かつしかアイ・リブ通信 N0.33                 発行月日:令和4年9月25日 発行者:葛飾区立図書館ハンディキャップサービス委員会 お問合せ電話:葛飾区立中央図書館 03-3607-9201 音声ガイダンスですので、8番を押してください。 目次 1 はじめに…1頁 2 立石図書館からのお知らせ…2頁 3 中央図書館からのお知らせ…3頁 4 新作情報…4頁 5 かつしか点訳の会からのお知らせ…5頁 6 葛飾音訳ボランティアの会からのお知らせ…7頁 7 コラム33…8頁 8「かつしかアイ・リブ通信」について…9頁 1 はじめに  お彼岸が過ぎて、朝夕は過ごしやすい涼しさにつつまれ、外を歩くと、ふっとどこからともなく漂ってくる甘い香りがします。キンモクセイです。この香りがすると秋が来た事を感じさせてくれますね。そして秋といえば、食欲の秋。サンマにきのこ、栗に、ぶどう、美味しい食べ物が沢山あって味覚の楽しい季節の到来です。 また、読書にもぴったりの季節となりました。資料の予約やお問い合わせなどがございましたら、各図書館担当までご連絡ください。皆様のご利用をお待ちしております。 2 立石図書館からのお知らせ 立石図書館では、10月16日(日)午後2時から、バリアフリー映画会を行います。上映作品のタイトルは「わたしたち」です。監督はユン・ガウン、主演はチェ・スイン、ソル・へインです。 舞台は韓国、小学校に通う10歳の少女ソンは、いつもひとりぼっち。転校生ジアと出会い、友情を築いていきます。人生で初めて経験する友情、裏切り、嫉妬、すべての感情に葛藤していくソン。ジアとの関係を回復しようとしますが、些細なことからジアの秘密をばらしてしまうことに…。いじめやスクールカースト、家庭環境の格差など現代の社会問題を織り込みながら、他者との繋がりの中をどう生きていくのか、仲良し2人の成長の物語です。 バリアフリー映画会とは、通常の映像や音声の他に視覚や聴覚に障害のある方にも楽しんでいただけるよう、場面の変化を説明する副音声と日本語字幕がつけられた映画です。 映画会参加にあたりサポートなど必要な方は、事前に立石図書館バリアフリー映画会担当までご相談ください。 日時:10月16日(日)午後2時〜3時45分 (午後1時30分開場) 上映時間:94分 会場:立石図書館2階研修室 対象:小学校5年生以上の方(入場無料) 定員:先着40名(定員となり次第締め切り) 住所:葛飾区立石1−9−1  電話:3696−4451 ※新型コロナの感染状況により映画会が中止または延期になる場合があります。 3 中央図書館からのお知らせ (1)次の資料の点字版を所蔵しています。 ・「第4次葛飾区地域福祉活動計画概要版」 ・「令和4年度版 私たちの税金」 (2)『点字毎日』デイジー版を所蔵しております。 資料の貸出をご希望の方は、担当までご連絡ください。 4 新作情報 ★点字図書 かつしか点訳の会制作 ・『かつしかまちナビ』 シニアが創るミニコミ誌で葛飾情報が満載です。 第61号(令和4年3月発行) ★デイジー図書 葛飾音訳ボランティアの会制作 ・『かつしかまちナビ』 第59号(令和3年9月30日発行) (51分) ・『こちら葛飾区亀有公園前派出所 第42巻 人生は夢のごとく…の巻』秋本(あきもと)治(おさむ)著 (3時間25分) ・『かまえ!ぼくたち剣士会』 向井湘吾(むかいしょうご)著  (9時間10分) ・『女神−太宰治アイロニー傑作集−』 太宰治著(9時間21分) ・『外交』H.ニコルソン著(9時間17分) ・『ジェンナー奇跡を生きる少女―』 メアリ・E.ピアソン著(9時間49分) ・『第3回かつしか文学賞作品集』(13時間4分)  5 かつしか点訳の会からのお知らせ  酷暑もやっと一段落して、少しずつ過ごしやすい季節に移りつつある今日この頃です。しかし、依然としてコロナの流行は続いており、さらにこれからインフルエンザの脅威が加わると言われています。健康が何よりも第一です。ご自愛ください。  さて、当会はこれまで通りの活動を継続しています。