【葛飾区立図書館 メールマガジン・第４３号】
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【葛飾区立図書館 メールマガジン・第４３号】
≪葛飾区立図書館 2013年3月1日発行≫
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≪目次≫
１．「旅立ち」
２．図書館員が薦める今号の一冊
３．中央図書館児童イベントのお知らせ
４．中央図書館ビジネスセミナーのお知らせ
５．中央図書館・立石図書館ビジネス相談会
６．中央図書館展示のお知らせ
７．図書館友の会主催事業
８．耳より情報
９．編集後記
＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/１．旅立ち
ついこの前新たな年を迎えたと思ったらもう３月。
思いのほか寒さを感じたこの冬ですが、陽射しの中には、春めいた明るさを感じるようになりました。３月は卒業や新たな旅立ちへのシーズンでもあります。出会いも別れも、人生の大切な財産。２度は訪れない「今」を大切にしながら、新たな世界への扉を開いてください。
図書館には、そんなあなたに役に立つ本がたくさんあるはずです。＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
２．今号の一冊
☆一般向：『つながる脳』
藤井直敬／著 ＮＴＴ出版 2009.5
ソーシャルブレイン（社会脳）について書かれています。｢社会脳｣とは脳が計測不可能な｢社会｣に直面した時に、どうふるまうかという意思決定の仕組みだそうです。他者の視線が気になって仕方のないマサチューセッツ工科大学の上級研究員であった著者が、社会的反応が脳内の当然の仕組みと分かれば、悩む必要もなくなるのではないかと、脳科学の研究テーマとして決定し研究を進めていきます。｢脳科学｣なんてちょっと近寄りがたい感じがしますが、語り口調の文体が読みやすく脳科学の世界に引き込まれ、幸せに生きるヒントにたどりつけます。☆ＹＡ向：『七緒のために』
島本理生／著 講談社 2012.10
一番近くにいるけれど理解できなかったり、一番近くにいるはずだけれど知らない事があったり…。主人公の中学生達は、自分の気持ちにはとても敏感です。しかし友達の気持ちまで深く考えて理解するには、きっとまだ幼すぎるのだと思います。自分と友達とのズレを感じて傷ついたり、傷つけてしまったり、心の中で葛藤します。
この本には表題作を含め2作品収録されていますが、どちらも主人公の心の葛藤に胸が苦しくなります。でも幼さゆえの葛藤でむず痒いようなもどかしい気持ちにもなります。今まさにこんな気持ちの方や、むず痒い気持ちを懐かしみたい方は是非読んでみてください。☆児童向：『虫めづる姫ぎみ』
森山京／文 村上豊／絵 ポプラ社 2003.5
この絵本のお姫さまはとにかく個性的。みんながしているお化粧は大嫌い。男の子と虫を集めて楽しんでいる。特に毛虫が大好き！！そんなお姫さまに侍女たちは大弱り。体裁が悪いからと諭す両親を、見せかけに左右されるのではなく、ものごとの根源から結果までを見極めることこそ大事なことですよと言って論破してしまう。でも、殿方の仕掛けたドッキリにひっかかり、気持ちを落ちつけようとそわそわする様子はやっぱり女の子らしくて微笑ましい。利発だけれど、変わりもの、目を離せないお姫さまのその後が気になる一冊です。＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
3．中央図書館児童イベントのお知らせ
◆いろんなことばのおはなし会
日時：3月17日(日) 午後3時30分～4時30分
場所：中央図書館 おはなしのへや
10回目の今回は、ロシア語、ドイツ語、韓国語の絵本の読み聞かせをします。
5歳以上のお子さまからご参加いただけます。＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
４．中央図書館ビジネスセミナーのお知らせ
◆「起業体験談」 ～先輩起業家 その想い～
内容：中央図書館ビジネス相談会に参加して起業した体験談。
講師：石田優子氏（NPO法人陽だまり）、市村剛史氏（社会保険労務士）
森尾浩司氏（中小企業診断士）
日時：3月9日（土）午後2時～午後3時30分
会場：中央図書館 会議室１
