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2021年04月

ティーンズ(YA)向けオススメの本★

このコーナーでは、各図書館のYA担当が毎月交代でオススメの本を紹介していきます。

気に入った本の書名をクリックするとその本の所蔵情報にリンクします。そこから予約が可能です。

2021年04月

『紙の心』

エリーザ・プリチェッリ・グエッラ/作 長野徹/訳 岩波書店

オススメポイント

図書館の本に手紙が挟んであったら、あなたならどうしますか?
返事を書きますか?知らんぷりしちゃいますか?
この物語は、ある少年が図書室の本に挟んである手紙を見つけるところから始まります。
手紙の内容から、ふたりがいる場所が「研究所」であり「ID番号で呼ばれている」こと、そして「毎日、薬を飲まされている」ことがわかります。
研究所とは?毎日の薬とは?なぜ名前で呼ばれないのでしょうか?

by西水元地区図書館YA担当

『10代の<性の悩み>白書』

思春期外来in上野皮フ科・婦人科クリニック/著 扶桑社(ふそうしゃ)

オススメポイント

思春期は大人になるための準備として、体の中でも外でもいろいろな変化が起こる時期。
でも少しずつ変わっていく自分の体について、身近な家族や友達に(なや)みを相談するのは恥ずかしく感じてしまうかも。

そんなときにおすすめしたいのがこちらの一冊です!

思春期の悩みを専門とするクリニックの先生が、人にはなかなか聞けないあれこれを
Q&A方式でわかりやすく解説してくれます。

大切な自分の体。正しい知識をつけましょう♪

by上小松図書館YA担当

『ときめく心 -中学生の相聞歌-』

桔梗亜紀ききょうあき/著 水曜社

オススメポイント

相聞(そうもん)という単語を聞いたことがありますか?
万葉集(まんようしゅう)の一部、和歌のことです。

この本は実際に中学生の(みな)さんが作られた(こい)の歌を集めたもとになっています。
くすっとくるか、少し()ずかしい気持ちになるか、共感できるかは

ぜひこの本を手に取って感じてみてください。

by四つ木地区図書館YA担当