ティーンズトップページ

2019年09月

ティーンズ(YA)向けオススメの本★

このコーナーでは、各図書館のYA担当が毎月交代でオススメの本を紹介していきます。

気に入った本の書名をクリックするとその本の所蔵情報にリンクします。そこから予約が可能です。

2019年09月

『カモメに飛ぶことを教えた猫 改版』

ルイス・セプルベダ/著 河野万里子/訳 白水社

オススメポイント

黒猫のゾルバは、ある日、ひん死のカモメ、ケンガーと出会う。
ケンガーは、死ぬ間際まぎわに、3つの約束をゾルバにちかわせた。

その約束とは、
1.これから最後の力をふりしぼって産む卵を食べないこと。
2.生まれるまで面倒をみること。
3.飛ぶことを教えること。

ゾルバは、港の猫のほこりにかけて、約束を守ると誓うのだが・・・。

2019年4月より「劇団げきだん四季しき 新作ファミリーミュージカル」として全国講演されている作品の原作です♪

果たしてゾルバは、約束を守る事はできるのでしょうか。
猫たちの思いがけない秘密も分かる1冊です。


by中央図書館YA担当

『マンガでわかる!10代に伝えたい名言集-偉人が232人-』

定政 敬子/文 北谷 彩夏/絵 大和書房

オススメポイント

なにかなやんでいる事はありませんか。
 勉強が苦手、友達が少ない、学校がきらい、将来の夢が見つからない…。
 誰にも相談できずに困っていませんか。
 イチロー選手やスティーブ・ジョブズ氏をはじめ、かつて同じようになやんだ偉人たちの名言とエピソードが、きっとあなたの背中をやさしく押してくれます。
 「人生はおそれなければ、とてもすばらしいものなんだよ」
(byチャールズ・チャップリン)

 生涯しょうがいの相棒となる名言に、出会えるかもしれませんよ。

by奥戸地区図書館YA担当

『あなたが母親の手料理を食べられる回数は、
残り328回です。』(メゾン文庫)

上野そら/著 一迅社

オススメポイント

もしあなたの人生の中で家族や友だちと会話ができる回数が決まっていたらどうしますか?

この本では母親の手料理を食べることや授業に出ることなど、いろんな物事に回数がついていて、
それを見る事が出来る人たちの様々な思いが描かれています。

いくつものお話をまとめた短編集たんぺんしゅうとなっているので、
長い話が苦手な人でも読みやすいですよ!

by上小松図書館YA担当

『ガラスの封筒と海と』

アレックス・シアラー/著 金原瑞人/訳 西本かおる/訳 求龍堂

オススメポイント

小さい時、ガラスのびんに手紙を入れて海に投げる…
なんてことをやってみたいと思ったことはありませんか?

この本の主人公の少年は、海で行方不明になったお父さんが、
「子どものころに手紙の入った瓶を海に流した」と言っていたのを思い出して、
手紙を書いてみることにしました。

すると、海から不思議な返事が返ってきて…

とても不思議だけど温かい物語です。
読んだらきっとあなたも海に瓶を探しに行きたくなるはず!!


byこすげ地区図書館YA担当