『世界一おもしろいお祭りの本』

ロブ・フラワーズ／著　北川玲（きたがわれい）／訳　八木百合子（やぎゆりこ）／監訳　創元社

オススメポイント

この本では、世界中の様々なお祭りをカラフルなイラストと共に紹介しています。

怖い悪魔（あくま）の仮装をして冬を追い払うお祭り。
わらで作ったクマをかぶって１年の幸せを願うお祭り。

その地方以外にはあまり知られていないお祭りもたくさんあり、様々な文化を知ることができます。
世界の不思議なお祭りを覗（のぞ）いてみませんか？

ｂｙ亀有図書館ＹＡ担当

『京都ミュージアム探訪－アートで知る・感じる・京都市内の美術館・博物館・科学館・「宝物館（ほうもつかん）－』

京都新聞出版（きょうとしんぶんしゅっぱん）センター／編集制作　京都市内博物館施設連絡協議会（きょうとしないはくぶつかんしせつれんらくきょうぎかい）

オススメポイント

みなさんが修学旅行などで行ったことがある、もしくは

これから行くかもしれない場所のひとつ、京都。

清水寺など有名な場所以外にもどんな場所が京都にはあるのでしょうか。

この本では「いけばな資料館」や「乃木（のぎ）神社宝物館」など京都にある

大小さまざまな美術館・博物館・科学館・宝物館が紹介されています。

この本を読んで気になる場所があったら、ぜひ行ってみては。

ｂｙ上小松図書館ＹＡ担当

『江戸っ子漱石先生からの手紙－一〇〇年後のきみへ－』

渡邉わたなべ文幸ふみゆき／著　　理論社りろんしゃ

オススメポイント

文豪ぶんごう・夏目なつめ漱石そうせきは手紙を送ったり、もらったりすることが
大好きな人物だったと言われています。
この本では、そんな漱石が実際に送った手紙を見ることができます。

例えば、留学先のロンドンから日本にいる家族へ送った手紙に、
「金かねのないのと病気になるのが一番心細い。」とのメッセージ。
なんだかグッと親近感しんきんかんがわきませんか？
しかもこの手紙、なんとクリスマスの時期に送ったものだそう…。

100年以上前の漱石の手紙。でも今も昔も、人ってあまり変わらないのかも？
「難しそう」と身構みがまえず読んでみてください♪

ｂｙ鎌倉図書館ＹＡ担当

『アドリブ』

佐藤さとうまどか／著　あすなろ書房しょぼう

オススメポイント

イタリアに住む、日本人の少年・ユージ。
１０歳さいのある日、彼かれは大聖堂のコンサートで”天使の声”―フルートの音色に魅みせられ、音楽の道に進む。

それから厳しい練習の日々を送ること５年。
いつしか彼にとって、演奏することは”楽しむ”ことから”こなす”ことに変わってしまっていた…。

自分の才能や経済（けいざい）環境かんきょうと向き合いながら、家族や友だち、周りの大人たちとの関わり合いの中で
少しずつ成長していく少年の物語。

ｂｙ水元図書館ＹＡ担当