ティーンズトップページ

2022年01月

ティーンズ(YA)向けオススメの本★

このコーナーでは、各図書館のYA担当が毎月交代でオススメの本を紹介していきます。

気に入った本の書名をクリックするとその本の所蔵情報にリンクします。そこから予約が可能です。

2022年01月

『親の期待に応えなくていい』

鴻上尚史(こうかみしょうじ)/著 小学館

オススメポイント

小さい時は親にほめられて(うれ)しかったのに、今は親の期待が重いと感じたり、
自分のやりたいことが出来なくてイヤだと(なや)んでいませんか?

親子であっても親は親、子どもは子どもというお(たが)い別の人間なのだから、
同じように考えられないことがあっても当たり前!

親を喜ばせようと無理をしなくてもいい。大変ならやめてもいい。
押しつけがましくなく、背中をおしてくれる1冊です。

ぜひ、お家の人と読んでみてください。

byこすげ地区図書館YA担当

『クジラの骨と僕らの未来』

中村(げん)/著 理論社

()()()

オススメポイント

小学生の時に「ハチュー」というあだ名を付けられた動物好きな著者(爬虫類(はちゅうるい)好きなため)。中学生になると骨格見本(こっかくみほん)に興味を持ち、死んだペットのハムスターで標本を作ろうと墓暴(はかあば)きを思いつき…。骨から始まるクジラ博士のダイナミックな研究記。

読み終えた(ころ)には、その面白さに、「クジラの研究者なんて興味深い仕事があるのか!」と将来の職業の選択肢(せんたくし)が広がっているかもしれません。イラストが豊富で、「クジラのさばき方」(!?)の図も掲載(けいさい)。この本があなたを未知のクジラの世界へと案内してくれます!

 

by奥戸地区図書館YA担当

『オリオンの上』

 有島希音ありしまきおん/作 中村至宏なかむらゆきひろ/絵 文研出版

オススメポイント

主人公の真由子まゆこは、吹奏楽部すいそうがくぶの活動を一生懸命いっしょうけんめい取り組んでいる中学一年生。そんな彼女は、父親が浮気うわきをしているかもしれないということで不安をかかえていました。

家族がバラバラになってしまうかもしれないというあせりで、真由子は自分が生まれてきた意味を考えるようになるほど悩んでしまいます。

そんな時、支えになってくれたのは同級生の朋也ともやでした。真由子と朋也は一面に広がる星空を見ながら自分の人生について考えていき…。

自分と向き合うきっかけとなる一冊です。

by中央図書館YA担当