【葛飾区立図書館 メールマガジン・第33号】

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   【葛飾区立図書館 メールマガジン・第33号】

           ≪葛飾区立図書館 2012年5月15日発行≫
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≪目次≫
1.金環日食
2.図書館員が薦める今号の一冊
3.児童室からのおしらせ
4.ビジネス支援セミナーのお知らせ
5.展示コーナーのお知らせ
6.葛飾図書館友の会主催事業
7.編集後記

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1.金環日食
 5月21日は日本で25年ぶりの「金環日食」が観測できるそうです。
今回を見逃すと、次は18年後ということで、いつ大地震に見舞われるかと取りざたされているなか「~年ぶり」が大好きな日本人としては後悔しないように何としても見ておこうと思っている方も多いのでは。
 東京地方は朝の7時31分~7時37分の間のたったの6分間とはいえ、せっかくの機会なので、図書館で天文関係の本で知識を仕入れてから、うんちくを傾けながら天文ショーを堪能するのも一興ではないでしょうか?

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2.今号の一冊
☆一般向:『太陽系のふしぎ-こんなことが知りたかった なぜ?どうして?』
原恵・渡部潤一/執筆著 ニュートンプレス 2004年10月
巻頭にもあるとおり、話題の「金環日食」をより楽しめるように宇宙の本をと思いましたが、理科は苦手で…いや理科も苦手で…
そんな宇宙、天文に関する知識がない自分でも、なるほど!!とわかったような気がして、楽しめたのが本書です。雑誌ニュートンのムックで写真や図も多く、それだけでも楽しめました。
「春分の日はなぜ年によってちがうのか」という身近な話題や「月はどうやってできた」では、諸説ある中の「巨大衝突説」のシュミレーション図など地球・太陽・月・惑星に関するなぜ?どうして?が1ページ又は見開き2ページで簡潔に説明されています。
もちろん「金環日食」の解説も掲載されています。

☆YA向:『はみだしインディアンのホントにホントの物語』
シャーマン・エレクシー/著 エレン・フォーニー/絵 さくまゆみこ/訳 小学館  2010年2月
 「インディアンとして保有地で生まれ育った主人公の“オレ”が、白人のエリート学校に通うことになった!というところから物語は始まります。
 そこから彼とっての大きな人生の冒険がスタートします!!
主人公の“負けたくない!!”・“変えたい!!”という気持ちがとても伝わってきて、読みながらとても熱くなってしまいました。
 毎日の生活にあきあきしている人は、この本を読んで、主人公と一緒に冒険してみませんか?もしかしたら、自分を見つめなおすきっかけになるかもしれませんよ。
 少し切ないけど、もりもり元気がでてくるお話です。」

☆児童向:『しげみむら おいしいむら』
カズコ・G・ストーン/さく 福音館書店 2000・5
 春の野原にいろいろな虫たちが登場します。
 みんなに名前があるのですが覚えきれません(笑)
しげみむらの虫たちが、協力しておいしいものをつくり『のはらのおかしや』を開きます。
かふんだんご、はっかすい、葉っぱのお皿に花びらで飾ったケーキ・・・。
私も子どもの頃に、公園でおままごとごっこして泥だんごや花びらの色水、つくったっけ。
色鉛筆のような優しいタッチで描かれ、野原の様子や虫たちの表情まで絵は細かいです。
じっくり、絵をみてお話を読んで楽しんでください。
虫好きの男の子も、お花好きの女の子も、おいしいもの好きの大人にもお薦めの絵本です。
やなぎむらのおはなしシリーズは、本書のほかに『ほたるホテル』『ふわふわふとん』『しのだけむらのやぶがっこう』他、あります。 

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3.児童室からのおしらせ
  ☆ 区内全図書館の児童室では、「図書館おすすめの本のなかのこの本がすき!」というイベントを行っています。
  「ファーストブック」「いちねんせいになったらよんでみよう」「むぎわらぼうし」の中から好きな本を投票してもらいランキングにして発表します。
 投票期間 5月31日(木)まで
 対象   0歳から小学生
 投票できる場所 区内全館の児童室
 発表期間 6月29日(金)~8月22日(水)区内全館で発表します。
 ☆その他全館でおはなし会・特別展示・イベントを行います。詳しくは、図書館ホームページ
  をご覧ください。