6月には区内の図書館が所蔵している「朗読CDリスト」が完成し、依頼者にデータをお送りし、中央図書館には点字版を寄贈しました。源氏物語や平家物語、宮本武蔵などのシリーズや、藤沢周平、池波正太郎、山本周五郎など、名作や最近の話題の著作がたくさんあります。ぜひご利用ください。落語のCDリストの点訳依頼もあり、現在図書館がリストを作成中です。  そして、7月末に中央図書館で開催された、アイデアあふれる「なつやすみ点字教室」では、多くの親子の皆さんが来場し、点字に触れ、楽しそうに体験している様子を見学させていただきました。  また、10月に立石図書館で開催される予定の「バリアフリー映画会」のお知らせも点訳しました。  季刊誌「かつしかまちナビ」第61号も点訳し、中央図書館に寄贈しました。堀切ラッキー通り商店街のメロン育成や、葛飾区写真連盟、中川の風景と歴史などの記事が掲載されています。 点訳のご希望がありましたら、区立図書館の担当者へご連絡ください。 かつしか点訳の会 中里 隆二 6 葛飾音訳ボランティアの会からのお知らせ  皆さんこんにちは、葛飾音訳ボランティアの会の鶴岡です。  暑く長かった夏も終わり、朝夕はすっかり秋めいてまいりました。皆さまはお変わりなくお過ごしでしょうか。  まだまだ落ち着かない日々が続いておりますが、「食欲の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」がやってきました。感染予防に気を付けながら楽しく生活ができたらと考えています。  この季節、秋の夜長に読書はいかがでしょうか。私達が最近制作したデイジー図書です。 『女神』、『外交』、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』第42巻、『ジェンナ』、『かまえ!ぼくたち剣士会』、『第3回かつしか文学賞』、『かつしかまちナビ』第59号、以上7点は葛飾区立図書館にお問い合わせの上、ご利用ください。 また、『葛飾区前期実施計画』は区役所政策企画課へ、『第3次 葛飾区環境基本計画』は区役所環境課にお問い合わせください。  今年度も図書館と協力し、デイジー図書を制作中です。少しでも図書が増え、皆さんに楽しんでいただけたら嬉しいです。こんなデイジー図書を作ってほしい等、ご希望がありましたら、葛飾区立図書館にご連絡お願いします。対面朗読をご希望される方も図書館にお問い合わせください。  今後ともよろしくお願いいたします。 葛飾音訳ボランティアの会 鶴岡幸子   7 コラム33 夏から秋にかけて台風がやってきます。この「台風」という言葉は、英語のtyphoonに漢字をあてた、外国由来の言葉と言われています。(諸説あります。) それに対し、日本では昔、台風のことを「野分(のわき)」と呼びました。「野の草を分けるように吹く強い風」という意味です。びゅーびゅーと吹く暴風になぎ倒されていく草を表現して言います。 立春から数えて210日目と220日目は、野分を警戒する日として、暦にも記されています。 今年は少しずつですが、さまざまなお祭りも行われるようです。早く日常が戻るとよいですね。皆様も、引き続きお気をつけてお過ごしください。 8 「かつしかアイ・リブ通信」について この通信は、墨字版・点字版・デイジー版・ テキストデータ版があります。 @墨字版:点字に対して通常に印刷された文字で、22ポイントや28ポイント、白黒反転など ご希望に合わせてお送りいたします。 A点字版:指でさわって読めるようにした文字で作成したものをお送りいたします。 Bデイジー版:CD-ROMの形になっているデジタル録音図書です。プレクストークという専用の再生機を使うか、専用ソフトをパソコンにインストールすることで再生ができます。 Cテキストデータ版:何も装飾されていない、文字だけのデータです。図書館ホームページから「かつしかアイ・リブ通信」へ進んでいただくとダウンロードできます。パソコンで読み上げソフトを使うと音声で聞くことができます。 ご活用ください。