定員：一般 50名
申込方法：はなしょうぶコールへ（先着順）03-6758-2222◆葛飾区の社長・会社シリーズvol.1
「オビツ製作所 おもちゃ産業の歴史とともに」
～キューピー人形からフィギュア・ドールまで―～
内容：日本のおもちゃ産業を牽引してきたオビツ製作所の歩みと、世界に誇る技術を紹介します。
日時：3月24日（日）午後2時～午後3時30分
会場：中央図書館 会議室１
定員：一般 50名（先着順）当日時間までにおいでください。＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
５．中央図書館・立石図書館ビジネス相談会
25年度前期（4月～9月）のビジネス相談会の受付を開始しました。
起業や経営改善をお考えの方、お気軽にご相談ください。
◆中央図書館 毎月第3土曜日 〔問・予約〕03-3607-9201
◆立石図書館 毎月第1日曜日 〔問・予約〕03-3696-4451
（※立石図書館は5月のみ第2日曜日）
時間：(1)13:30-14:30 (2)15:00-16:00 (3)16:30-17:30
定員：計６名（個別相談・事前申込制）
相談員：中小企業診断士
申込：電話または実施館のレファレンスカウンターへ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
６．中央図書館展示のお知らせ
◆『葛飾ゆかりの作家 加太こうじ展』
期間：～3月27日（水）まで
場所：中央図書館 展示コーナー
人気紙芝居「黄金バット」の2代目作者として活躍し、風俗・文化の評論でも知られる加太こうじ氏。没後15年に際して、その作品やご寄贈いただいた資料を展示します。
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７．図書館友の会主催事業
◆児童・YAサービス応援委員会「おはなしくらぶ」
3月2日（土）午後3時30分～4時
場所：中央図書館 おはなしのへや◆ナイトシアター
「美女と野獣」（1946仏/92分）
3月9日（土）午後6時～
監督：ジャン・コクトー
出演：ジャン・マレー、ジョゼット・デイ ほか
定員：100名（先着順）
会場：中央図書館 会議室1◆特別講演会 トークライブ・スペシャル第5回
「本屋はこんなにおもしろい」
3月10日（日）午後2時～4時
内容：『「本屋」は死なない』（新潮社）の著書が、本と人が出会う場の今とこれからを語る。
講師：石橋毅史（いしばしたけふみ）氏（ノンフィクション作家）
定員：100名（先着順）
会場：中央図書館 会議室１◆ＣＤ・ＤＶＤコンサート
「旅立ちの名曲」
3月31日（日）午後2時～
曲目：「新世界から」(トヴォルザーク)、「ピアノ協奏曲 第1番」(ショパン)ほか
定員：100名（先着順）
会場：中央図書館 会議室１※いずれも当日時間までにおいでください。
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８．耳より情報
◆４月からデジタル地域資料の公開が始まります。地域ゆかりの作家の自筆原稿や貴重資料。図書館では、こうした普段目に触れにくい資料をデジタル化し、4月1日（月）からインターネットや図書館のパソコンなどで公開していきます。また、これに伴って、中央図書館にデジタル地域資料のコーナーを新設します。詳しくは3月25日号の広報かつしか等でお知らせいたします。ご期待ください！
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９．編集後記
猛暑だった昨夏の影響で、今シーズンの花粉の飛散量は昨年の２～５倍だそうですが、先日見ていた番組でこんなことをやっていました。花粉の大きさは風邪などのウィルスに比べて大きさが100倍以上。でも水分を加えると粉々になって細かい粒子を作り出してしまう。だから雨の後はぴったりフィットするマスクをつけないと、花粉の侵入を防げないのだとか。
花粉や話題のＰＭ2.5（微小粒子状物質）など、気がかりなことも多い昨今。安心して暮らせる環境を実現していきたいですね。□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
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