  ☆ 「食育のおはなし会」を行います。
    毎年6月は食育月間です。また、毎月19日の「食育の日」にあわせ、中央図書館では「食育のおはなし会」を行います。おいしいものの出てくる絵本をたくさん読みますので、ぜひ聞きに来てくださいね。
  
  日時:6月19日(火)~23日(土)
     午前10時30分~ (19日は11時~) (0~3歳の子むけ)
     午後 3時30分~  (小学生までむけ)
      (19日は午後のみ)
  場所:中央図書館 おはなしのへや

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4.ビジネス支援セミナーのお知らせ

◆「事業計画の策定と資金計画の作り方」

 内容:創業融資の活用、審査のポイントなど
 日時:5月19日(土)午後6時~8時
 会場:中央図書館・会議室1
 定員:30名
 講師:荒井秀樹 氏(日本政策金融公庫 東京創業支援センター所長)
 費用:無料
 申込:はなしょうぶコール TEL03(6758)2222
    午前8時~午後8時で受付中

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5.展示コーナーのお知らせ
◆栗本薫/中島梓 三周忌展(~6月27日)
 中央図書館、展示コーナーでは、4月27日(金曜)から6月27日(水曜)まで、「栗本薫/中島梓展」を開催しております。
 「グイン・サーガ」シリーズなどで知られるベストセラー作家の栗本薫(中島梓)氏が逝去されて、本年5月26日で三年が経ちます。
 同氏は1953年に葛飾区青戸に生まれ、1981年まで区内に居住しており、葛飾ゆかりの作家です。中央図書館は2010年、同氏の自筆原稿および創作ノート、計275タイトル、枚数にして約15,000枚を、今岡清氏(天狼プロダクション代表取締役)よりご寄贈いただきました。この度の没後満三年に際しまして、これら寄贈された自筆原稿および創作ノートを中心として、これまで出版された小説や評論や画集など、葛飾区立図書館で所蔵する栗本薫・中島梓関連の資料を展示いたします。
 「グイン・サーガ」「魔界水滸伝」「伊集院大介」の各シリーズなど、膨大な著作群で知られる栗本・中島氏ですが、本展がその創作現場の熱く生々しい息吹の一端でもお伝えできればと願っております。

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6.葛飾図書館友の会主催事業   
 
◆ナイトシアター
「道」(1954伊/104分)
 6月9日(土)午後5時30分開場 6時上映
 監督:フェデリコ・フェリーニ
 出演:マルチェロ・マストロヤンニほか
 定員:100名(先着順)当日時間までにおいでください。
 会場:中央図書館 会議室1 

◆16ミリフィルム映画会
 「襤褸(らんる)の旗」(1974日/115分)
 6月16日(土) 午後1時30分開場 2時上映
 監督:吉村公三郎
 主演:三国連太郎、荒木道子、田村亨ほか
 定員:100名(先着順)当日時間までにおいでください。
 会場:中央図書館 会議室1

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7.編集後記
 今年も南の方から少しずつ梅雨入りの便りが聞こえてきました。
とっくに枯れていたと思っていた鉢に思いがけなくひとまわり小さな花が咲いているのを見かけて、思い出したように朝晩水遣りをして愛でたりしている方もいらっしゃるのでは・・・?
 去年の大災害で津波に襲われた地方で、当時たった一本枯れなかった「奇跡の一本松」が話題になりましたが、結局枯れてしまったこの松の木の子どもたちも、きっとどんどん大きくなっていることでしょう。
 この夏も電力不足になるようですが、被災地の方々のいまだに癒えぬご苦労、そして去年の今頃を思い出して、工夫して楽しく夏を乗り切っていきたいものですね。
 
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