おすすめのほん

2017年　えらばれたほん 　

	旅のお供(とも)はしゃれこうべ 泉田(いずみだ)　もと／作 岩崎書店(いわさきしょてん) 大黒屋(だいこくや)の一人息子の惣一郎(そういちろう)は、父の使いで旅に出た。ところが、お供(とも)の市蔵(いちぞう)に、預(あず)かりものの茶わんをぬすまれてしまう。そんな時に出会ったのが、話すしゃれこうべの助佐(すけざ)だった。茶わんをさがしに、江戸(えど)へと向かう二人。果たして取り返すことができるのか？

　

	ぼくの先生は東京湾(とうきょうわん) 中村(なかむら)　征夫(いくお)／写真・文 フレーベル館(かん) たくさんの生き物がくらしている東京湾(とうきょうわん)。そんな東京湾も昔はとてもよごれていた。よごれはきれいになったけれど、今は別の問題でこまっている。その原因(げんいん)は、わたしたちのくらしにも深く関係していた。東京湾のために、自分ができることはなんだろう？

　

	ニレの木広場のモモモ館 高楼(たかどの)　方子(ほうこ)／作 千葉(ちば)　史子(ちかこ)／絵 ポプラ社 ニレの木の下で初めて出会った、モモとモカとカンタ。いっしょに児童館のかべ新聞〈モモモ館〉を作ることになった。すると、ある日「きゅうかん鳥をさがしだして」という、なぞの女の子からの手紙がとどく。そこでみんなでさがし始めたのだけれど・・・。

　

	三つのまほうのおくりもの ジェイムズ・リオーダン／文 エロール・ル・カイン／絵 中川(なかがわ)　千尋(ちひろ)／訳(やく) ほるぷ出版(しゅっぱん) むかし、金持ちの兄さんイワンとびんぼうな弟イワンがいました。弟は兄さんにたべものをもらいに行きました。けれども、いたずらな風に、もらった小麦粉をふきとばされてしまいます。かわりに風がくれたのは、まほうのテーブルかけでした。

　

	カルペパー一家のおはなし マリオン・アピントン／文 ルイス・スロボドキン／絵 清水(しみず)　眞砂子(まさこ)／訳(やく) 瑞雲舎(ずいうんしゃ) 女の子のデビーは、お父さんに紙人形の家族を作ってもらいました。ある日、その家族の一人アンジェリーナが行方不明に！紙人形のお父さん、お母さんと７人の子どもたちは、みんなで行方をさがします。 　紙人形一家のドキドキ楽しい毎日のお話です。

　

	エーミールと探偵(たんてい)たち エーリヒ・ケストナー／作 池田(いけだ)　香代子(かよこ)／訳(やく) 岩波書店(いわなみしょてん) ぼく、エーミール。おばあちゃんたちに会いに、汽車でベルリンへやって来たんだ。だけど、とちゅうでねちゃって、起きたらお金がない！どうしよう。母さんから預(あず)かった大事なお金なのに。一体だれが犯人(はんにん)だ？あっ、あいつだ！追いかけてつかまえなきゃ。

　

	ひみつの校庭 吉野(よしの)　万理子(まりこ)／作 宮尾(みやお)　和孝(かずたか)／絵 学研(がっけん)プラス 葉太(ようた)の学校では、入学した時に自分の木を決めて、観察する事になっている。だが、葉太は一年生の時にやめてしまった。五年生のある日、つくえから自分の木の葉っぱが出てきた。そこで、観察を再開(さいかい)した葉太は、校庭のおくの木戸の先で思いがけないひみつと出会う。

　

	ゆうかんな猫(ねこ)ミランダ エレナー・エスティス／作 エドワード・アーディゾーニ／絵 津森(つもり)　優子(ゆうこ)／訳(やく) 岩波書店(いわなみしょてん) ミランダは、古代ローマの街でくらすお母さん猫(ねこ)。家族と仲良くくらしていましたが、ある日、街がおそわれ、はぐれてしまいました。安全な場所へと移動(いどう)するとちゅう、みなしごの子猫(こねこ)たちを助けます。ミランダは、母としてリーダーとして、みんなを守り戦います。

　

	みんなでつくる１本の辞書 飯田(いいだ)　朝子(あさこ)／文 寄藤(よりふじ)　文平(ぶんぺい)／絵 福音館書店(ふくいんかんしょてん) 何かを数えるときにつける「本」。えんぴつに、かさやスプーン。身の回りには、たくさんの「１本」がある。柔道(じゅうどう)の勝負やホームランも「１本」だ。どうして「１本」と数えるんだろう。そのなぞをさぐり、みんなも自分の「１本」を見つけてみよう。

　

	自転車少年(チャリンコボーイ) 横山(よこやま)　充男(みつお)／著(ちょ) 黒須(くろす)　高嶺(たかね)／絵 くもん出版(しゅっぱん) 自転車が大好きな颯太(そうた)は、三人一組のタイムトライアルレースに参加することになった。颯太はキャプテンを任(まか)されて不安で仕方がない。けれど、情報係(じょうほうがかり)の晴美(はるみ)やムードメーカーの吉平(きちへい)と、自分たちのやり方で、優勝(ゆうしょう)をめざす。がんばれ自転車少年(チャリンコボーイ)たち！