竜(りゅう)が呼(よ)んだ娘(むすめ)

• 柏葉(かしわば)　幸子(さちこ)／作
• 佐竹(さたけ)　美保(みほ)／絵
• 朝日学生新聞社(あさひがくせいしんぶんしゃ)

竜(りゅう)に呼(よ)ばれた少女ミアは、生まれ育った村を出て王宮へ行くことになってしまいます。たくさんの魔女(まじょ)や竜騎兵(りゅうきへい)のなかで、伝説の勇者といわれるウスズ様のおやしきにつかえることになったミアでしたが、ウスズ様のすがたは見えません。さて、その正体とは？

妖怪(ようかい)一家九十九(つくも)さん

• 富安(とみやす)　陽子(ようこ)／作
• 山村(やまむら)　浩二(こうじ)／絵
• 理論社(りろんしゃ)

九十九(つくも)一家は７人家族の妖怪(ようかい)です。今まで住んでいた土地に、大きな団地(だんち)が建つことになり、一家は、しかたなく人間と同じ団地に住むことになりました。「ご近所さんを食べないように」と約束して、ひっそりとくらしていたのに次々と思わぬ事件(じけん)がまきおこります。

シリーズに「妖怪(ようかい)一家の夏まつり」、「ひそひそ森の妖怪(ようかい)」、「妖怪(ようかい)きょうだい学校へ行く」があります。

夜明けの落語

• みうら　かれん／作
• 大島(おおしま)　妙子(たえこ)／絵
• 講談社(こうだんしゃ)

小学４年生の暁音(あかね)は、人前で話すのが何よりにがて。そんな時、三島くんがかわりに落語をやって助けてくれた。これをきっかけに、暁音は落語に挑戦(ちょうせん)することになった。いざ本番！でもどきどきが止まらなくてこわい。うまく話せるかな？

床下(ゆかした)の小人(こびと)たち

• メアリー・ノートン／作
• 林(はやし)　容吉(ようきち)／訳(やく)
• 岩波書店(いわなみしょてん)

アリエッティとおとうさん、おかあさんの三人は、床下(ゆかした)に住む小人(こびと)の家族です。必要な物をこっそり借りて、人間と同じように生活していました。

ところがある日、その家の男の子にすがたを見られてしまいます。このままここでくらしていけるのでしょうか。

シリーズに「野に出た小人(こびと)たち」、「川をくだる小人(こびと)たち」、「空をとぶ小人(こびと)たち」、「小人(こびと)たちの新しい家」があります。

子どもべやのおばけ

• カーリ・ゼーフェルト／作
• 倉澤(くらさわ)　幹彦(みきひこ)・本田(ほんだ)　雅也(まさや)／共訳(きょうやく)
• 前田(まえだ)　浩志(ひろし)／絵
• 徳間書店(とくましょてん)

「見はらし館(やかた)」に引(ひ)っこしてきたユッタは、おばけのフローリアンに出会います。実(じつ)はこのおばけ500年も前からのろいをかけられ、自由にさまようことができないのです。ユッタは、きょうだいと力を合わせて、そののろいをとこうとするのですが…。

江戸(えど)のお店屋さん

• 藤川(ふじかわ)　智子(ともこ)／作
• ほるぷ出版(しゅっぱん)

スーパーやコンビニもない江戸(えど)時代には、色々なお店がありました。小間物屋(こまものや)に地本問屋(じほんとんや)、唐物屋(からものや)、湯屋(ゆや)など聞いたことのないお店がずらり。何を売っているのでしょうか？昔の人たちといっしょに中をのぞいてみましょう！

シリーズに「江戸(えど)のお店屋さん　その弐(に)」があります。

ラスコーの洞窟(どうくつ)
－ぼくらの秘密(ひみつ)の宝(たから)もの－

• エミリー・アーノルド・マッカリー／絵・文
• 青山(あおやま)　南(みなみ)／訳(やく)
• 小峰書店(こみねしょてん)

フランス南部の町ラスコーで、宝探(たからさが)しをしていたジャックたちはおもしろい洞窟(どうくつ)を発見しました。かべにえがかれたたくさんの絵は、なんと何千年も昔の人たちがかいたものだったのです。世界的大発見をした子どもたちの、本当にあったお話。

ベイジル
－ねずみの国のシャーロック・ホームズ－

• イブ・タイタス／作
• ポール・ガルドン／絵
• 晴海(はるみ)　耕平(こうへい)／訳(やく)
• 童話館出版(どうわかんしゅっぱん)

ねずみ界のシャーロック・ホームズ、名たんていベイジルが「ふたごゆうかい事件(じけん)」にいどみます。恐怖(きょうふ)の三人組を相手に、残された時間は４８時間…。手がかりを見つけたベイジルは、素早(すばや)くへんそうして夜行列車に乗りこみました。

ソフィー・スコットの南極日記

• アリソン・レスター／作(さく)
• 斎藤(さいとう)　倫子(みちこ)／訳(やく)
• 小峰書店(こみねしょてん)

ソフィーのパパは、南極に人や荷物を運ぶ船の船長です。パパといっしょにその船に乗って、南極に１か月の旅行をすることになりました。大きな氷山(ひょうざん)やペンギンの群(む)れ、美しいオーロラを見たことなど、おどろきの毎日を手作りの日記で伝えます。

おいでフレック、ぼくのところに

• エヴァ・イボットソン／著(ちょ)
• 三辺(さんべ)　律子(りつこ)／訳(やく)
• 偕成社(かいせいしゃ)

犬がほしいと思っていたハル。でも、たん生日にプレゼントしてもらったフレックは、実(じつ)は週末だけ貸(か)してもらえる犬でした。
フレックと別れたくないハルは、レンタル会社にしのびこみ、とじこめられた犬たちといっしょににげ出し、おじいさんの家をめざします。