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2022年11月

ティーンズ(YA)向けオススメの本★

このコーナーでは、各図書館のYA担当が毎月交代でオススメの本を紹介していきます。

気に入った本の書名をクリックするとその本の所蔵情報にリンクします。そこから予約が可能です。

2022年11月

『星の町騒動記(そうどうき)-オオカミさまあらわる-』

樫崎茜(かしざきあかね)/著 山口法子/画 理論社

オススメポイント

ある日、星の町で伝説の聖獣(せいじゅう)「オオカミさま」が見つかった。
神社の跡取(あとと)り息子であるワタルには(よご)れた犬にしか見えないその生き物。
でもあっという間に町中の話題になり、大人たちは町おこしの準備(じゅんび)()き足立っていた。
聖獣(せいじゅう)の発見はだんだんとワタルにも影響(えいきょう)を与えていって…。

自分と向き合って、一歩()み出してみようと思える一冊。

by水元図書館YA担当

『ダマして生きのびる虫の擬態(ぎたい)

海野和男(うんのかずお)/写真と文 草思社

オススメポイント

擬態とは、(てき)の目をダマすために周りの景色や植物などのふりをすること。

()れ葉の写真をよく見てみると……あれ、目と触角(しょっかく)が!?
きれいなピンク色の花だと思ったら……え!?カマキリの仲間!?
ほかにも目玉の模様(もよう)で相手を(おどろ)かせたり、別の虫に擬態したり。

生き()くための知恵(ちえ)を持った(かしこ)い虫たちの、あっと驚く擬態術を
フルカラーのきれいな写真で紹介したこの一冊。

虫が苦手な人も、間違い探しをする気分でどこに虫が擬態しているのか
探しながら読むこともできます。ぜひ、読んでみてください!

by鎌倉図書館YA担当

『タブレット・チルドレン』

村上(むらかみ)しいこ/作 かわいちひろ/絵・漫画 さ・え・ら書房(しょぼう)

オススメポイント

1人1台タブレットの時代。みなさんもタブレットを使っていますか?
この物語ではクラスの男女がペアとなり、タブレットの中で
AIの子どもを育てる…という課題を出されます。
主人公の2人が育てる事になったのは、「小学6年生のマミ」。
人工知能じんこうちのうを持つ彼女かのじょの子育ては、一筋縄ひとすじなわではいきません!

親になる経験をして、今までは見えていなかった事や感じられなかった事を知り、
成長していく2人の姿を、ぜひ同世代の皆さんに読んでもらいたい1冊です。

by亀有図書館YA担当