かつしかアイ・リブ通信 N0.41                発行月日:令和7年5月25日 発行者:葛飾区立図書館バリアフリーサービス担当 お問い合わせ電話:葛飾区立中央図書館 03-3607-9201 目次 1 はじめに…1頁 2 中央図書館からのお知らせ…2頁 3 新作情報…5頁 4 かつしか点訳の会からのお知らせ…6頁 5 葛飾音訳ボランティアの会からのお知らせ…8頁 6 コラム41…9頁 7「かつしかアイ・リブ通信」について…9頁 1 はじめに 今年も梅雨入りの時期になりました。春に生まれたツバメなどの野鳥の雛が巣立つ季節ですので、野鳥の鳴き声の変化が楽しめるかもしれませんね。 2 中央図書館からのお知らせ (1)中央図書館では、6月29日(日)午後2時から午後4時20分まで音声ガイドつき映画会を行います。 上映作品は、「天使のいる図書館」です。監督・ウエダアツシ、出演は、小芝(こしば)風花(ふうか)、横浜(よこはま)流星(りゅうせい)、ほかです。 美しい自然に恵まれた奈良県・葛城を舞台に、新人司書が図書館で出会う人との交流を通して、地域の歴史や文化に触れ成長していくさまを描く、心あたたまる物語です。 音声ガイドつき映画会とは、見ることの不自由な方にもご参加いただけるよう、場面の様子を副音声のガイドでご説明するものです。今回はナレーターの原ミユキさんをお迎えし、生のナレーションによる臨場感あふれる上映会をお楽しみいただきたいと思います。 映画会参加にあたりサポートなどが必要な方は、事前に中央図書館バリアフリーサービス担当までご相談ください。 日時:令和7年6月29日(日) 午後2時から午後4時20分まで (開場:午後1時30分) 会場:中央図書館 会議室1 対象:中学生以上の方(入場無料) 定員:80名(先着順) 住所:葛飾区金町6−2−1ヴィナシス金町ブライトコート3階 電話:03−3607−9201 (2)都立葛飾商業高校より、生徒さんが作成した点字つき絵本(2冊)をご寄贈いただきました。 ・『ぐりとぐらのおおそうじ』中川(なかがわ)李(り)枝子(えこ)/さく 山脇(やまわき)百合子(ゆりこ)/え ・『はじめてのおつかい』筒井(つつい)頼子(よりこ)/さく 林(はやし)明子(あきこ)/え (3)点字つき絵本を30タイトル製作しました。タイトルを一部紹介いたします。(点訳協力 かつしか点訳の会) ・『もりのおふとん』西村(にしむら)敏雄(としお)/さく ・『とどくかな』三浦(みうら)太郎(たろう)/[作] ・『ぞうくんのあめふりさんぽ』・『ぞうくんのおおかぜさんぽ』なかのひろたか/さく・え ・『とうふさんがね…』とよたかずひこ/さく・え ・『うさこちゃんとふがこちゃん』 ディック・ブルーナ/ぶんえ まつおかきょうこ/やく ・『ぽんぽんポコポコ』長谷川(はせがわ)義史(よしふみ)/作絵 (4)次の資料の点字版を所蔵しています。 ・『わたしの便利帳−2024〜2027年』全5巻 ・『鶏肉と卵の定番レシピ』上下巻 (5)次の資料の点字版・デイジー版を所蔵しています。 ・『東京防災』 ・『東京くらし防災』 ・『葛飾区立図書館の基本的な考え方【取組方針】』 デイジー図書・点字図書等の貸出をご希望の方は担当までご連絡ください。 3 新作情報 ★点字図書 かつしか点訳の会製作 ・『かつしか街あるき 点字版』第3号(令和6年12月発行) シニアが創るミニコミ誌で葛飾情報が満載です。 ・『枯れ葉剤とガーちゃん』 早乙女(さおとめ)勝元(かつもと)/[著] ・『戦争孤児のダーちゃん』 早乙女勝元/[著] ・『柴又帝釈天』 小西(こにし)正保(まさやす)/作 斉藤(さいとう)博之(ひろゆき)/絵 ★デイジー図書 葛飾音訳ボランティアの会製作 ・『くまのピエール』イブ・スパング・オルセン/作 菱木(ひしき)晃子(あきらこ)/訳  (1時間49分) ・『ゴールデン★キッズ 上・下』高橋(たかはし)陽一(よういち)/著  (上:1時間56分・下:2時間19分) ・『ゴールデン★キッズ 2上・2下』高橋陽一/著  (2上:2時間1分・2下:2時間) ・『かつしかまちナビーシニアが創るミニコミ誌−令和5年12月発行 第68号』 (1時間23分)    ・『こちら葛飾区亀有公園前派出所 第50巻 恋の沖えらぶの巻』秋本治(あきもとおさむ)著 (3時間50分) 4 かつしか点訳の会からのお知らせ  皆さん、お変わりありませんか? 