成24)年にレファレンスのあった「東京拘置所の前身について」でも触れられていますが、現在拘置所がある場所には、明治時代には煉瓦製造所が設置されていました。その後獄舎が建設され、小菅監獄となり、大正時代に小菅刑務所と改められました。東京拘置所は、当初中野にありましたが、1945(昭和20)年敗戦によりGHQに接収されたため、急遽小菅刑務所に移転し、その後巣鴨に移転併設されるなどを経て、1971(昭和46)年、現在地にて東京拘置所として落ち着きました。 |
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回答様式 | 質問事項に対する資料提供・紹介 |
参考資料
No. | タイトル | コメント | ページ | 評価 | 予約 | ★ |
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1 | 東京拘置所のすべて-元刑務官が明かす-取り調べ、衣食住、死刑囚の処遇…知られざる拘置所暮らしの全貌 坂本 敏夫/著 日本文芸社 2006.3 | p.17 p.176 | お気に入り資料に追加する | |||
2 | 葛飾区史 増補-中巻 東京都葛飾区 編 東京都葛飾区 1985 | p.1032-1038 | お気に入り資料に追加する | |||
3 | 葛飾区史 増補-下巻 東京都葛飾区 編 東京都葛飾区 1985 | p.455-457 | お気に入り資料に追加する |