桜の花の季節も過ぎ、新緑の季節を迎え、まもなく夏がやってきます。体調管理に留意しながら、日々を過ごしていきましょう。  さて、前号でお知らせしたとおり、中央図書館から製作依頼があった点字つき絵本も無事完成しました。さらに、「柴又帝釈天」の由来の本と、早乙女勝元氏が執筆した、べトナム戦争により孤児になったり、枯葉剤の散布で病気になった少女らの話の写真絵本の点訳依頼があり、納めました。  令和4年に中央図書館で講演された平松(ひらまつ)洋子(ようこ)氏が「週刊文春」で連載している食に関するエッセイ『この味』の点訳を続けています。また、日本経済新聞朝刊に連載されている『私の履歴書』についての新たなご依頼がありました。令和5年12月に掲載された 倍賞(ばいしょう)千恵子(ちえこ)氏の“履歴書”を中央図書館が所蔵している「日本経済新聞縮刷版」を利用し、点訳しました。さらに今年2月に掲載された漫画家の一条(いちじょう)ゆかり氏、3月に掲載された感染症の専門家としてコロナ対策に奔走された尾身(おみ)茂(しげる)氏の点訳も進めています。  私たち「かつしか点訳の会」は今年で28年目になりますが、毎週火曜日の午前中に柴又学び交流館で例会を開き、活動を続けています。  点訳をご希望の方はご遠慮なく区内図書館のバリアフリーサービス担当まで連絡してください。お待ちしています。  かつしか点訳の会 中里 隆二 5 葛飾音訳ボランティアの会からのお知らせ  4月に夏日を記録するなど、気温の変化が激しい今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。今年も猛暑になるという予報が出ています。お互い体に十分注意して過ごしましょう。 さて当会では、3月に中央図書館主催の「音訳ボランティア養成講座 ステップアップ編」(全5回)に参加させていただきました。講師は都立中央図書館の音訳者・木村光惠氏と成毛由紀子氏。 盛り沢山の内容で、とても充実した、そして楽しい講座でした。勉強したことを実際の活動にいかせるよう、これからも皆で努力していきたいと思います。  また、当会の新人の方たちも少しずつ活躍の場を広げていますので、今後ともよろしくお願いいたします。  音訳や対面朗読のご希望がありましたら、区内図書館のバリアフリーサービス担当までご連絡ください。 葛飾音訳ボランティアの会 石川喜美子    6 コラム41  「梅雨入り」と「入梅」は同じ日と思われる方も多いかもしれませんが、実はそうとは限らないのをご存知でしょうか。  梅雨入りは天気予報に基づく暫定的なものですが、入梅とは天球上の太陽の通り道(太陽黄経)が80度になったときと明確に決められている雑節のひとつで、今年は6月11日になります。梅酒を仕込む時期としても知られています。フレッシュな青梅を使った梅ジュースや脂ののった「入梅いわし」など、 季節を感じる食材を楽しめるといいですね。 7 「かつしかアイ・リブ通信」について この通信は、墨字版・点字版・デイジー版・テキストデータ版があります。 @墨字版:点字に対して通常に印刷された文字で、22ポイントや28ポイント、白黒反転など ご希望に合わせてお送りいたします。 A点字版:点訳し、点字で印刷したものをお送りいたします。 Bデイジー版:CD-ROMの形になっているデジタル録音図書です。デイジー図書再生機を使うか、専用ソフトをパソコンにインストールすることで再生ができます。 Cテキストデータ版:何も装飾されていない、文字だけのデータです。図書館ホームページから「かつしかアイ・リブ通信」へ進んでいただくとダウンロードできます。パソコンで読み上げソフトを使うと音声で聞くことができます。 ご活用ください。